2010.12.25−26

土曜日
午後の遅い時間に出発
日も暮れて、この日は薪ストーブに火を入れて暖まるだけ
日曜日 
福岡のリサイクルショップで買ってきたゴリラカートを組み立てます。
やはり図体がデカくて段畑に挟まれた斜面の道を登るのは厳しそう
それにブレーキ装置がないので斜面で止めておくことができない 
アメリカンスタイルは真っ平らな広いグラウンドしか想定していないようですが、引き手に連動した小回りはよく利きます。

野菜の収穫 
白菜は最初に種を蒔いた分と40円で買った苗の分だけが玉になり、それもまだ小ぶり
例年何とかしなければと思うけれど、やはり出遅れが一番の要因 でしょう
キャベツは苗から育てたものだけれど、これもやはり小ぶりの玉

近南姉妹が果樹エリアの整理・清掃をしています。
大きな栗の木 枯れて倒れた幹は二人で切り片付けたけれど、倒れそうな幹を切ってほしい、
と頼まれたのでSTIHLのチェンソーを提げて出動 
切った幹は大きな孔だらけでいろんな幼虫あげくは甲虫の成虫まででてきます。
別の栗の木も主幹のあちこちに丸窓が明き虫たちの集合住宅になっている様子
これも切り倒すと断面は更に孔だらけ 

若鶏の丸ごと蒸し焼きをする予定だったので枯れ枝落葉焚きの火を利用させてもらいます。
ダッチオーブンに鶏と野菜とローズマリーを入れ焚き火に乗せておく
栗の木は玉切りしながらカートで引き取ってこの冬の燃料
細枝なのでじっくり焼かなければとほっておいたのが、もうそろそろかな、と蓋を開けると
キツネ色のはずが黒こげ寸前、油断していました
仕上がりを見たいと期待していた近南姉妹に見せられるものではなかった
冷たい雨が降り出し、工房の整理を少しして終了










2010.12.11−12

土曜日 トラックの冬対策 里山でスタッドレスタイヤに履き替えます
4本を順番に替えますがタイヤは結構重たい 手間ですがその効果は昨年舞鶴の冬で確認済み
この冬は雪名所の関が原で役に立ってくれるはず(なぜ関が原なのかはいずれ)

それが済むとトラック転換用地の竹の根伐去作業、これは先週の続き、
根は表面から20センチほどのところ ネット状に輻輳しているのでエイヤと適当にバールを地面に打ち込み、
てこの原理で上にねじ上げそしてぶち切り、これを繰り返していると体は温まり、順に上着を脱いでいきます。
寒い冬でなければできない作業
ある程度根がバラけるとようやくスコップが入り、残った根と土を掘り出せますが、必要な広さにはまだまだ

日曜日 白菜を収穫
60日白菜 種を蒔いたのは9月17日、もう名前からの約束の日をだいぶ過ぎていますが、
今のところ野ネズミに芯を食べられることなく、モグラに枯らされることもなく、
いくつかは収穫できるほどの大きさの玉になりました 
予想していたことですが、こんな様子になれば肥料のやりすぎでたくさんの苗を枯らしてしまったのがいよいよ悔やまれます。

小松菜と水菜は防虫ネットの効果でほとんど虫食いはなし これからは早期の防虫ネットを心がけるべし
収穫は他に ほうれんそう ニンジン ダイコン ブロッコリー キャベツ
段畑最上段 枯れたままほったらかしていたピーマンを抜き有機石灰を撒いてスコップで荒起こし

石窯つくりの作業は粘土塗りがまだ途中ですが再開のためには材料の追加準備が必要 
粘土をふるいにかけて土嚢袋に詰め、ストック4袋が出来たところで日没作業終了


2010.12.4−5

土曜日
収納の棚付けから 
先週買った金具を付けて横梁を取り付け、
棚板は細長くて使い道のなかった構造用合板を利用、格安材と不要材で棚の仕上がり

オブジェというのか、木組みのタワー修復作業
4つのオブジェは、今は改装しておしゃれなインディアンカフェレストランになっていますが、
以前もしゃれたガーデニングとインテリア雑貨のお店 サラ・花村 の閉店処分で手に入れたもの
はアンティークな乳母車も手に入れて、これはいま自宅で蘭を乗せています。
もとは売り物でなく長く屋外を飾ったオブジェだったので足元が傷んでいます。
その部分を取り替えてタンネングリーンの木材防腐塗料(キシラデコール)を塗り再生させます。
画像があれば一目瞭然、 ですが据えつける時までのお楽しみ、ということで
でも据えつけるにはまだ下の台を作らなければ・・・

日曜日
つるバラタワー 
前回はとりあえず鉄筋で組んだけれども、バラの蔓はいよいよ太くなり伸び放題
先週立てた細径単管の四角錘形支柱に4本の横桟をクランプで付けて完成させます。

トラックの方向転換地確保
先週つかまりかけた転換地、里道が直角に曲がったところでUターンするのですが、
フェンスの中の部分を掘り下げてトラックのお尻を突っ込んで楽に曲がれるようにするのと、
茶畑の作業に軽トラが入った時邪魔にならないように駐車できる広さもほしい
とりあえず掘れるものなのか





2010.11.27−28

廃資材引取りは3回目 今回単身里山
到着後先週補修した場所の具合と全体の道路状況を確認してから登攀輸送のスタート

万厘の長城、鉄筋フェンスの外側に沿った道はいつもイノシシがミミズを探して
溝状に掘り返した跡があり大穴をあけている可能性もあります。
今回も問題なく仮置き地に到着 載せたまま先に方向転換しておこうかな とも一瞬考えたのですが、
前2回はうまく行ったし今回は積荷が多くてかなり重そう ということでそのまま鉄筋フェンス越しに放り込むと畑には木材の山ができました。

さて帰還のために方向転換 うまく行った前回と違うのは間に雨が降っていたこと
すぐわかるような程度ではなく滑り始めてから気がついたことですが・・・
切り返しの途中、茶畑に直面した状態で後輪が空転して動かなくなりました。

思案しても仕方がない 下ろした荷を積みなおして荷台を重くするしかない
でももうフェンスの向こう いや大丈夫 1回目の足場板がこちらがわにありました
お尻の位置にアオリの高さまで積み上げてTry、だめ空回り、さらにもう1列積み上げて、
後輪の前後には足場板を敷き詰める
動いてくれ! これでだめなら途方にくれるところでした
願いが通じてハンドルを切ったまま前に動き、体勢を整えて小刻みの前後進で窮地を脱出
ここで足場板を下ろしてしまうと途中が心配です。だってもうその近くにはオモシがない
で、また積んで戻ることになりました

日曜日 中断している里小屋収納の棚付け準備 
手前側の棚受け梁材はイケアの格安アウトレットで見つけた半端部品
車の時は帰宅途中に立ち寄るのですが最近はアウトレットコーナーを覗くだけ
メインのディスプレーエリアは美術館みたいに周遊コースになっていて入ると抜けられないのです
長くしっかりしたL形材は1本200円、ですがこんなことにしか使えないし、また使う人もいないでしょう
スライドソー、バンドソーを使い切断、仕口加工して、 壁側の棚板受けも取り付けて
後は金具を調達しないと進まないので中断

昨日畑に放り込んだ角材を痛み具合で資材と薪材に分けて井桁に組みます
暗くなる前に指示されている野菜の収穫 ダイコン、カブ、ブロッコリー、小松菜、ミズナ、ホウレンソウ、菊菜
これらはしっかり水洗いして違う袋に分けて、と付帯注意も受けている

一人の帰りは”お気に入り”コースになったカインズホーム経由
金具とねじ、細径単管用クランプ、チェーンブロック(1ton用)、ソーラーLEDガーデンライト10本購入 
ライトは南姉妹からの依頼、そこそこ明るくて1本にっきゅぱの優れもの 
寂しくなった南家の庭を明るくしてくれるでしょう





2010.11.19−21

金曜日は里山日帰り単身赴任 トラックには昨日会社で積んでもらった二回目の廃材
先週と同じく不安が残る行程は先に歩いて現状チェック 今日は一人なので特に慎重に
といっても、万一トラぶったとき二人でもほとんど変わりはないのですが・・
ため池の前のくぼみ2ヶ所が気になるので大石小石と砕石を荷台のフネに積み込んでいざスタート

池の前では道普請(補修)をして無事通過 積荷を敷地内に放り込んでからの方向転換が問題
軽トラだと簡単に転換出来るスペースがあるのですが・・ 心配なのは無理をしてどうにも動きが取れなくなること
敷地内を掘り下げて転換地兼駐車用地をつくらねば!。 また課題が増えました。
小刻みの前後進でなんとか向きが替わり無事ベースに帰還

