カヤツリグサ科
環境: 池、溝、沼沢、水中、多年草。
根・茎: 地下茎の先に塊茎円形栗色径0.7−1.8cm、塊茎先嘴あり、塊茎鱗片栗殻色、塊茎肉白色、地下茎細長く柔らかい、茎束生、茎叢生、茎直立、茎円柱形中空細長い、茎横隔膜多い、茎緑色柔らかい、茎数本。
葉: 葉鞘状膜質筒状で茎基部を包む、鞘上部口縁斜めに尖る、葉身なし。
花: 秋、花緑褐淡色、茎先に1個ずつの小穂(線状円柱形、あるいは棒状長3cm位)を直立、鱗片楕円形先尖る、鱗片褐淡色瓦状多数並び宿存、おしべ2、花柱2−3裂。
果: 果卵倒形円形緑白淡色、果面小網紋あり滑らか、果6本の短い刺針状花被片あり、花柱2−3裂。
参考: 黒グアイ、クログワイ、クワイヅル、イゴ、ゴヤ、ギワ、スルリン、アブラスゲともいう、古名クワイ、えぐ。万葉集「君がため山田の沢に恵具(えぐ:クログアイ)採むと雪消(ゆきげ)の水に裳の裾ぬれぬ」(巻10−1839)。
全長: 40- 70 cm
葉長: 0- 0 cm
花径: .1- .5 cm
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