クサスギカズラ
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ユリ科

環境: 海岸、砂地、多年草。

根・茎: 根茎短く多肉根を出す、根紡錘状、茎下部木化、茎上部つる状。

葉: 互生、本来の葉りん片状膜質細かい、葉腋から針状緑色の葉状枝を出す、葉に見える(長さ1−2cm)、葉状枝は羽状複葉2回に見える(複葉)、1節から2−3葉束生、葉線形偏平、葉基部刺突起あり。

花: 夏、花黄白淡、花黄淡、葉腋から花柄を出し2−3個小花をつける、花被片6平開(花片6)、花片楕円線状、花片卵長形、おしべ6、子房壷形、柱頭3裂。

果: 液果、果球形、果径0.6−0.7cm、果小豆大、果白汚色、内部に黒い種子1個。

参考: 草杉蔓、キジカクシ属、アスパラガスの仲間、葉状枝が杉に似るのでこの名、テンモンドウともいう、根の皮を除いて蒸した生薬「天門冬(てんもんどう)」は鎮咳、利尿、強壮薬とし、砂糖漬けにする。


全長: 100- 200 cm
葉長: 1- 2 cm
花径: .5- .8 cm



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