オギ
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イネ科

環境: 原野、水辺、湿地、多年草、大群落をなす。

根・茎: 根茎地下を横にはい、その端から茎直立、地下茎節あり、茎円柱形中空。

葉: 互生、葉長く硬い、葉下部長い鞘となり茎を包む、葉線形巾1−3cm先尖る、葉平行脈、葉縁ざらつく、葉下部毛あり。

花: 夏、秋、花黄渇色、茎先に花序、多くの細長い総状の穂状花序を直立・斜上、各枝穂の各節に小穂2個ずつつける、小穂皮針形形長0.6cm、小穂基部は毛絹白毛長1.5cm、包頴膜質毛白長い、護頴、内頴膜質で芒(のぎ)無し。

果:

参考: 荻、屋根を葺くのに用いた、古来和歌に詠まれ風聞草、寝覚草、目覚まし草、カゼヒキグサなど雅名多い、ススキに似るが根茎露出、花穂大きく密、のぎ無しなどで区別、季語秋。万葉集「芦辺なる荻の葉さやぎ秋風の吹き来るなへに雁鳴き渡る」(巻10−2139)。


全長: 100- 250 cm
葉長: 30- 120 cm
花径: .2- .5 cm



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