カブ
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アブラナ科

環境: 畑、栽培、2年草。

根・茎: 根白多肉質球形、茎直立、上部分枝。

葉: 根生葉束生大きい、根生葉柄長い、根生葉へら形、茎葉卵長倒形、葉基部耳状で茎を抱く、鋸歯不揃い、葉面毛剛毛わずか、托葉半円形あり。

花: 春、花黄、茎先に総状花序、柄のある花十字状を多くつける、花片4弁卵倒形長1cm、がく片4楕円長舟形長0.5cm、おしべのうち4長い、めしべ1。

果: 長角果斜上、果長6cm位、種子褐色。

参考: 蕪、カブラ、カブナともいう、根と葉食用、栽培品種多く、根紫紅色、根上部紫下部白色などあり、若苗をクキタチという、古名はククタチ。誕生花4・1、花言葉「アブラナ科、慈愛」。古名「蔓菁、あをな」。万葉集「食薦(すこも)敷き蔓菁(あおな)煮持ち来(こ)梁(うつばり)に行騰(むかばき)掛けて休むこの君」長意吉麻呂(巻16−3825)。「上毛野(かみつけの)佐野の九久多知(くくたち)折りはやし吾(あれ)は待たむえ今年来ずとも」(巻14−3406)。


全長: 60- 90 cm
葉長: 10- 60 cm
花径: 1.8- 2.5 cm



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