ヤナギタデ
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タデ科

環境: 川辺、湿地、水辺、時に水中、1年草。

根・茎: 茎分枝、茎下部は横にはう、茎節あり。

葉: 互生、葉柄あり、葉卵長細形尖るヤナギに似る、小腺点密生、全縁、葉辛い、托葉鞘状毛あり、葉苦い。

花: 秋、花白、紅(赤)を帯びる、あるいは花桃色、枝先に穂状花序に花下垂、小花をまばらにつける、花片4−5(がく4−5深裂)紅、がく長0.3−0.3cm、花弁なし、おしべ6、子房楕円形、花柱2。

果: そう果、果卵状円形凸レンズ形(果球形レンズ形)、あるいは果3稜形、果宿存がくに包まれる。

参考: 食用、ホンタデ、マタデともいう、水中に生える種をカワタデ、その変種にムラサキタデ、ヒロハムラサキタデ、アイタデ、アザブタデ、イトタデなどあり。万葉集「わが屋戸の穂蓼(ほたで)古幹(ふるから)採み生(おほ)し実になるまでに君をし待たむ」(巻11−2759)。

遊び方:  赤飯。 ままごと遊びだが、小花を茎から取り集めて、赤飯とし小皿などに置く。
 

全長: 40- 60 cm
葉長: 10- 15 cm
花径: .2- .5 cm


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