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 横本メイ さん ギャラリー 4 


画像提供:S400さん



長い髪のマドンナ(3'42")

阿久 悠 作詞
筒美京平 作曲・船山基紀 編曲


あなたは私を抱いた
こんな言葉をいった
君はいつでもぼくの
長い髪のマドンナだった
こんなうれしい言葉が
さよならと同じなんて
すべてを想い出にして
あなたは遠くへ行ったのだから
鏡に向かって想う
少ししゃがれた声を
君を愛してぼくは
とてもとてもしあわせだった


今でもあなたの言葉
胸にのこっているわ
君はいつでもぼくの
長い髪のマドンナだった
*風がさびしく吹く頃
 忘れて生きたくなって
 ゆらゆらゆれてる髪を
 私は切ろうと思っているの
 さよなら恋したあなた
 そしてあなたの言葉
 君を愛してぼくは
 とてもとてもしあわせだった




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<編集・発行者からの御礼>
この3枚の写真は、横本メイさんのシングルレコードのジャケットですが、 私、「あなたチャンスよ!」という曲は全く知りませんでした(^_^ )。 でも、何と言うか....この頃になると最早 “お荷物タレント” って感じですね(寂)。
致命的なのはどのジャケットも “全く髪が写っていない事” 。 これじゃあ売れないよなぁ....って、横本メイさんっていったい、何のタレント???(笑)
LPでも出てれば、髪がよく写ったジャケット写真が拝めたかも知れませんけどネ。 そこまでの売れっ子じゃあなかった。
ところで、第2弾シングル「グッバイ物語」のB面曲の「長い髪のマドンナ」の歌詞を 上に載せましたけど....何と言うか....この時に既に早くも 横本メイさんの終焉が見えているようですね。 ♪ゆらゆらゆれてる髪を〜〜私は切ろうと思っているの♪....この一節が。
少なくともこの曲をレコーディングしたと思われる1976年の7月頃は 横本メイさんの髪はまだ1メートル近い長さだったと思うのに、 その彼女の最大のアイデンティティである長〜〜〜い髪を切るという一節を 歌詞に盛り込むという所が。何となくこの歌詞に感化されて彼女はこの後 徐々にされど(我々にとっては)急速に髪を短くしていったようにすら 思えるので....。 日本の歌謡史に残る稀代のヒットメーカー阿久悠氏にしては愚かな歌詞だと 言わざるをえないですな....私に言わせると。