スダジイ
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ブナ科

環境: 中部以西、暖地、自生、庭園、栽植、常緑樹。

根・茎: 幹根元から分枝、枝葉多い、樹皮黒灰色、樹皮縦に裂、雌雄同株。

葉: 互生、葉柄あり、葉革質、葉裏褐淡色鱗屑あり、葉卵形両先尖る、葉楕円形尖る、全縁、葉上部に鋸歯、葉縁やや波打つ。

花: 初夏、5−6月頃、花黄、花香気あり、新枝の葉腋に10cm位の穂状花序を立て、雄花を密生、下部の葉腋から雌花花序、花片5−6(がく5−6裂)、おしべ15位、花柱3。

果: 堅果卵形円垂状先尖る(どんぐり)、果総包(いが)に包まれる、果黒褐色、果長1−1.8cm、熟すと総包3裂して果を落とす、食用。

参考: 椎、材は建築・器具などに利用、樹皮は染料、椎茸栽培の原木、イタジイ、シイノキともいう、季語夏。万葉集「家にあれば笥(け)に盛る飯(いひ)を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」有間皇子(巻2−142)。

遊び方: 葉を草笛にする。葉を両手で持って下唇にあてて吹く。
 

全長: 400- 2000 cm
葉長: 4- 10 cm
花径: .3- .6 cm
 

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