1998年1月、大雪の中バイクに乗る。そして初こけ

 その日は朝は晴れていた。よっていつものごとくバイクで学校へ行った。
 しかし午後20時、帰る時、外に出てみると雪が一面につもっているではない
かっ!!
 でも、学校の前の道には車が何事も無いように走っていた。
 「これなら帰れる。」と思ってバイクに乗った。学校の駐輪場は雪が一面にあ
り、ここから道路に出すまでがもう大変な作業であった。30分くらいかかった。
 やっとの思いで道路に出ると、そこは車のわだち以外は一面に雪が積もってい
るのであった。
 とりあえず、わだちに沿ってバイクを徐行させるが、まるで教習所の一本橋の
ようであった。しかも、下はタイヤで踏み固められた雪で、一本橋よりもタチが
悪い。
 バス通りの不二家のところの交差点にさしかかったとき、左折しようとしたが、
ほんの少しわだちからはみ出てしまい、そのまま、ずしゃぁぁーーーーー!!!
とこけてしまった!!!普通なら、ボテッとこけるだけであるはずが、下が雪で
あり、そのまま滑って行ったのである。
 やっとの思いでバイクを立てて、もう学校に置いて帰ろうと考えた。しかし、
学校の中に入れるには戻らねばならないし、戻っても入り口のちょっとした段差
を雪のためにスリップして上ることができないのである。
 仕方ないので前進あるのみ。家まで約2km、延々と雪上一本橋であった。
 結局、学校を出てから家まで1時間半。歩いて帰ればもっと早く着いたのに。
しかも、バイクに乗って初めてこけてしまった。ショックである。
 しかし、バイクに傷一つ無いのがせめてもの救いである。(雪のおかげかもし
れない)
 ★教訓★チェーンは巻くべきである。路上状態が非常に悪い時は無理にバイク
に乗らない方が良い。



1998年8月、すっかり忘れてたーーー!!!保険切れる  8月のあの日、いつものようにバイクを転がしていた。最近、なんか忘れてる 気がしてしょうがない。そんな事を心に気を留めながらいたんだけれど、あっ! と突然思い出した。そうだ、ポケベルを解約するんだった。そう、愛しのポケベ ルちんは、大学院を卒業してからは、実家に帰った事もあって友や知人(友と知 人は違うのだよ。)と離れてからはほとんど鳴らない。月に千ちょいの支払いだ けどポケベルが鳴らないのなら支払うのは惜しい!!というわけで、早く解約し ようと思っていたのであった。しかし、それをついつい忘れてしまっていたのっ だ。  というわけで、一件落着であった。が、それは、本来、バイクの保険の更新の 通知が来ていた事を隠すためのオトリであったのだ。おのれ、ポケベル解約の一 件め。私の記憶をごまかすとは。おかげ様でしっかりと保険料支払を忘れました。  気づいた時は、支払期日前日夜。なぜだがこういうぎりぎりの時に不意に思い 出すのである。今更間に合わないのであるが、お世話になってるバイク屋さんに 速電話をかけました。  バイク屋のおじさん曰く、 「ああ、保険やったら払っといたで。いつでもいいしお金持って来てな。」  おおっ!!!!!感謝感激!!!!!  持つべきは、心やさしく頼りになるバイク屋さんですね。  やっぱり、アフターサービス満点!!そういうお店でバイクを買った後も面倒 見てもらいたいですね。  そして後日、しっかりお金を払いに行きました。
1998年11月、極寒!!43時間亀岡八王子の旅  11月の末、大学の先生のとこに遊びに行きました。亀岡から八王子まで片道 500km。12時間でした。  しかし、この時期とても寒い!!!出発したのが夜の11時をまわったところ。 最初の1時間は元気よく快調だったのに、やはり11月末の深夜というのは空気 が冷たい。時速100kmを超えると冷たい風が痛く感じます。しかも、関ヶ原 付近では大雨であった。テレビも新聞も、天気予報で雨なんて一言も言ってなか ったのに・・・しかし、関ヶ原を抜けるとうそのように雨が上がり、夜空の星が 拝めました。  寒さに震えて温かい缶コーヒーをすすりながら見る夜空というものは、いとを かし。まさに寒さと疲労と飢えと睡魔を振り払い、生きていることを実感できる 瞬間です。一瞬の極楽。そして、缶コーヒーを飲み干すと、また走り出す。走る 風の中では温まった体も一瞬にして冷え切ります。  午前6時ぐらいかな、富士山の近くを通りかかった時に夜が明け出して、空が 紫色に光り出して富士山がとてもきれいに見えました。それを横目に見ながら走 り、最後の山場である箱根の山を越えて無事八王子に。  八王子では研究室のみなさんとお昼を過ごして、夜は飲み会。夜もふけると少 し仮眠をとって、早朝には再び亀岡に向けて走りました。八王子から亀岡まで、 13時間。やはり朝は箱根を抜けるまでが大渋滞。京都に入ると夕方でこれまた 大渋滞。これにはまってしまったので、まぁ仕方ないでしょう。都市圏を通過す る時は渋滞の時間帯を避けて走らなければならないけれど、急ぎの往復旅ではこ の辺を考えて走るのはちょっと無理でしょう。

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