オキナグサ
キンポウゲ科
環境: 山野、日当たり、多年草。
根・茎: 茎直立、茎毛白長い。
葉: 根生葉柄あり、根生葉羽状複葉(複葉)、小葉2−3深裂片線形あるいはくさび形先2−3歯状、茎先に包葉3−4片さらに羽状深裂片線状、鋸歯、葉毛白長い。
花: 春、花紫赤暗、包葉の間から1本の花柄を出し、先が傾いて花を1個横向きにつける、花片6(がく、花弁状)、がく片楕円長形外側毛白絹毛、おしべ多数黄色、めしべ多数、子房毛あり、花柱毛あり長い、花柱上部紫色。
果: そう果、果卵長形、多数集まり球形、花柱の変形した長い毛を尾状に風になびかせ、次第に飛ばされる。
参考: 翁草、果毛が白髪に見えるのでこの名、乾燥した根を生薬「白頭翁」といい、消炎、止血剤とする、ネコグサともいう。危急種(急減種)。誕生花4・9、花言葉「華麗、告げられた恋」。万葉集「芝付の美宇良(みうら)崎なる根都古草(ねつこくさ:おきなぐさ)逢ひ見ずあらば吾(あれ)恋ひめやも」(巻14−3508)。
全長: 20- 60 cm
葉長: 3- 14 cm
花径: 2- 4 cm
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