マメ科
環境: 山野、多年草。
根・茎: 茎つる性。
葉: 互生、葉柄長い、葉毛あり、複葉3、小葉柄あり、小葉卵形幅広い、葉裏白っぽい、全縁。
花: 秋、花赤紫、花紫紅(花赤紫)、葉腋に総状花序をなし花蝶形を10個以上つけ、下方より咲き登る、がく紫淡、おしべ10、下部癒着。
果: さや果、豆果平たい、果毛褐色粗い、果長5−10cm位、果巾1cm位。
参考: 根は肥大し、葛粉をとる、また生薬の葛根とする。秋の七草の一つ。アメリカ東部では約700万エーカー(3万平方キロ)を侵食し
有害植物とされているらしい。誕生花9・10、花言葉「治癒」。
万葉集「真葛原なびく秋風吹くごとに阿太の大野の萩の花散る」(巻10−2096)。
遊び方: むかで、UFO
ばったかご。 下記参照。
全長: 200- 1500 cm
葉長: 10- 30 cm
花径: 3- 6 cm
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遊び方:
1.むかで
@ 葉の柄の部分のみ、30−40本集める(なるべく長さを揃え、葉は捨てる)。
柄の基部は太くなっているので、この部分を牙や足にする。
A 2本の柄を、基部を上に揃えて縦に持ち、胴体とする。
B 別の柄を基部(足)を右に、胴体の上部の手前に
(水平に)あて、足の部分を
1cm位出して、左の柄の部分を胴体の後に折って巻き、(右)足の上部から手前に
出し、さらに下へ曲げる。 柄が3本縦に並ぶことになる。
C 次に別の柄を、胴体の左に足が1cm位出るように水平に置き、右足と同様に曲げる。
D これを、左右繰返し、足を順次下に作る。(右図参照)
E 最後は、2−3回柄を巻いて止める。
2.UFO @ 小さ目の葉をとる(柄は切取る)。
A 左手をグーの形にゆるく握り、下(小指側)から葉をなるべく水平にして入れる。
B 右手で、左手を下から、強く叩くと、風圧で葉が上に飛び出す。
3.ばったかご@ 葉の柄の部分のみ、20本位、なるべく長いものを長さを揃えて集める。
A 左手を掌を上に水平にし、親指以外の4本の指の間(3つ)に、3本の柄を1本ずつ、指の付け根で縦に通す。
その場合、3本の柄の基部が上で横に並ぶように、かつ、柄の中心部が指の間に挟まれるようにする。
B たてに並んだ3本の向う側のすぐ向うに、別の柄を基部を右に水平に置く。
その場合、柄は中心が手の中指にくるように、バランス良く置く。
C 水平の柄を動かさないようにして、たての3本の柄をそれぞれ、上から、水平柄を巻くように下方に折る。
3本の折口は、したがって、掌の上にある。
D 別の柄を、並んだ折口のすぐ向うに、水平に、基部を右にバランス良く置く。
水平の2本の柄が、手の上で指に直角に並ぶ形になる。
E 手前の水平柄の右側を3つ並んだ折口の右端の折口の右で、向う側の水平柄をまたぐように折り、小指と
薬指の間から垂直に下へ下ろす。折った柄は、既に折られた3本の柄と並行になる。
F 手前の水平柄の左側を左端の折口のすぐ左で折り、向うの水平柄の上を越して、指の下へ折る。
折った柄は、既に折られた3本の柄と並行になる。
G これ(E−G)を3ー5回繰り返すと、底部(手前側)3本、左右の横壁部4−6本ずつ、ふた部(向う側)2本の
隙間だらけのかごになる。
H 底部、横壁部の柄を先のほうで束ねて結び、ふた部2本の間に2つ折りにした別の柄を3ー4本、縦に追加して、
柄の先を束ねて結ぶ。
I 底部も同じように、2−3本柄を足して、真ん中で折り、底部の束と一緒に束ねても良い。(底部が密になるように)
目の粗い、三角形のかごが完成するので、捕まえた「ばった」などを入れる。(下図参照)