古代文字による
字 手 紙

       №5
  〔稲・祭・飲・滝・雷・回〕

          

 もとの字は稻、舀は臼の中の物を爪(指先)で取り出す形で、金文には 臼の中の物がこぼれている形がある。禾はいねの形で「いね」の意味に用いる。
「滔」は臼の中のものがあふれてこぼれるように 水があふれる、はびこることをいう。
      


手の形(又)と祭壇の形(示)に 月(肉づき)を組み合わせ 祭壇に手で犠牲(いけにえ)の肉を供えて祭ることをいう。「まつる、まつり」の意味となる。
    飲   
蓋をした酒樽(酉)「酓」に人が口を開いて飲む形「欠」を組み合わせた字が元の字で 後に食ヘン(食器の形)に変わった。
   (瀧)   

水が激しく流れる様子。形声文字。
      

 もとの字は「靁」のちに省略して雷となる、畾(らい)の音を残している。稲妻が放射する形で 象形文字。
     
 淵などでぐるぐる回る水の形、象形文字
 「まわる、まわす、めぐる」の意味になる。水が回りながら流れることを「洄(かい)」という。

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