転換前に支柱材引上げ作業検討のため仮置地にバックで戻ったのですが、
ぎりぎりの道幅で、バックでは方向調整ができない後輪が挟まれば動かなくなることがわかりました。

物置にしている元厠ハウスのビニールハウス、外側からビニールをカバーしているブルーシートがくたびれているのでもう取り替えなければ・・・
中にはペンキ類と稲わら、麦わら、薪におが屑、それから自転車
ブルーシートは薄手と中厚手があり値段が全然違います。薄手は太陽に曝されていると数年で雨を通すようになり、
風で振り続けられると破れて、そのボリュームからゴミで処分するのも難儀なこと。
紫外線に強くさらに丈夫なUVシートというのもあるけれどさらに値が高い。
今回はせめて中厚手にしようと心に決めて売り場の前に立つのですが、値札を較べるとやはり・・ ま いいか
沁みこんだ とりあえず の小市民根性がいつも勝利

この日の仕事はあと野ざらしの杉柱材2本を屋根がある置場に収納
日没が早くなりました。それでなくても南西側の山と稜線の樹に遮られ午後2時過ぎにはお日様は隠れます
帰りには第三のHC カインズホームに立ち寄り 目的は単管 他では48.6φしか置いていない単管がここでは
さらに細い径が2種類もあって これまでも細くて軽いのがあればそちらを選択したのに、と利用シーンを思い浮かべます。
ちなみに先日は中間の径を購入 
今回の使用目的はつるバラの誘引タワー 先日鉄筋4本で2.5mの四角錘形を作ったのですが
つるバラはどんどん伸びて今回は高さ4m 単管は最小径 
他に透明ビニールシート 薄手ブルーシート 細径単管クランプ
  
土曜日
使わない平日は少しましですが、先週の里山作業から手首の痛みが続いています。
ひびでも入っていると大変なので近所の総合病院で見てもらいました。
レントゲンでは異常なし ということで腱鞘炎の診断結果、 消炎のシップを2種類と処方されて治療は特になし
利き腕ではないけれど力仕事の作業に支障がでるのは こちらも痛い
片腕だけではうまくいかないことがたくさんあることにいまさらながら気がつきます。
この日は廃木材整理が主目的の薪つくり 
今回の廃材の資材にならない木 杜で切り置いていた立ち木をテーブルソーでストーブに入る長さに切断して薪小屋に積みます。
テーブルソーは外に運び出して使うので段取りが大変、なのでまとめてやらないと
ビニールハウスの棚板になりそうなものを所定の長さにして準備しておくこともいっしょに

日曜日
金曜日上の畑に放り込んだ資材(廃材)の整理
廃材 といっても薪にするにはもったいない、サイズが揃ってしっかりした材質の角材、利用方法を考えながら井桁に組み上げます。
日が当たる場所で、重ならなければすぐには腐らない

ビニールハウスの整理
ビニールハウスは中のものを表に出せば今となっては要らないもの、もう使えないものなどが出てきます。
昨日作った中棚を奥のほうで横桟に架け、軽くて嵩張る稲わら麦わらを積み上げます。
地面からの湿気が強いのでパレットの床を高く設置して収納物を積み直すとだいぶ余裕が出来ました。
でもすべてが見えるようにしておかないとまた持ち腐れ
買ってきたビニールシート、ブルーシートの順に屋根をかけてビニールハウスは完全復旧









2010.11.12−14

里山らんど一番奥に突き出て一番高いところ もう整理した笹薮の跡ですが方形のわりあい平地らしい場所があります。
資材置場を整理して不要木材がたくさん出たので引き取ってよ、 職場の支援者からの要請に、
前日 愛車で出勤、ヤードに放り込んでおけば帰るまでにはきれいに積み込んでくれています。
全量3回分くらいの今回は足場板、現場ではもう使えないけれど里山ではいろいろ使い道がありそう
すぐ思い浮かぶのは、堆肥枠、それから同じロの字の形状でカブトムシの幼虫飼育場
クヌギの大樹の下で腐った木や落ち葉を放り込んでおけば勝手に住み着いているでしょう。
これは孫のためにその父親の仕事と(勝手に)しておきましょう。

考えている引取り材の置場は冒頭の奥の平たい場所、腐らせないためには出来るだけ広げて置きたい 
一度ジロウサンの四駆軽トラを借りてパレットを運び上げたことはあるけれど、
大きく回りこんで至耕天畑の裏の道にトラックを上げるのは初めて
もともと四駆の軽トラしか走らない狭く勾配のある作業農道で、
特に途中の溜め池の前がぬかるんでいると二駆ではどうしようもないのです。
今の季節、池の水は抜いていて道のぬかるみは少ないし、しかも荷台は十分すぎるほど重い、空車だとおそらく斜面を登れないでしょう。
緊張運転のなか今回はトラブルことなく無事に駆け上りました。
一番高いところに運び上げておけばネコなどを使っておろすのは楽なこと、しかもとりあえず使わない広い場所が有効に使えた。

土曜日 工房のメインテナンス、黄緑にうっすら変色した東面杉板壁に木材防腐剤を塗ります。
雨があまり当たらない北面の杜側も どちらも脚立で届く範囲
前日トラックで通った道の傍らに切り置いて、ツリーハウスの支柱にと考えている二本のナラの木 
早く上に運び上げて防腐処理をしたいけれど、重くて手を付けられない
トラックが使えることで可能性が出てきました。なんとか部分的にでも荷台に載せられれば引きずることはできるでしょう
とりあえず防腐剤を塗りたくっておきます

日曜日 近南姉と畑でいつもの情報交換会をしている時、こんにゃくを作ってみない、との提案
南さんの畑に植わっているコンニャクイモを掘り出して、いくつかの工程を経れば手作りこんにゃくに仕上がる。
以前イノシシに少し掘り返されたけれど、執着していない様子から原料の芋にあまり魅力はないようです。

やってみたいと思っていたことなので快諾、早速掘ってみるとこれがなかなか大変 
サツマイモやジャガイモと違って(長く置いておくので)土は固く、畝は広くてどこに入っているのか見当がつかない
端から適当にエイやとショベルを入れると、白い断面を見せてあわれ芋は真っ二つ
しかもまだ小さい、早すぎるようです。
寒冷地では冬に掘り出し春にまた植え3年ほどかけ大きくして収穫するようです。
ずっと以前種小芋をもらって植えたときはいつか消えてなくなっていました

至耕天畑いっこうに大きくならないダイコンのとなりにインゲンを蒔きます。
昨年はネットを帯状に張って誘引を試みましたが大失敗、収穫ほぼゼロ、大ブーイング
その前年、枝を張った枯竹は収穫のときあぶない、のクレームで変えたのに、 また復活



2010.11.6−7

秋のイベント(里山OB会)の準備に気持ちが追われ、
溜まっていた 里山で思うこと の更新は3週分一度になりました。
ということもあり、今回の画像は後付けで

台風のために延期された里山OB会、今回は秋晴れの中で楽しむことができました。
かなりハードだったらしい(自身は参加していない)お斎峠ヒルクライム、自転車での山登りです。
お斎峠は伊賀と甲賀を結ぶ古道の峠、走ってから月ヶ瀬温泉で汗を流すのは恒例のこと
夜はいつものように大阪魚市場から直持参の新鮮なねたをふんだんに使った海鮮グルメ
水産学部出身のシェフが持参の出刃と刺身包丁で腕を振るい、
いろんな学部の出身者が多様な持ち味を生かして皆でOB会を進めます。

今回の目玉はキングサーモンの燻製 大型燻製器の初仕事です。
冷燻なので温度が上がらないように別の箱に入れたヒーターとチップで煙を作ります。
洗濯機リサイクルの燻製器は大きくて、なかなか色もつきません。
十分燻すにはチップをたくさん使って長時間煙をかけなくてはいけないよう。
温燻、熱燻にはステンレス屑入れベースの既制作の中型を使ったほうがよさそうです。

今回、海鮮グルメのメインテーマはお造り、煮魚
宴会後の里山シアターでは皆が懐かしい長崎くんちの奉納踊りハイライトを上映

日曜日の朝はきのこ炊き込みご飯、 かまどでの一升釜炊きに
もう焦げている、早く火を止めないと、 外野のうるさい声に釜の蓋を開けると、お粥状態、
焦げるよりもリゾットでいいじゃない、蓋を開けていたほうがいい、 とまたうるさい外野、
これらを無視して、熾火を少なめにじっくり水気を飛ばします。
薄く柔らかい焦げが釜に張り付いて仕上がり、うまく炊けています。
反省 少しくらいお焦げを作ってもじっくり我慢してふっくら炊き上げる
白だしとお酒、砂糖の出汁は醤油もすこし入れればよかった。

