ヤドリギ
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ヤドリギ科

環境: エノキの枝に寄生、小型常緑樹。

根・茎: 茎分枝2−3枝、茎緑、茎の節間5−10cm、雌雄異株。

葉: 対生、葉革質厚い、葉線形、葉へら形、全縁。

花: 早春、2月頃、花黄、葉腋に柄のない小花を開く、包葉杯形、がく厚い、花片4(がく4裂)おしべの「やく」は「がく」につく、やく多室、子房下位。

果: 果球形。熟すと果黄淡色、果半透明で粘汁あり、中に種子1個。

参考: 宿木、寄生木の意味、粘りのある果実が他の木の樹皮につくと、そこで発芽し新株となる。果ミカン色の種をアカミヤドリギという。 誕生花12・11、花言葉「困難に打ち勝つ」。古名「ホヨ、ホヤ」。万葉集「あしひきの山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)取りて挿頭(かざ)しつらくは千歳寿(ほ)ぐとぞ」大伴家持(巻18−4136)。


全長: 40- 60 cm
葉長: 3- 8 cm
花径: .5- 1.5 cm



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