エゴノキ
エゴノキ科
環境: 山野、落葉樹。
根・茎: 幹紫褐色、多く分枝。
葉: 互生、葉柄0.5−1cm、葉卵形、全縁あるいは鋸歯。
花: 初夏、5−6月頃、花白、小枝先に長い柄(2.5−4cm)のある総状の花穂を出し多くの花を下垂する、がく緑5裂、花5裂(花片5)、おしべ多数、やく黄。
果: 果卵状球形熟すと殻が裂けて褐色の種子1を出す、果長1.2cm、種子から油をとる、果皮にエゴサポニンを含み洗濯に用いた。
参考: 材は、建材、床柱、天井、細工物、杖などに使用、ロクロギ、チシャノキともいう。万葉集「気(いき)の緒に思へるわれを山ぢさ(エゴノキ)の花にか君が移ろひぬらむ」柿本人麻呂(巻7−1360)。
全長: 300- 600 cm
葉長: 5- 8 cm
花径: 1.5- 2 cm
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