満腹になったところで、これも(勝手に)恒例にした里山ボランティア
今年は薪割りと竹林整備の仕上げ、それに農業体験
ナスの跡に耕運機をかけて、タマネギも植えてもらいました。
手分けして、多人数の勝負にあっという間にきれいに片付き、助かります。
お昼は鉄板焼きそば

2010.10.30−31

土日はクラブOB会イベントの予定でしたが強い台風が近づいて延期ということになりました。
最接近時にも雨風はほとんどなく、なによ この台風 、けれど一応通り過ぎてから、と午後の出発
途中木津のコメリで発酵鶏糞10袋と4センチ角材を調達

田山、諏訪神社の前を通るときに南家と書いた案内板があちこち立っています。
もしかして、と思いながらも漠然とまだ現実的なものではありません。
そして近南さんの前を通ると玄関に「忌」の張り紙、呼びかけても犬がほえるだけ
途中体育館の前で仮設テントに人が見えていたのでお通夜の準備と思いこみ、
夕方、翌日の用意をするために今夜は一度自宅に戻ろう、と帰りかけて地区の食料品店で聞いてみると
やはり近南姉妹のおとうさん、一家の主ヒサオさんでした。
そして今日がお葬式だったと。

週末だけですが10年間のお付き合い 最近は心臓と胸の調子が悪く、
それでも酸素ボンベの車をを引いて畑の見回り、軽作業をしてあったし、
先々週は栗を集めるのに上った里小屋の屋根からクロを連れて散歩する姿も見られたのに、
そんな状況場面から突然の別れは現実のこととしてまだピンときません。
ご冥福をお祈りします。
井戸の前の段畑にタマネギを100本赤タマネギを60本、マルチを敷いて植えます。
まだ作った畝の半分ほどしか埋まらない。

日曜日
やぶ蚊がいなくなったので竹林側の境界にイノシシ除けの格子鉄筋フェンスを張っていきます。
適当な位置に立っている竹に括っていくので少ない支柱で済み、侵入道と思われる所を塞ぎ、
ついでに茶畑側の既設分を括っていた梱包用ひもをステンレスの針金に替えていきます。
ナイロンのひもは直射日光に、普通の針金は夜露にすぐ朽ちてしまいます、ステンレスは必須。

ようやく3辺を囲って、これで侵攻してくるとすれば下のアプローチ里道からしかない。
最近自然薯を狙ってその道端に穴をたくさん掘っているので頻繁に来ていることは間違いないのですが・・
いざとなれば里道にゲートを設け、南さんの畑も入れてフェンスでぐるっと囲んでしまうか
でもそれはアライグマには効果なし

午後の雨にひねり、私は買ってきた角材をスライドソーで加工
次回タンネングリーンの木材防腐剤を忘れないように!これらは野外オブジェの補修用
台風はもう遠くに過ぎ去ってしまったというのに帰りは土砂降りの雨の中

2010.10.22−24

金曜日 到着して最初の仕事は栗集め 地面に落ちているのと屋根の上に溜まった分
そこそこに収穫できたのはよいのですが、皮むきが大変
夜 手伝って! 小さな栗の外皮を?き渋皮をひたすら?く
久しぶりに砥いだ包丁をまた重点的に砥ぎ直し、自分でやるとどこを使うのかがよくわかる  
至耕天畑に上りイノシシ除けフェンスの効果と白菜・ダイコンの成長を確認
作物はあまり大きくなっていないけれど足跡もなし 

土曜日
タマネギを植える準備 
井戸の前の段畑、ゴボウを抜いていると竹の根にあたり、掘って追いかけると太い根が続き溝が出来、
他の根が見つかるとまた掘り追いかけて大きな溝が出来る。切れて残るとエイリアンみたいにすぐ復活するので
慎重に引き抜きながら。根絶やし、という言葉を実感します。
溝を埋め耕運機を入れ、肥料を入れて、耕運機を入れ、畝を作って作業完了

石竈前エリアの整備 畑を作るときに採れた粘土をふた山積んでいたのですがそのひと山を土嚢袋に整理して地均し
少し広く使いやすくなりました。
粘土はこれから石窯本体に使い、またまだ先のことですが 竹炭窯にも必要です。
来週末のイベントに向けて 里小屋と工房の片付け

午後 クラブの後輩A君が現れました。
来週のイベントのサイクリングコースの下見をしてきた、と元気です
新しいチェンソーの初仕事、ストックの杉丸太を玉切りにして長いすの足つくりを手伝ってもらいます。
夕食は一緒に 、明日は松山(愛媛県)行きだと小浜(福井県)に帰っていきました。

日曜日 先々週に続いて朝早くからF君がボランティアに来てくれました。
午後からの雨の予報に、前回切って積み上げていた竹を早く燃やさねば、と気になったと。
最後に残った竹もきれいに伐採してくれて完全に竹林跡に と呼べるようになりました。
夕方は予報どおりの雨



















2010.10.15−17

金曜日
単身の日帰り
落果盛ん 
五右衛門風呂の周りに栗がたくさん落ちています。
見上げれば茶色くイガが開いているのもかなり見え、拾ったすぐ後にもまた落ちている。
でも大きくなった栗の樹は里小屋の上に枝を広げ、その屋根の1/4面は裏の笹薮の方に流れている。
ここで大きな正方のネットがあるのを思い出しました。

この日は月末のイベントに向けて里山らんどの掃除、整備  メンテナンスしなければ、 気になるところがあちこち目に付きます。
帰りは新しく’お気に入り’に追加したホームセンター=カインズホームに寄り、畑に使う防虫ネット、明日自宅で使う金具を購入
大型のホームセンターを見て回るのは時間を忘れて本当に楽しい、特に工具と資材

土曜日 午前中は自宅の庭仕事 
サンルームの屋根の縁に、伸びてきた蔓バラが展開するように誘引の金具を取り付けステンレスの針金を張り渡す。
昨日手に入れた金具ですが、専用のものなどなく、たくさんの金具の中から機能をイメージして見つけ出すのも楽しみ。
鉢から地植替えを数箇所、すべて指示のままに花咲爺

往路 花屋で富有柿の苗(といってもかなり大きい)と白菜の苗を購入
失敗して枯らした白菜
ダイコンは蒔き直せば取り戻せますが、白菜は時期が遅れると葉が玉にならず食べ物にならない。
白菜の苗はひとつ40円也 モグラに枯らされず、野鼠に根を喰い取られず無事に玉になって、果たしていくら?
トマト、キュウリ、ピーマン など次々と実がなるものはいいのですが、
白菜やキャベツのように苗ひとつで収穫もひとつというのではリスクが大きく苗の付加価値が低すぎる
でも肥料を入れた畝はやっぱり生かしたい

職場で、同じように菜園を楽しむ若い(相対的に)子にこの話をすると、それ安いですよ、
今売っている玉の価格と収穫できる頃の価格の予想まで自然に口から流れるのに、  負けた
もちろん彼は種から育てているそうです。
 
至耕天北側の大根とカブの畝、金曜日はなにもなかったのに土曜日見ると踏み荒らされています。足跡はイノシシ
先週も南側の畝に足跡が続き、どうやらイノシシファミリーの運動場になっているよう。
というのも、ご近所の目撃情報はいつも子連れ

日曜日
運動場にイノシシが入れないよう至耕天畑全体にフェンスを立てます。
長方形の一辺はすでに万厘の長城(格子鉄筋フェンス)を築いているのでそれを利用して大きな囲いが完成
外憂は一応解消したことにして、次は内患対策
ダイコンとカブの畝に防虫ネットをセット 蝶や見える虫から守るのはわかりやすいけれど
芽が出てすぐ仕掛けてくる敵は姿が見えないだけに効果がどれだけあるのか



2010.10.9−11

土曜日 雨が強いので早く出てもしかたがない、出発はのんびりと午後から
工房での作業は先週ハギ継いだキッチン収納天板の追加補強 
横つなぎの細板は溝が狭くて浅くしか埋込めなかったので気になっていた。
少し大きい径のルータービットを探し回って手に入れました。
別のホームセンターではルーター本体はあるのにビットが置いてない、まだマイナーな工具なのです。
今回は全長でなく必要な部分だけハギを入れる、これは手抜き+天板断面の欠損を少なくするためです。 

日曜日 予報が外れて雨はあがっています。
下の畑でゴーヤを整理、単管の骨組と竹の支柱をはずし耕運に続けて肥料を入れる。
一番古株の畑でようやく黒い畑らしい色になってきました。 
小松菜、コカブの種蒔き

