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■ マンション「ニュー」フォーム

- 新築マンションの内装設計 -

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マンション「ニュー」フォーム2 写真撮影:三宅啓介 無断転載を禁じます。StudioS.E.A.

所在地 兵庫県芦屋市
構造規模 インテリア
床面積 132.24㎡
主な内部
仕上げ
リビング・ダイニング
チークフローリング
/遮音下地
AEP塗装布クロス
/遮音下地
天井 吸音布クロス漆喰調薄塗り材
/遮音下地
昨今、「フリープラン(自由な間取り)」を謳うマンションが増えているが、その殆どは予め予定されている幾つかの選択肢から選んでゆくのがせいぜいだ。売り手側や建物の構造上の制約もさることながら、 全く自由に考えるのはユーザー自身や売り主側の「コーディネーター」の手には余るからでもある。
 この住戸は、マンション新築時に、戸内をまるで戸建て住宅の設計のように一から計画したものである。我々は、間取りや仕上げ材の決定だけではなく、 住戸内の全てを設計した。音楽家であるオーナー夫婦のためにリビングダイニング全体を完全防音し、プロがグランドピアノを全力で弾いても隣戸からの苦情が発生しないよう計画したのもその一例である。 「完全防音」のためには、床壁天井の仕上の防音化は勿論のこと、プランニング自体も防音を考慮した物としなければならない。蛇足ながら、本件では防音性能Dr-65と、まるで専用の音楽ホール並みのものを確保することができた。
 

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