ヌルデ
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ウルシ科

環境: 山野、落葉樹、雌雄異株。

根・茎:

葉: 互生、葉柄あり、羽状複葉1回奇数葉(複葉)、葉全体20−60cm、葉毛あり、小葉卵形尖る3−6対、鋸歯、葉柄翼(緑)あり、紅葉する。

花: 夏、花白、枝先に円錐花序をなし、小花をつける、花毛あり、がく片5、花片5弁、雄花おしべ5、雌花めしべ1、おしべ5、花柱3、子房1。

果: 核果、果球形偏形、果紫赤または果緑白色、果毛密生、果熟すと白粉つく。

参考: 白膠木、葉に五倍子(フシ、虫えい)をつける、フシノキともいう、木の白汁を塗料にしたのでこの名。古名「カヅノキ、カズノキ」。万葉集「足柄(あしがり)の吾(わ)を可鶏(かけ)山のかづの木の吾をかづさねもかづさかずとも」(巻14−3432)。


全長: 200- 500 cm
葉長: 5- 12 cm
花径: .5- 1 cm



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