欲をかいて大失敗(大反省)
近南さん、ジロウさんの畑の白菜はしっかりと順調にかなり大きくなっています。
一方うちの白菜はといえば、上の畑は少し格好が付いていますが下の段畑はまだ何枚かの葉が頼りなく付いている状態
種まきの時期に差があるとはいえ種のラベルは 60日白菜 なのにもう何日経過した?
焦りもあります。
ちょうど雨に濡れてどろどろになった元粒状の化成肥料が箕に残っていたので 
これを有効利用しようと水に溶いて如雨露でマルチの孔に注ぎます。
翌日気が付きました。頼りない葉は黄色くしなびています。直接液体でやったらだめでしょう。
キャベツは肥料喰いということが頭にあり追肥を と考えたのですが、少し、いや、かなり強烈過ぎたようです。
過ぎたるは及ばざる 段畑の二畝はほぼ全滅です。

聖護院は葉をかじられながらもなんとか残っていますが、同じようにオルトランを撒いても赤カブはほとんどダメ。
よほどおいしいのでしょう。
至耕天の畑  北側に急遽2畝立てて赤カブコカブの種蒔き

月曜日体育の日
石窯屋根
組み立て始めたときに不安とまた予感もあったのです。
組んだ重い屋根を柱の上に乗せるのに相方として心もとないけれど、助っ人が現れるのではないかと
すると波板を張り始めた途端に現れました。
大学時代のクラブの後輩F君が今年も里山ボランティアにきてくれました。
自前の作業服に着替えて、お願いするのは月末に人が集まるのでジロウさんに借りる駐車エリアの整備、
午後は竹林の伐採 昨年やってもらってそのまま手付かずからの継続作業 
ここはまったく他力本願、ボランテイアの力だけできれいになっています。

2010.10.1−3


金曜日 晴天
今日は一人なので朝の出発は早い
先週、先々週と涼しくなり、蚊もいなくなりようやく秋が来た、嬉しいなと思っていたのですが
また暑さが戻って、するととたんにまた蚊が現れました。
蚊はいなくなるのではなく、涼しいときだけ活動が止まるようです。
しかも息を吹き返した斑の蚊は小さく動きが敏捷でしかも執拗です。
血を吸うのは雌だけでしかも出産の前後に というのは図書館で借りた 蚊の博物誌 より

終日インドア作業で、電気鋸を使うときだけ蚊に悩まされながらアウトドア 
まずは大きなキャンバスを作る。キャンバスは布ではなく薄いベニヤ板に枠をつけるもの
きれいに仕上げるためにベニヤは鋸を使わずカッターナイフで切断  
それが片付くと里小屋収納設備の外壁つくり コンパネが主材で天井と側板を付けます。
一人の夕食は簡単に 缶詰で焼酎お湯割り
認知症予防には赤ワインが有効、とのニュースに宗旨換えをちょっと考えます

土曜日 この日午後陶芸の当番で(一緒に来られなかった)、終わる時間に合わせて迎えに戻ります
それまでの作業 自宅のローズマリーを処分したので移植 
育てやすいのですがすぐ繁みになるので植える場所が問題になる 








日曜日 予報では午後から雨、ということでそれまでに外のことを
駐車エリアとアプローチ里道の草が伸びたので刈ります。
予報通り雨が降り始め、
は里小屋で土ひねり、
私は工房で バラされ不要になったベンチ天板をキッチン収納の天板に作り変え
他に 元からあるチェンソーのチェーン刃の取り付け、ネコ車のパンク修理、これは自転車よりもややこしい









2010.9.25−26

土曜日 早朝からトラックに常員+娘、3人で大阪鶴見の生花市場に出かけます。
目的は娘が注文を受けたクリニック開院祝いの胡蝶蘭の仕入れ。
ワゴン車の後ろには入りきれない大きさ、ということで先週里山で荷台に枠を作りホロの用意をしていたのです。

花市場は初めてですが、値入れの操作ボタンが埋まったテーブルの前に仕入れ人が観客のように並び、
舞台のような場所にでる生花を競り落とすオーソドックスでちょっと近代的なセリが行われていました。
家に戻って明日朝納品するまでの段取りができたところで今回はフォレスターで里山に出発

至耕天畑地南側に作った5畝のうち2畝の白菜は二つのマルチ穴を除いてしっかり双葉が出ています。
今日は、残り3畝にそれぞれ 赤カブと聖護院、60日白菜 の種まき
聖護院の種はゴマほどの大きさで扱いやすいのですが他は芥子粒のような・・・、
といっても今では芥子粒の大きさがどんなものかわかる人は少ないでしょう。
ものはわからなくなって言葉だけが残る、ということが次第に増えて、これからいったいどうなるのでしょう。

日曜日 朝食をとると一度自宅に戻り娘の手伝い、昨日準備した花を届けるのです。
娘夫婦が主体ですがトラックの安全運転と孫のお守りは我夫婦の役目
約束の時間に無事届け終わり、娘家族と別れて再び里山へ
続く農作業は下の畑にタマネギ、至耕天畑地北側にはマメを植える準備、雑草を整理して耕運機をかけ肥料を入れるのは毎度同じ段取り
早くなった日没に畝立てはまだですが作業を終了、荷物をまとめて暗い中を帰宅
しばらくは冬春野菜の準備で手一杯、里小屋収納改造、石窯つくりは途中ですがまだ手がつけられません。


2010.9.23

暑さ寒さも彼岸まで
地球温暖化と異常気象は、このほとんど確実で待ち焦がれる季節の言葉を壊してしまったか、
と思った途端、やはり約束事は守られ、きっちり秋が来ました。

今日は日帰り 朝から激しい雨 車で走っているうちに雨は次第に弱くなり、着く頃には上がっています。 
到着後すぐ白菜をチェック ほぼすべてのマルチの孔に小さな双葉が見えます。
一ヶ所5粒の種を蒔いてそのまま緑の小叢ができたところもあれば、一つか二つだけの発芽もかなりあって5粒の妥当性に納得します。
この白菜の種は爪の間に入るほど小さくて5粒数えるのに難儀しました。ダイコンは指で挟めるほどの大きさがあるのですが。
あとは虫に食べられずに大きくなってもらうことを願うだけ、ほうれん草やキャベツもそうだけどヒトが葉を食べる野菜はやはり虫も好みのようです。
時折の雨に作業は室内 里小屋壁面収納のフレーム作り 


2010.9.17−20

金曜日
このところ金曜日からの週末里山生活が続いています、特に今週は月曜日が敬老の日で4連休
舞鶴の現場では土日出勤が続き、里山でやりたくてもやれなかったことをすこしでも取り返したいと・・・、
でも温めている自宅の用事が待ち構え、孫の子守り、娘にも仰せつかった用事・・
結局、出発は午後になり到着はいつも日が傾いてから
こんなときの作業は時間に融通がきく草刈り、それぞれ草刈り機を抱えて、もうだいぶ早くなった日没まで雑草に向かいます。 

土曜日
先々週蒔いて、先週は部分的に双葉が出ていた白菜、 
水分は十分あったので畝一面に雑草の芽が出ているのですが、肝心の白菜の芽は先週確認できた分も含めて影も形もありません。
オルトランを撒いていたのに全滅。 
方針転換、草がたくさん生えたので畝をつぶして作り直し、途中の花屋で買ったキャベツの苗を植え、残ったところにはダイコンの種を蒔く 

里小屋改造
里小屋は壁2面の下部に収納兼用ベンチを設けているのですが、以前から使い勝手が悪いとクレームを続けていた
壁面収納にする! と突然の宣言  ん 誰が する?の
気が乗らないのを見て取ると(一応宣言を入れて)片側を壊し始めます。
木螺子はドライバードリルの逆回転ですぐはずれ、釘を使っていないので簡単にばらせるのです。
この要領を覚えられると、里小屋本体も気分を変えたいと勝手にばらし始めるのではないか、ちょっと不安になります。
やって良いこと、いけないことの区別ができないのは幼児と同じ・・・
ものをつくることに対しても、自分がイメージしたことが、(技術的に)できるのか、できないことなのかの判断ができないからややこしい
技術的に無理なことと説明しても理解できないので、するのがいやだからごまかしているのだろう、と。
いやなことは当たっているけど、技術者はうそつかない

夕方五右衛門風呂で汗を流して伊賀のコメリへ買出し 
壁面収納の材料 耕運機用オイル チェンソー用オイル 5.5mのD13異形鉄筋を2本 
トラックキャブの前に長く突き出すので走るとき振れない様に先端からロープを左右に張るとへんな格好、皆不思議そうに見ます。
これは伸びたバラの蔓を上にあげる支柱になります。

