サンカクイ
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カヤツリグサ科

環境: 海に近い地域、原野、湿地、泥地、原野、多年草。

根・茎: 茎直立少数やや列生、茎緑色、茎3稜あり滑らか。

葉: 葉鞘状で茎基部を包む、葉身なし。

花: 夏、秋、花茶褐色、茎先に長短の小花序の枝数本を横・上方向に放射状に出し、先に小穂(卵形、卵長形、長1−1.5cm)を2−5個ほぼ横向きにつける(茎先に黄色い星が横向きについているように見える)、包葉1個直立3稜あり花序と同長(茎の延長に見える)、鱗片卵形尖り瓦状褐色中脈緑帯びる。

果: そう果卵広倒形偏球状褐淡色、果一方平面、他方凸面、3−6本の刺針状花被片あり、花柱2裂。

参考: 三角藺、台湾では茎で筵(むしろ)を作り大甲蓆という、タイコウイ、サギノシリサシともいう。古名「知草、シリクサ」。万葉集「湖(みなと)葦に交じれる草の知草(しりくさ:サンカクイ)の人みな知りぬわが下思(したおもい)」柿本人麻呂(巻11−2468)。


全長: 50- 90 cm
葉長: 0- 0 cm
花径: .1- .5 cm



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