イヌビエ
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イネ科

環境: 原野、空地、道端、溝辺、1年草、叢生。

根・茎: 根ひげ根、茎直立、茎扁平滑らか。

葉: 互生、葉下部長い鞘となる、葉線形巾0.4−1cm、上部の葉小舌なし、鋸歯細かい。

花: 夏、秋、8−10月、花緑色、茎先に円錘花序、枝穂を数個つける、枝穂には小分穂を一方に密生し、各穂には1個の花と不稔花をもつ、小穂長0.3−0.4cm、包頴1小形、包頴2と護頴は軟骨質光沢あり短い芒あり、芒(のぎ)緑色、あるいは紫、包頴毛あり、おしべ3、めしべ1。

果: 頴果長0.3cm。

参考: 犬稗、食用にならないヒエの意味、サルビエ、ノビエともいう。万葉集「打つ田には稗(ひえ:イヌビエ)は数多(あまた)にありといへど択(えら)えしわれそ夜をひとり寝る」(巻11−2476)。


全長: 70- 120 cm
葉長: 10- 30 cm
花径: .2- .4 cm



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