日曜日
先週畝を作った至天耕畑 黒マルチを敷いて白菜の種まき 2畝 
こんどは最初からオルトラン(農薬)を撒きます。 
白菜と大根は無農薬というわけにはいかない。これに頼らないとALLかどうかは別にして or Nothing は確実なのです。 
トマトとオクラのあとを整理、耕して、石灰、肥料の順に耕しながら入れ、畝を作り、 
残り少ない夏に焦った蚊にしつこい攻撃を受けながらこれを続けてやるとかなり体力を消耗します。

月曜日
前日からの畝つくりの仕上げ 幅広と並幅の2畝に水をたっぷり与えて幅広畝にマルチをかけて白菜の種まき
娘の花屋 大型の注文が入り 高さが車に入りきらない
 何とかして という要求に、トラック荷台に手持ち材で枠を作りシートで幌をつけることにしました。
このようにやることがたくさんあって4連休もあっ、というまに終り。


2010.9.10−12

前日買ったDIY雑誌を見ているとチェンソーの廉価版キャンペーンの情報がでています。
いま持っているのは国産 エンジンがかかりにくく、手入れが悪いだけなのかもしれないけれど、いまひとつ調子がよくない 
キャンペーンは憧れの 
STIHL ドイツの製品でホームセンターでは扱わないそのブランドは車ではベンツみたいなものです。

ネットで販売店を調べると奈良県内では遠く(林業は南の方)にしかないのに大阪は近いところで門真と四条畷
門真はバンドソーを求めて走ったところで、楠正成で知られる??四条畷といえば生駒山を越えたすぐ向こう側
店を地図で見ると、あれれ、隣の住宅地のすぐ先、車で5分ほどの所。
大阪府の四条畷は生駒山を越えてわが生駒市にかなりくいこんでいるのです。

メンテナンスが必要なときこんなに近くにあるのは便利がよい、と早速ひと走り、
同じような仕様だけど、安いのはユーザーを増やすためのキャンペーン、という店主の説明に納得して購入決定
孫のおもちゃにハマっていますが、私のおもちゃは・・・

到着後、伸びている竹林跡の草刈り、場所は変わっているけれど、もう何度やっただろう 
長年積もった竹葉の腐葉土で下地が肥えているところに、竹を伐採して日を遮るものがなくなり、
追いつかない草刈りで広がった雑草の種、子孫繁栄の営みが回りだし草茫々は当然の成り行き
思えばやや頻繁に草を刈っている斜面は宿根細葉の種類に限定され雑草は少なくなっています。
やはり草刈りはマメにやらなければ・・・

ダイコンの種まき
白菜の下の段に畝をつくります 中途半端な幅なので幅広畝に2列
白菜と同様、畝に溝を掘り湧水を流しておくと、今回は土の性質が違うようで広がらずそのまま畑の下に消えてしまいます。
少し下のザリガニ水路はちょっと干上がりかけたけれども、しばらくするとまた水位を持ち直しています。
地下で流れた部分をひととおり潤わせると途中で消えることなくまた流れができるのはすごい。
それだけ継続的な水量があるのです。

奥のほうに買ってきたキャベツとブロッコリーの苗を植え、手前にもらった葱の苗、そして間に聖護院ダイコンと青首ダイコンの種を蒔きます。
帰るとき上段、白菜の畝の間に湧水を流しっぱなしにしてきたけれど根ぐされしないかと心配します。
まだ葉が出てばかりで腐れるほどの根はないし、畝の上の方まで水が上ってくるかどうかもわからないのです。
畑の温度を上げないように働けばというくらいの期待
種蒔きはまかせて
至耕天の畑で耕運機をかけて、石を拾い、鍬で畝を作りながら、石を拾い、三角ホーで播き溝を掘り、石を拾い、
いやになるほど石が多いのです。バケツで6杯(半分くらい)の小石は里小屋前の敷石に
こちらは広いので平行に5畝が完成

帰り支度に工房の窓を閉めにいくと、裏の杜でガサガサと音がしています。
枯葉が積もっているので生物の大小にかかわらず大げさな音がするのです。前回の真夜中も裏でガサガサとうるさかった。
正体を見極めようと静かに照明をすべて点けて・・、
この行動は基本的にはおかしい、普通はそれで逃げていくはずですが躊躇のない音に逃げないと思う雰囲気があったのです。

息と目を凝らして夕闇に向ける、音の範囲は広くて裏の杜から横手に移動、
そしてミャーンと小さな鳴き声、 子猫かなと思ったけれどちょっと違う
こんどは前の畑でがさがさ と同時に横の資材置場になっているデッキの方からも 
はっきり姿が見えました。縞の体は小さいけれどまさにアライグマ 
アライグマの子供 少なくとも二匹はいます。顔が合い、向こうからも見えているはずです。

ずっと前に里小屋の中を覗き込んでいた二匹と同じように生まれてまもなくてまだ警戒心がないのでしょう。
ジロウサンが予想するように下の笹薮が一家のねぐらであることはもう間違いない。
小さいうち、かわいいときだけならいいのですが、大きくなったら迷惑な荒らし放題の隣人(いや隣熊)になることは見えている。
今年のスイカが無事だったのはお産の時期でそれどころではなかったのかも知れません。

2010.9.3−5

金曜日 午後の出発 鶏糞15キロ20袋をホームセンターで積み込んでもらい、
到着後すぐ、アジサイ、夏みかん、シークヮーサー、梅の木 に水やり 
アジサイは葉がしおれて縮こまり、ソメイヨシノとともに開拓当初からの古参二本の梅の木も少ない葉がチリチリ、
毎夏かろうじて生きながらえる状態で、大きくなって実を付けるどころではありません。
それぞれの乾き具合を見て湧水を与えます。すっと水が消えるようならモグラ穴に要注意。
柿、栗は青い実が落ちて、秋の楽しみはもうほとんど残っていません。
富有柿はずっと不作、鈴生りの収穫というときもあったのに樹がしっかりした今になぜ 、そろそろ原因を掴んで対応しなくては・・・

渇きを潤したら、さて荷台の鶏糞、計300キロを下ろしながら必要なところにネコでまくばるのに汗だく
釜を洗い水を張って風呂の用意、沸かしすぎたときのために水は少し少なめに

土曜日 早朝からワイヤーソーでの草刈り 復活して伸びる速度が異常に速い草、根元から粉砕するワイヤー、少しは有効な気がする。
9月に入るともう草はおさまるはずなのになあ・・・・とダイコンを播きにきたジロウさん
耕運機のガソリンを満タンにして、鶏糞とあぶらかすを蒔き入れ畑を何度も往復、ダイコンには深く耕しておくのが菜園のセオリー、
気持ちよく足を伸ばしてもらわないと。
耕運機はアクセルを握って抑制棒を大地に押さえつけるだけで、そんなに体力を使わないけれど、エンジンは黙って暑さにかまわず頑張ってくれます。

午後
kohki's family がやってきました。画像
娘が見つけた 地元やまなみホールでのコンサートの案内 
南山城村主催「里山と音楽」
やまなみホールは南山城村が誇る黒川紀章設計の文化施設 ホールでは定期演奏会などが開かれ鄙の里山に文化芸術が招かれます。
五右衛門風呂で汗を流してから、みんなで出かけます。
高山ダム堰堤を渡り、夢弦峡を下り15分ほどで到着 

今回は スクリーンの南山城村の(いま車窓に見てきた)映像や画像を背景にヴィヴァルディの 四季 の各楽章 と
日本の里山にまつわる唱歌を 四季の変化とともに交互に織り交ぜて聴かせてくれます。
わかりやすい構成と解説に企画者=司会進行の熱意と思いやりを感じます。
弦楽アンサンブルと声楽アンサンブル こんな生のコンサートは初めて
ホールは387席でそんなに広くはないのですが天井が高くゆったりした音響空間に気分が落ち着きます。
里山らんどに戻ってみんなで夕食

日曜日
日中の暑さは衰えないけれど朝夕はずいぶん過ごしやすくなりました。
白菜の種まき
畝を作って中に浅く溝を掘り湧水を引き入れる。溝を掘るのに手で掻くと異様な熱さ。
湧水用水は適当な水量でホースから流れ、溝に溜まりますが、長い時間放っておいてもいっこうにオーバーフローしないし、
まわりの畝の乾いた色はちっとも変わらない、表情を変えずに貪欲に飲み込んでいったいどこに。

