タネツケバナ
アブラナ科
環境: 田、溝、水辺、湿地、多年草。
根・茎: 茎直立、茎下部から分枝、茎紫暗色、茎緑色。
葉: 互生、羽状複葉(複葉)に見え全長2−8cm、葉柄あり、葉先丸い、(葉切れこみ深い)、小葉卵形あるいは葉円形、小葉長1−2cm、小葉全縁あるいは鋸歯波状あるいは切れこみ。
花: 春、4−5月頃、花白、茎先に総状花序、柄のある小花十字状を10−20個つける、がく片4紫暗色卵形、花片4弁卵倒形長0.3−0.4cm、おしべ6のうち4長い、めしべ1。
果: 長角果線形長2cm位直立、果さや状、種子の部分ややふくらむ、果熟すと2開裂、種子径0.01cmを飛ばす。
参考: 水辺の、花大きく、小葉やや大きく柔らかく無毛の種をミズタネツケバナ、乾燥地の毛深くやせた茎を直立する種をタチタネツケバナという。苗代を作る直前に咲くのでこの名。タガラシともいう。
全長: 20- 30 cm
葉長: 1- 8 cm
花径: .4- 1 cm
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