カキノキ科
環境: 栽培、落葉樹、雌雄同株。
根・茎: 幹直立して多く分枝、若枝毛細かい。
葉: 互生、葉柄短い、葉革質、葉裏毛あり、葉卵形、全縁。
花: 夏、6月頃、花黄緑淡、葉腋に短い柄のある花をつける、花冠4裂(花片4)、葉腋に雄花小さく数個つきおしべ16、雌花1個大きくめしべ1、退化したおしべ8。
果: 液果大きい、果球形、果径2−10cm、熟すと果黄赤色、食用。
参考: 富有柿、次郎柿など優良品種多い。材は器具、建材、自生する原種は果小さくヤマガキという。
遊び方: かみしも人形、十二単人形。 下記参照。
全長: 300- 1000 cm
葉長: 7- 17 cm
花径: 1- 2 cm
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遊び方:
1.かみしも人形(裃人形)を作る。
柿の葉(できれば柿紅葉)3枚と、はさみを用意する。
人形本体を作る。
@ 柿の葉を、主脈に直角に2つ折りにし、折れ線を上部に持って、左右から折り合わせる。
このとき、折った葉の左端が、右下に(主脈の右側に)来るように、また、
右端が、左下に来るように折る。(この場合の折れ線は、主脈上部から左右へ60度位下がる線)
A 上部は三角形になるので、一辺が1−1.5cm位の正三角形(人形の頭部)が上部に残るように、
上部左右から1cm位の切れ込みを入れる。(下図左図参照)
B 切れこみの下部をさらに、左部は右へ、右部は左へ、折り合わせる。(下図中図参照)
かみしも(裃、上着)を作る。
@ 別の1枚の葉を二つ折りにし、折れ線を上部に持って、真中を、人形の頭が通るくらいの大きさの
半円形(下に丸い)に切取る。
A この葉を、人形の頭からかぶせるように着せる。(下図右図参照)
はかま(袴)を作る。
@ もう1枚の葉を二つ折りにし、折れ線を下に持って、上部3分の1位を切取る。
A その形のまま、人形本体を下から包み、はかま部分の上部を、小枝などで留める。(下図右図参照)
2.十二単人形を作る。
@ 柿の葉(できれば柿紅葉)を6−7枚集め、2つ折りにする。
A 1枚の葉で上記の人形本体部を作る。
B 別の葉を折れ線を上部に持って、人形の後にあて、着物を着せるように、折り合わせる。
つまり、葉の左端が右下にくるように、右端が左下に来るように折る。
C 別の葉を、少し下にずらして、順次、上記を繰り返す。
D 5−6枚着せたら、下部を小枝や楊枝で留める。