午後西の空に雷鳴が響きしばらくして期待の夕立、
かなりの雨量だと思ってまだ水を流していないところに鍬を入れると表層の5ミリほどが濡れているだけ。
耕運機を入れると土煙があがるほど粒子が細かい粉のような土は水を通さないのです。
これまで種まきの前にはかなり水を撒いていたつもりですが、中まで通っているかきちんと確認しなければいけないようです。
まだこれからダイコンの畝を作って種まきしなければいけないけれど、猛暑にいろんな作業の能率が極端に落ちてなかなか進みません。

草がびっしり生えて意図しない自然農法のニンジンとゴボウは小さいけれどたくさんできています。



2010.8.28−29

金曜日 年金の請求手続きに行きました。 まだ受け取れないのですが条件がそのようになれば勝手に振り込まれる らしい
手続き書類を作るまで わけわからん 状態だったのですが、終わってしまえば こんなもんか
終わってから初めての平城山のホームセンターへ 広くて、目新しい豊富なITEMにワクワクします。
パソコンの誕生からの変遷を見てきたのと同じように、ホームセンターの変遷も思い返すと感慨無量です。
全館を回って、どこに何があるのか、をINPUT 、この種の情報にはくたびれたメモリーもすごくいい働きをします。
夕方の到着 工房の整理

土曜日 無事役目を終えたスイカ畑の整理 フェンスをはずして続く細長い畑の草を刈ります。 
そのまま耕運機を入れると巻きついてあとが大変
今日は近南姉妹もジロウさんも草刈り エンジンの音が里山に響きます。
草はこの1週間ですごく伸びています 夕立ちで水分が補給され気温も高い、伸びる条件が中頃よりもよくなっているようです。

近南姉の呼びかけで休憩 近南さんの畑で取ってきたスイカを割り分けみんなで頂きます。
冷やしてなくても取り立ては甘くておいしい。昔はこんなにして家族一緒に畑仕事の休みに畑の脇で食べていた・・姉妹の思い出 
それにしても全体をネットで囲っただけの近南さんのスイカもすべて無傷の収穫完了(昨年まではありえない)
段畑整備作業再開
刈った雑草を集めて積み(後で堆肥枠へ)、耕運機をかけて有機石灰を撒き、耕し、自家製の堆肥と鶏糞を撒いてまた耕運機
白菜とダイコンの準備です。床つくり、種まきから始まる段取りの結果は、
ダイコンは大きいか小さいか、ですが白菜は なし という結果も十分ありうる

日曜日 
あさ涼しいうちに前夜の風呂の水を果樹を中心に撒きます、 花より果実 が大事
トマトはあまりの高温に完熟を過ぎて畑で煮えています。もう期待できない、と防鳥ネットをはがし引き抜きます。
枝を切り戻して肥料を入れたナスは復活の兆し、再生すれば、嫁に食わすな秋ナスビ
至耕天の畑も雑草が伸び放題で、草を刈り、後は前日の工程と同じ
今日は陶芸サークルの発表会最終日、作品引き上げに帰らなければいけないので昼過ぎに上がり
ということで石窯は今回手付かず

2010.8.21−22

往きのホームセンター、 買ったものは一輪車、チェンソーの刃 柄杓の杓
一輪車はパンクしたので車輪のみが目的だったけれど、樹脂受け皿アルミ枠のが広告の品、軽くて安かったので衝動変更、これまでのは鉄製で重く腐食も進んでいる。
チェンソーの刃は高価ですが、なにしろ精密複雑なチェーンでメカニズムを見ても仕方がないなと納得。
これまでのはガイドバーから外れたときにレールにあたる溝を走る部分が変形して溝に入らなくなってしまった、致命的な損傷です。
調整を慎重にやっておくべきだったと反省。
柄杓の杓 水だけでなく泥もさらうのでプラスチックの杓は消耗品のようなもの、しばしば取り替えます。
樹脂の製品はお天道様にあてないようにしなければ長持ちしない。

日曜日 朝早いうちに井戸の付近をナイロンワイヤーで草刈、きれいになるので身を入れすぎ、ちょっとがんばりすぎてしまいました。
そして今日はまた特に暑い。へたれを感じるこんなときは熱中症の危険がすぐそこに来ているのかも
工房のロフトで昼寝 ここは午後の早い時間から高い杜の緑で屋根が日陰になり、風があれば杜を抜けた涼風も入るのです。
昼寝を終えてもまだなんとなく体が重い、こんなときは無理をしない 扇風機にあたって のーんびり
何も焦る必要はないのです
帰る前、日が西に隠れてからチップソーで斜面の草刈り、
ということでこの日、草刈りの他に進んだのは石窯の新聞紙張りくらい 石窯つくりの詳細は石窯コーナーで 
夏野菜
トマトはほぼ終わり、ピーマンとオクラは元気ですが、ゴーヤの出来はかぼちゃに押されていまひとつ、別の棚を作るべきであった。
かぼちゃはスイカに続いて今のところ被害なし
アライグマ、いないはずはないのだけど、どうしたのだろう



2010.8.12−17

お盆休みは12日から17日まで6日間 
6日連続の里山暮らし 薪材の片付けと草刈りがメインでそれは早朝と夕方あるいは曇天 暑い日中は熱中症が心配だからインドアでDIY

今年はマムシが多い 近南姉妹からSOSを受けて始末をつけに出動し、別の日には近南さんちの猫がかまれて瀕死の目にあっています。
また里道を一緒に散策中軽トラに踏まれたばかりのマムシを踏みかけ、さらに寝ていて対応は出来なかった夜の出動要請も
そしてついに里小屋横の花壇で遭遇しました。 すぐに鍬で一撃、シマヘビだと殺すことはないのですが・・
同じ時の卵からたくさん孵ったのかも知れない、マムシだけは要注意です

スイカ 今年は完勝(というべきか) 何年ぶりでしょう 大きいのは少なく今ひとつですが苗が3本だから仕方がない。
畑を移した遠南さん、ネットで畑を囲った近南さんどちらも今年はアライグマの被害はゼロ、近南姉妹と「今年はどうしたんだろうねえ」とかえって心配したり
大きいのから順に収穫して1個もやられることなく盆休み最後の17日は大中小合わせて11個の収穫ができました。
全体ではおそらく22個

草刈り
2台の草刈り機の1台をナイロンワイヤーの刃に変えます。2本の細く固いひもを高速で振り回して草を切る
先日里山を訪れてくれたかつてのバドミントン仲間H夫妻がアドバイスしてくれたのでやってみました。
たまたま慌ただしいときでゆっくり話ができなかったけれど涼しくなったらまた遊びに来てください。

これまでの円盤刃(チップソー)だと石垣とか花壇の縁などは刈り残し、草の下に何が隠れているかわからないときは根元まで刃を当てられなかったけれど、
ナイロンワイヤーだと石ころの山も花壇の中もきれいに刈れてすっきりしました。

それにしても暑い
一日中汗のかき通し すぐびしょびしょになるタオルとTシャツは頻繁に着替えて湧き水が注ぐバケツに放り込みます
熱中症対策の水分補給は ウーロン茶、スイカを交互に、さらに気分でビールを挟み、
汗から塩分がなくなるほど老廃物を含んだ体内の水分移動が大量に行われ、少しはきれいな体になった??

でも夜は窓を閉めて寝ないと明け方は寒いくらいになるので注意
ヒートアイランド現象とは無縁の世界

炎暑時インドアDIYはバンドソーの実力確認 要望の作業テーブルの脚製作 
スライドソーで2×4材を必要な長さに切断 バンドソーで切り込みを入れる 正確に簡単にできました

石窯つくりもようやく少し進みました




2010.8.4−8

過ぎた冬、舞鶴の現場では土日もほとんど仕事だったのでそれを取り戻すべく水曜日からお休み、土日につなげて5連休
4日 R163をいつもとは反対方向、門真のホームセンターへ。
奈良から生駒山地を越えて大阪平野に出るので相当な逆走です。
前日帰宅途中に立ち寄り、閉店間際で詳しいことが聞けなかったある商品が目当て、
以前からほしかったバンドソー、日本語ではそのまま帯鋸機、これまでどこのホームセンターでも見かけることがなかった電動工具です。
値札が付いてなくて、ほしいという気持ちと長年の勘からピンと来るものがあります。おそらく展示の現品しかない。

それで今日は一人でもあり、あえての逆送
担当店員に話を聞くと、その工具は6年目の自分より長くこの店にいるが・・、・売ることはできない、と。
理由は、付属品が揃っていなくて、手に入れるにも廃版の可能性がある。
元の定価は2万と7百円、これでも安い!「この状態でいいけれどいくらにしてくれる」
「・・1万でいい」「・・鋸刃は?」「もうないけれど・・・」ちょうど横に吊るしてあった別売りの替え刃、「これをつけて8千円でいい」
思惑どうりの展開、鋸刃さえあれば付属部品が足りないのはたいした問題でないことは経験でわかっている。

