作業前の用地

コンクリートは舟で手で混ぜ練っていたのですがやってられません
GW前あわててネットでコンクリートミキサーを手に入れました
強い味方を得てこれで万全、作業は順調と思いきや、そんなに力強くはなかった
セメント一袋25s、砂60s、砂混じりの骨材(砕石)同量、
水を約15リットル放り込み、期待を込めスイッチを入れる。
少し回りモーターがウーンとうなり止まってしまった
リセットボタンを押してもすぐに止まる
手動で加勢をしてようやくまわる
使い方にコツがあるようです
力をわきまえた材料の入れ方があるのです
水は中である程度の流動性を確保する量だけ随時加える
ミキサーを回しながらセメント、砂、骨材を適量、順にうまく加えると止まらないでまわってくれる
試行錯誤の末に順番、量を会得しました。
容量100リットルの仕様にはだまされた?
口を真上に向ければたしかに100リットル
だけど傾けなければ混ぜられないのだから・・・
あふれ出ない量はこの半分もないのでしょう
それでもセメント1袋を1回で処理できるのでよしとすべきでしょう
セメント15袋で土間は打ち上がりました
やはりこの非力の味方がいなければできる仕事ではない

竹林で伐採した竹は有用な建築資材、デッキの上に作業小屋を組みました
壁がないと小屋とは言えないのかな
むかしサンカと呼ばれる人たちは移動生活の仮住まいとして竹を組み、川魚を捕り竹細工をつくって世過ぎをしていました。
今ブルーシートがあるのはほんとうに有り難いこと
屋根組の上に広げるのはもう少し先です、雪が降ればつぶれてしまう
ナオ子さんはこのブルーシートが気に入らない、ホームレスを連想するらしい、早く目に付かないようにとうるさいのです
しばらくは我慢してください

2004年6月20日
コンクリートブロックの基礎にアンカーボルトを設置します
基礎上の部材に孔をあけ、ボルトを入れた状態でモルタルに埋め込みます
これが一番確実

間伐材の製材装置ができました
角柱材を2本ならべガイドにします
両端面に芯を出した間伐材を中に入れ、削る量だけガイドとの高さをくさびで調整する
電気かんなの先頭部に横穴が通っていて、中にパイプを通すと締め付けるねじもある
このパイプをガイドに載せるとあとはドンドン削るだけ、
ガイドに当たるまで削るとガイド面と平行の面が仕上がっているのです
横穴を見て思いついたのですが、うまくいきました
おそらくこの横穴はこの目的のためにあいていたのでしょう
柱6本完成です

2004年5月16日
鉄骨につながる仕口部、ひのきが堅いことをあらためて感じる
切断面を正確につくるまでは電気のこぎりを使うけれども、決まれば後は手挽き
この方がはるかに早いのです
加工した仕口部の方向が全体の軸芯線と合っているのかどうか自信がない

きちんと納まるとどの方向を向くかわからないので遊びをつくっておく
遊びが過ぎると、なにごとにおいてもまずいことになる、その加減が悩ましいところ
京都の間伐で手に入れた檜をこれから柱材に製材します
太さがバラバラ、もととさきの太さも違うが、壁構造と併用を考えているので柱の径は揃えなければいけない
2×4材と向かう面だけ芯と平行に丸太を削る仕組みはこれから考えます。

基礎は今回もコンクリートブロック、床はコンクリート土間を考えているので高くあげる必要がないからこれで十分なにより手軽で良い。柱材は作業場に移して製材の準備OK

作業テントにインナーテントを追加
つなぎ目や破れた場所からの雨漏りのためにもう1枚重ねるつもりだったけれども
、キャンプ用テントからの発想、インナーテント、これが正解
スマートな外観と完璧な快適さを確保、雨の日は浮気心がでなくて作業がはかどる
3.6×5.4メートルのブルーシート一枚、
百円玉3枚でおつりがくるのはすごいコストパフォーマンス

落柿工房  その1

用地の上に大きな柿の木がありますデッキに青い実が落ちるときには堅い音が響き
熟した実が落ちると柿渋が鮮やかに飛び散った文様を描きます
京 嵯峨野 同じように柿が落ちる向井去来の庵は落柿舎  この落柿をもらいました。
らくしこうぼう、楽して楽しくつくりたいという希望もこめられています。

作業小屋の雨仕舞いをしっかりする
連休後半の雨の日も製材作業がはかどりました
どこまで作業が進んでるかわからないけれど梅雨も大丈夫でしょう