クリアテール
H12. 2.17
H14.12.1改訂
マイナー前のテールランプを、現行車のクリアテール風にすることに挑戦。アイディアは、DSCC関西メンバー益田氏が考案・実施。HPや話を聞きながら実行しました。施行前は、デジカメで写真を撮りながら・・・と思っていましたが、とてもそこまで考える余裕がなく、装着してから後悔しました後のまつり。でも、わかりやすく解説したいと思います。
まずは、準備したものです
家にあった物
ドライヤー、カッター(大小あれば◎)、ペンチ、ドライバー、ヤスリ、接着剤、マスキングテープ購入物
アクリル板:同じ模様でもOKだが、2種類を使用。サイズは295×450×3ミリ。アクリルサンデー社製。1枚で4カット可能。bW13のダイヤ(大根卸器模様)とbW14のルミネ(よこしま模様)。ホームセンターでは、無地しかない為、客注してもらう。2枚で、2,488円。アクリル板カット用カッター:必需品 360円。
スミスカッター。テールランプアッセンブリーをくりぬくのに使用。ハンダごての先がカッターに交換できる。 2〜3,000円。
ランプペン、レッド&オレンジ:クリアバルブを塗装用(2100円)、又は着色バルブ
ホットガン:切り取ったアセンブリーを張り合わせるのに使用。アッセンブリー内の反射板が白なので、必ず白い色を用意すること。他の色では、外から透けて見えてしまいます。
セメダインのエポキシパテ プラモ用:硬化後灰白色になるもの 560円。カットしたアクリル板を固定するのに使用。接着剤で固定できれば必要ないが、少しカーブがあるのでこちらのほうが便利。
Holts すき間ふさぎ用 粘着ゴムテープ:630円。アッセンブリーを車体と固定するのに必要。ブチルゴムといわれている。ディーラーでもこれを使っている。
その他:補修用のホワイト、
※(セメンダイン8060 シリコンシーラントのホワイト:380円。注入用コークガン: 298円。・・・・以前はこれでしたが、メンテするにはホットガンの方が良いと思います)
以上のほか必要なものは、相当の覚悟と忍耐です。途中で止めるわけには行きません。とにかく行き着かなければなりませんので、がんばってください。また、汚れても良い服装でとりかかってください。
【手 順】
○トランク内の内装を取り外します。センターと両サイドの3枚を外します。
○アッセンブリー周りの車体にマスキングをしておきます。こうしておかないと、アッセンブリーを外す際に塗装が剥がれてしまう可能性があるためです。バルブは外し、レッド・オレンジに塗っておくこと。
○アッセンブリーはサイド1ヶ所×2、センター2ヶ所の計4ヶ所ナットでとめてあります。外した後、ドライヤーで接着面を温めます。十分に温めた後、ボルトを裏から押してゆっくりと外します。はずしたら、古いコーティングを除去します。できれば完全に除去しておきましょう。後々で汚れませんよ。
○赤とオレンジの反射板には、簡単に行き着きません。カットして外さねばなりません。最初、この時点で固まってしまいました。ここから、正念場がはじまります。センター下部(?上部やったかな)のボルト1本をアッセンブリーに残し、その周りをスミスカッターでくりぬきます。できるだけ大きくくりぬいたほうが、後作業が楽です。このあたりの作業が心理的に一番たいへんです。思わず、失敗したかな!、と思ってしまいますが、大丈夫です。続ければ、なんとかなります。私がそうでした。バコッと外せたら赤とオレンジの反射板をはずし、その形にアクリル板をカットし、ドライヤー(電気ストーブの方が早いかも?)でカーブをつけ接着します。このときに、エキシポパテが役にたちました。
○接着終了したら、アッセンブリーと外した部分を合わせて元通りにすればよいのですが、反射用に白い塗装が施されてます。黒プラスチックに塗装されてますので、タッチペンで黒い部分をペイントしてください。アクリル板を通して黒く見えてしまいます。私は買いに行く時間が惜しかったので、家にあったシルバーでスプレーしました。バコッと元通り?にはめると、2〜5ミリ程の隙間が開きます。かなり開いている部分には厚めのアルミ箔乗せてからホットガンでふさぎました(オリジナルの場合は、白いものを用意しとけばOK)。コーティングしておかないと、外から丸見えなのと、水か入って曇ってしまうからです。やり直しは、大変ですよ。(そういう私も、今となれば不安です)
○車体に粘着ゴムを貼付け、ドライヤーで温め、柔らかくなったらアッセンブリーをゆっくりと押さえながらナットで固定します。水が入らないように隙間が行かないように張り合わせてください。ボディと高差がつく場合は、トランク内からドライヤーで温め、外から押しながら差を少なくしていけばOKです。
以上で、作業終了です。手、作業衣、工具、アッセンブリーは、外した時のコーティング材であちこち黒くなってました。ブレーキクリーナーで拭き取りましょう。
前述しましたが、投げ出したらそこで終わってしまい、アッセンブリーはただの廃品になってしまいますので、最後まであきらめずにやり遂げてください。なせば成る。では、ご健闘をお祈りいたします。
◎やり直しましたのでカット写真を記載しますね。ご参考に!
こんな感じです。
通 常 | スモール点灯 | ストップランプ | 方向指示 |