電動鋸は目的によっていろんな種類があるけれど、これでほとんどの種類がそろいました。
テーブルソー、丸鋸、スライド丸鋸、テーブル糸鋸、ジグソー、エンジンチェンソー、電気チェンソー
半世紀ほど前、2種類の据付け電動鋸を手作りしていた親父が見たらなんと言うでしょう。けれどその形状とメカニズムを憶えている息子、やはり同じ血が流れている。

塗装コンパネ木工2題
トラック荷台の敷板更新 舞鶴の現場で酷使され惨めな状態になったので・・・塗装コンパネ2枚
五右衛門風呂のふた
いわゆる沸かすときの風呂のふたではなく、雨や落ち葉、虫が入らないようにするためのもの、これまでのは重すぎた。

5日 北側防獣フェンスの拡張設置、杜との境界に立ち木を支柱に使いメッシュ鉄筋を据えていきます。 日陰の作業ですが蚊が多い。
6日 薪ストーブ用廃材移動 駐車エリアに仮置きしている大量の角材を竹林跡へ
すぐ笹草に覆われるのがわかっているので出来るだけ草刈りし良いように古い荷台の敷板を地面に敷いて一輪車で少しずつ運び上げ積み上げる

連休後半は暑さも少し和らいで夜は窓を閉めないと寒いくらい
高い青空に秋の気配を感じます

明日はコーキ君が里山に来るのでスイカの初採り、ザルごと抱えて一番重そうなのを選びバケツに入れ山の湧水で冷やす、これをやりたかった。
夜は流水のバケツにしっかりザルをかぶせることを忘れない

最終日
コーキ君が遊びに来ました。
スイカはまだ被害はありません。けれど油断してはいけない 去年も来週は収穫しようと心に決めていたとき、その後の惨劇を予想させるものは何もなかったのだから









2010.7.31−8.1

往路途中のホームセンターでの買い物 
シール材:6本 8尺ヨシズ:3本 メッシュ鉄筋:45枚 LEDランタン

到着後のスイカチェックではまったく異常なし まだ熟していなくて甘く刺激的な誘引情報がでていないからか
5セットのザルを抱えて畑に入り、まだ小さい玉は次回に回してセット完売 これまで累計20個

里小屋メンテナンス
テラスポリカ屋根の上のヨシズがくたびれてバラバラスキスキになったので新しいのに取替える、3年ほどの周期
テラス屋根と里小屋屋根とのつなぎ目から雨漏りするようになったのでこれも補修
もともとテラス屋根の勾配をあまり取れなかったので逆流は仕方がない。波板の上端にシール材で堤防を作りさらに上のすきまも埋めてしまいます。
これで何年かは大丈夫でしょう。

屋根の上で作業しているとパンという音、
振り返ると笹薮の真ん中あたりに白い煙 続いてその近くでまた パン 遠くに軽トラから草刈機を下ろすジロウさんが見える
パン のわけはまた後で・・・・

猪鹿防護フェンス
45枚のメッシュ鉄筋 相場を見ていて安いときを狙います。 鉄は結構値動きがあってホームセンターにおいている金物資材も連動して値が動くのです。
西側茶畑との境界は全長完了しているけれど北側と南側はまだ手付かずで、東側は石垣防塁。西側フェンスはとりあえず鹿には有効でした。
 北側 杜への通り道数ヶ所に(先週はなかった)新しい糞が落ちています。 
昨年至耕天のスイカを全滅させられたときもこのあたりは糞だらけになった、とすると今回の糞は何を食べたものか? とにかく早く獣道を遮断しなければ。

日曜日 暑くなる前にやること
五右衛門風呂の残り湯を水遣り 梅雨前に植え替えた夏みかん、黄もくれん、椿にかけて回ります。
湧水も今はたっぷり出ているので残り湯でなくてもいいのですが、風呂の後始末と一緒に水遣りが確実で出来るのがいい。

草刈り 竹林跡はもうびっしり笹の葉で埋まり、ここの笹草刈りは南側猪鹿防御フェンスを設置する前作業にやっておかなければいけないこと
ジロウさんがやってきたので爆竹の目的を尋ねると、アライグマが2匹里小屋東隣の笹薮に入るの見た、ここが寝ぐらみたいなので脅しをかけているのだと。
実は私もそう見ているのです、この付近で人が入れないのはこの中ぐらい、でも爆竹で逃げ出すような柔なやつではないでしょう。 
深夜、連続的に脅せばノイローゼになって引越しを考えるかもしれないけれど、これまで学習した畑の味は忘れないでしょう。

2010
7.24−25

土曜日 
到着するとすぐ気になりチェックするのはスイカと夏野菜 
プラザルを抱え、ぐるっとフェンスの内側を回ってチェックすると新たに5個見つかりました。これまでかけたザルは全部で15セット。
黄色の花は少なく実の付き具合はペースダウンのようです。

問題は収穫時期 プラザルでカバーしているので叩くわけにはいかず、その大きさもぼんやりとわかる程度 
時がたてばすべての玉が同じように大きくなる、というものではなくて(栽培家ではそうなのでしょうが)、
大きくなるのは最初からズンズン大きくなり、そうでないのはいつまでも小さい
最初深く埋めた肥料に早く根がいき着いてどんどん実に栄養を供給してほしい

さて収穫時期は・・・
受粉日から45から50日くらいが目安とあり7/10に小さな玉を確認しているので7月初め頃が受粉日と考えれば、お盆の頃か
先週取り付けた、畑をカバーするハロゲンランプのセンサーソーラーライト、
まだチェックしていなかったのですが、この夜確認が出来ました。
LEDとは比較にならない照度で、突然照らされたアライグマがびっくりして心臓麻痺でひっくり返ればいいのだけれど。

日曜日
今回のメイン作業はこれまで引き取った廃木材、また山、庭で伐採して放って置いた木を整理しながらの薪作り 
廃材が山になっていて、このままではごみ屋敷、もう我慢が出来ない 
この暑さにストレスも膨張しているようで、さわらぬ山ノ神に・・・
テーブル鋸を外に出して適当な長さにブツブツ切断 鋸刃は目一杯出してカバーをはずしているのでけがをしないように細心の注意 
かまどに使う薪の量は週末生活だけではしれているし、薪ストーブの季節にはちょうど廃パレットが手に入る、
五右衛門風呂には枯れ竹と薪にはしにくい樹木
ということでいまは薪のストックは増えるばかり 
でも石窯ができるとたくさん使うし、週末生活がそれだけでなくなれば・・・

ヒグラシ
青春時代のフォークを聴きながら工房で作業しているとバックにヒグラシの声
あまりにピッタシのハーモニーに思わずボリュームを下げて確認、  杜の中での生コーラスでした。
明け方もそうですが、鳴き声は遠くからやってきて次第に近くなりそして去っていく、
セミが移動しているのではなく、パートを決めて輪唱を楽しんでいる様子は子供の頃の集団林間キャンプを思い出します。

工房での作業は石窯の屋根フレーム材の孔明け加工 
ガルバリウム鋼板を受ける3センチアングル材に赤松貫材を抱かせるためのねじ用の孔と組み立て用の孔をボール盤であけます。

収穫 
トマト ピーマン オクラ ニンジン ゴボウ ゴーヤ トウモロコシ ナス キュウリ
トウモロコシはきっちりの守備が功を奏して?被害なくすべて収穫 でも心配していたとおり実の大きさは芳しくありません。 






2010.7.17−19

土曜日
午後の到着後すぐの缶ビール(と、これからも呼びますがほぼ発泡酒)はたまらない
このところ仕事が忙しく睡眠時間が少なかったので、うとうと午睡
三連休だとそれだけで余裕を感じて気持ちも落ち着きます
雨は上がっていますが長い梅雨のせいですべてが湿っぽく里小屋の前ケヤキの下もまだジュクジュク

日曜日
コーキ君が里山にやってきました
もうハイハイが力強くなり、回るもの動くものには目ざとくて目を離せません
五右衛門風呂のなかには入れませんが露天風呂初体験
来年の夏には湧水を温めたプールを用意してあげるからね

ヒグラシが鳴き始めました。いつものことですが町中では鬱陶しいクマゼミの合唱がここでは聞かないのはありがたいこと

床つくり
先週素材をそろえた孫のための拡張床の組み立て、完成させて娘に持って帰ってもらいます。
これまでは雨の時のためにインドア作業を用意しておかなければいけなかったけれども、
これからしばらくは日中の暑いときのためのインドア作業のストックも必要
炎天下に体力を使う仕事は 熱中症がこわい

