ハマオモト
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ヒガンバナ科

環境: 暖地、関東以南、海岸、砂地、多年草、大形。

根・茎: 茎に見えるのは葉柄白色が巻き重なったもの、偽茎長50cm位、偽茎円柱形径5−10cm、夏花茎だす。

葉: 根生葉束生多い、偽茎の上部から多くの葉を出す、葉卵長細形、葉被針長形あるいは葉舌状、葉オモト(万年青)に似る、全縁。

花: 夏、花白、70cm位の花茎を直立し、先に10数個の花をつける、花香気あり、包葉へら形2、花被片6(花片6)巾0.4cm、花片下部筒状、おしべ6、おしべ上部紫色、子房下位緑淡色。

果: さく果球形、熟すと大きい種子(白色)を砂の上に落とす、種子は乾燥に強い。

参考: 浜万年青、ハマユウ(浜木綿)ともいう、季語夏。誕生花7・17、花言葉「どこか遠くへ、汚れがない」。浜木綿は宮崎県花。古名「ハマユフ」。万葉集「み熊野の浦の浜木綿百重(ももへ)なす心は思(も)へど直(ただ)に逢はぬかも」柿本人麻呂(巻4−496)。


全長: 40- 100 cm
葉長: 40- 70 cm
花径: 5- 10 cm



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