ヒオウギ
アヤメ科
環境: 山野、庭、観賞用、栽培、多年草。
根・茎: 根茎短く横にはう、茎ほぼ直立。
葉: 互生、葉茎下部に扇型に並ぶ、葉剣形広い、葉平行脈、全縁。
花: 夏、花黄赤、茎先でまばらに分枝、枝先に柄のある花を数個つける、花被6片平開(花片6)、花片内面に濃い紅暗点多い、花片楕円へら形先円い、花筒部短い、おしべ3、めしべ1、子房下位楕円形緑色。
果: さく果楕円形、中に種子球形黒光沢あり、果長2.5−3cm、種子を「ぬばたま」、「うばたま」という。
参考: カラスオウギ、射干ともいう、季語夏。園芸品にベニヒオウギ、キヒオウギ、ダルマヒオウギなど、誕生花8・15、花言葉「誠意」。万葉集「ぬばたま(ヒオウギ)の黒髪変わり白髪(しらけ)ても痛き恋には会う時ありけり」沙弥満誓(巻4−573)。
全長: 50- 100 cm
葉長: 20- 60 cm
花径: 5- 6 cm
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