竹林跡の草刈りの続き 前準備に草の中から竹を引き出し1.5mほどに切って風呂の燃料つくり、先っぽの枝がたくさんついたところは別に集めて燃やします
Tシャツを頻繁に着替え首に巻くタオルはすぐにグショグショ、湧き水が注ぎ込むバケツに放り込めばすぐ一杯になります。

月曜日
土曜日の湿っぽさは二日間の晴天で水蒸気に変わりそれも霧消してようやくカラリと
雨の下では動きが取れなかった色々な作業が進みます。もちろん水分をたっぷり補給しながら。

ジロウさんのスイカ、今年はハウスの中。 シイタケを栽培していたもともと畑ではないところで初めての玉はまだ白い中身をカラスにほじられています
他山の石ならぬ他畑の玉、うちでも臨戦態勢に入りプラザルかけ、
茎を踏まないように葉の裏から見つけ出して半球状のザルに入れ、もうひとつのザルをかぶせて4ヵ所を針金でしっかり留めます。
二段畑、植わっている下段で5個、上でも5個、やはり実は先の方に付くようです。
さて収穫して食べるまでいきつくものか


2010.7.10−11

所用があって土曜日は夕方遅くの出発、だったら翌日の朝に出ても同じではないか、といわれそうだけれど、
それだと、またなんやかやと用事を思いついて結局出発が遅くなるのです。
夜に着いていれば翌早朝から行動できるので大違い
暗い中到着するとジロウさんの畑のなかから大きなラジオの音

日曜日、雨の予想だったけれど、その早朝はまだ降ってはいない
草刈り
ワイヤー刃を円盤刃に付け替えて、入り口付近と竹林跡の草・笹刈り
(余談ですが、らんどの地中では笹の侵食は早く広く、巧妙です。植栽の根にもぐりこんでアッカンベー)
途中から雨が降り出し、室内作業へ切り替えます。
今回は娘から緊急要望の木工作業 

這って動き始めた孫のこうき君がダイニングルームの勝手口に落ちないようにしてほしい、
フェンスには難しい形、上がり口を塞いで床を延長すれば落ちない、 ということで孫のためなら最優先。
他にも絵本ラック、ベッドとリクエストは続きます。
IKEAのアウトレットで買った天板の足つくり、がまだやりかけ
ここは展示入れ替えで出る?しっかりした無垢材天板がいくつも処分値で転がっていて、ついつい手が出てしまうのです。

ジロウさんがやってきたので、ラジオのことを聞くとキュウリをかじられるから守っているのだと
近南姉からは憤慨の被害報告、他より早く玉になっていたスイカをもうやられた、と
えぐられた穴は大きくまだ中は白いのにきれいに食べられています。
これまでと少し状況が違うけれども、今年の戦いは始まったのです。

雨の切れ間にとうもろこしの手入れ
肥料が少なかったせいか 実の成長はいまひとつ 草取りをしながら穂の間引きをし、マルチの穴から追肥
それが終わったら、追加の種まきを、の指示、
でもね、植えるのは簡単だけど、またすぐにどうにかして守らなければいけない、それは誰がやるの
いつも、 何とかするだろう、 は宿題が増えるばかりのありがたくない信頼感






2010.7.3−4

土曜日は雨のなかの到着、一面に草が伸びて足元が悪く蛇なんかも気になります。
ようやくの里山復帰が梅雨時なのは痛い
やりたいこと、やらなければいけないことが山ほどあるのに、やはり雨の時はそれぞれのスタートのふん切りが付かず中途半端でなかなか進みません。
雨を眺めてボーッとしているだけ

湧水導水は時に流れが止まっていてチェックに竹林に入るとそこらじゅうをイノシシが掘り返していて、そのときにパイプを引っ掛けているようです。
来る途中、人家のすぐ前の遊休畑もあちこち広い範囲で耕耘機を入れたように掘り返され、ひどくなる傍若無人の振る舞い

考えていたインドア作業は先週切り揃えた石窯支柱Cチャンネルの孔明け作業 
枕木に取り付ける大螺子と屋根骨材とつなぐボルトの必要径をエイヤと決めボール盤で穿孔、螺子とボルトはこれからホームセンターで探します。

日曜日は雨が上がり、トウモロコシの穂が出ているのでそろそろ守りに入らねば・・、フェンスにネットの屋根をかけます。
アライグマ対策なのでトキ保護センターと同じように高度な?保護レベルで。ネットはリサイクルショップで見つけた新品処分品 4m×4mを2枚継いで。
定期的にチェックしておくとたまに安価にでてきます。

草刈り 
草刈り機は円盤刃から樹脂のワイヤーを振り回すのに代えてみました。
植栽の間や草に隠れた大石などがある場所では柔軟性があっていいのですが、慣れないこともあるけれどすぐ消耗するワイヤー出しの調整が難しく手間がかかります。
障害がない広い場所ではやはり円盤刃がいいみたい。

竹林跡の草笹刈りは放置した長い竹棹がもう草に覆われて、これを片付けないと先に進まない。
集めて燃やせば早いのですが、夏の五右衛門風呂には火付き、火力とも最良の燃料で、ただ燃やすのは惜しい。
切り揃えてどこかに・・など悩んでいると一日はあっという間に終わってしまいます。

収穫
きゅうり、ピーマン、ニンジン、らっきょう








2010.6.26−27

しばらく留守にしていましたが舞鶴由良川の橋梁撤去工事もようやく無事に終わり週末里山生活の再開です。
由良川の畔から の報告は結局何もできなかったけれど、それどころではなかったのです。
時間に余裕が出来たらHPにまとめたいと思ってはいるのですが・・・

スイカ畑
昨年は散々な目にあって、もうスイカはやめ、と息巻いていたナオコさん、そう言いながらも懲りなく手に入れた3本の苗は順調に成長しています。
今年の作戦は段畑の下段に植え蔓を上段にも誘い上下二段をフェンスで囲ってイノシシ対策、玉は個別にプラザルでアライグマから保護。
ザルはたくさんあるので一重がだめなら二重でも、 それほど昨年は数が多かった。
植える苗のかなり下のほうにたっぷりの肥料を仕込んだのが昨年の成果(途中まで)につながったのだろうと、今年も同じ手法。
肥料が早く効きすぎると蔓ボケで茎葉ばかりが茂るのです。

柑橘類
現場が少し落ち着いた春先、里山に帰るとほとんどの柑橘類が枝といっしょに葉を食べられ丸裸に、  鹿です。
あわててフェンスで囲っていたのですが一部の樹を除いて無事に復活 仮のフェンスをはずしてやり直し中。
空白期間が心配ですが今のところは無事 稲が伸び食べ物には困らない時期だから大丈夫だろうとは、じろうさん
木の周りに柱を4本立て金網を上下2段に巻くと1.8mの高さの筒状になります それでも鹿は意外と背が高く心配です。

トマト
昨年は病気でほとんど収穫がなかったトマト、今年はまだ青いのですが順調です。
支柱は単管枠組にしっかり支えられて強い風が吹いてもたくさん実を付けても大丈夫 
カラスが単管のてっぺんにとまってチェックしていましたが、青いので次に南さんのトマトをチェック、油断もすきもありません。
ロールの金網がなくなったので、鹿対策は中断してトマト畑に防鳥ネットを張ります。

今年はキュウリも下のほうのがかじられて皆さんの犯人予想はアライグマ
カボチャは昨年の反省から、ぼっちゃんカボチャの竹枝仕立て
トウモロコシも大きくなってきたのでまもなくフェンスの上にネットの覆い屋根をつけて守らなければ・・
カラスには”適当”でいいのですがアライグマには”完全”でなくてはいけない、
トキ保護センターのテン対策と同じです

雨が降り出したので石窯作りの予備作業
柱になるCチャン(C形の軽量鋼材)の切断
アングル材とともにもうホームセンターで手に入ります。
コメリでは長さ2mでこれでは歩留まりが悪くて使い物にならない。コーナンは6mでこのまま運ぶのは大変
木材は切断サービスがあるのに、鋼材は、そこの切断機で自分で切ってください、とスタッフが示すだけ。
先週都合のいい長さに二分して手に入れています。これから高速切断機で4本の柱を切り出します。

石窯作りは少しピッチを上げたいと思っているので専用コーナーを設けて紹介したいと考えています。

おまけの画像は アーティチョーク
収穫してもうありませんが背丈ほどに大きくなる野菜です