アップウィズピープル・ショー鑑賞記




2000年10月・・・・アップが街にやってきた。
一昨年はなにも知らない状態での、観劇鑑賞。
去年は自分自身がステージへ。
そして今年、アップの卒業生としてショーを観ることになった。


10月24日、17時30分退社の合図とともにダッシュ!
ミナモリの駅でタイミング良く地下鉄が来て。
テンノージでも、快速がうまいこと来た。
これ以上ないすばらしい出だしである。


空調の悪い快速に揺られること30数分。
汗だくになりつつも、ようやくナラ駅到着。
ここから、会場のナラ100年会館まで5分。


18時45分頃、なんとか到着。すばらしい早さで着いたぞ。
入り口で、スタッフのY美と出会い一言、「はじまってんで〜。はよ〜!!」
大阪勤めの人間は間に合わんっ!!


なんやこの、平日18時30分開始って。
働いてるリーマンは見に来るなってことか?
さらに、なんでこんな満席やねん!!
俺らの時は、休日やったけどがらがらに席あいてたぞ!!


これもまぁ、運命というものであろうか・・・・



さて、3階までえっちらえっちら登っていって、ようやく観劇鑑賞の開始。
このショーを観る数週間前、別キャスト(E)のショーを観ていたので、こう新しいものに対する期待感は無かった。
もともと去年、プレのショーをビデオで観たというのもあったのだが。


さらに、高いところから観ているので、どっちかというとかなり偉そうな感じで観ていた。
人間、高いところから観てはいけないということが、身にしみてわかったぞ。
実際、キャストEのショーと比べていたところもあったけど。


まずショックだったのは、英語でのショーだったこと!!
去年・一昨年は日本語でのショーだったし、ドイツで観たときもドイツ語だったのに、何故日本語で演らんのだ?
パンフレットに訳や概要が書いてあったが、そんなもん、ショー開始前に覚えられないし、第一薄暗いところでショーと一緒にパンフなぞみんわいっ!


英語でよくわからなかったという感想が、多々あった。
しょーがないよ。こりゃ。


英語かその国の言葉かは、それを受け取る人によって異なるのでいいのか悪いのかわかんないけど。
個人的見解を述べると、私はその国の言葉でやる方が好きだ。


英語の方が本場だからと言う人もるけど、俺的には本場ブロードウェイミュージカルならともかく所詮素人の集団で、ダンスや歌のレベル云々言うショーじゃないと思うし。
どっちかというと、色んな国の人間が集まって一生懸命演じているというスタイルの方が私は好きだ。


一昨年始めてみたとき、色んな国の人が日本語でがんばっている。
そのことの方が、すばらしい感激を覚えた。
まさに、文化や言葉の壁を越えて、といった感じだろうか?


だから私は、ショーの中身よりは、そういうひたむきさみたいなのの方が好きだ。



肝心の中身は、明るいノリでいい感じだ。
なによりも、自分で演じるなら、去年の自分達のショーよりも、このコモンビートの方がすっごく楽しそう。
Roads(去年のショー)は、目立つ人とそうでない人がくっきりと別れていて、舞台裏ではかなり以下略(^-^;
コモンビートは比較的全員が楽しく演じられそうで、うらやましかった。


構成としては、出だしは完璧。
なかなかいい感じで入っていける。
が、若干途中で中だるみを感じてしまう・・・・なんで?


華やかな終わりだけど、ちょっとあっけないかも(^-^;
あと、あの日本向けのけったいな歌と踊りはやめてくれ(爆)
誰が考えたのか知らんけど、俺笑いが止まらなかった。



他からは、途中の中休み時間に受け入れた子達が、ステージやステージ裏からでてこないことに不満を持ってる方も多かったみたい。
Roadsの時は、その時間なんかにホストファミリーとふれあう機会があったから。



さて、来年もまた同じショーだろうけど、見に行くべきか見に行かざるべきか(笑)
ホームステイ受け入れたら、行くんやろうけどな〜。



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