クワ
前のページへ 次のページへ


クワ科

環境: 畑、栽培、落葉樹、雌雄異株、まれに同株。

根・茎: 幹直立分枝、樹皮淡褐色、雌雄異株、ときに雌雄同株。

葉: 互生、葉柄あり、托葉早く落ちる、葉裏毛微毛あり、葉卵形、葉ハート形に近い三角形、葉卵広形3中裂、鋸歯不揃い。

花: 春、4月頃、花黄淡、新枝基部に柄のある3cm位の穂状花序下垂、雌花花序短い、小花をつける、花片4(がく片)、花弁なし、雄花おしべ4、雌花めしべ1、花柱先2裂。

果: そう果楕円形(集合果)、果長0.5−1.5cm、小果穂状につく、果熟すと紫黒、甘い。

参考: 桑、自生するヤマグワは果実少なく葉柄紅色、葉を養蚕に利用、材は硬く工芸用、樹皮繊維は製紙用、四木の一つ、季語春。古名「くは」。万葉集「この夕(ゆうべ)柘(つみ:ノグワ)のさ枝の流れ来(こ)ば簗(やな)は打たずて取らずかもあらむ」(巻3−386)、「たらちねの母のその業(なり)の桑すらに願へば衣に著るとふものを」(巻7−1357)。


全長: 300- 1000 cm
葉長: 7- 20 cm
花径: .2- 1.5 cm



群馬大学 Botanical Gardenの写真へ

石川森林図鑑のイラストへ(樹木のみ対象)

写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。