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E
nvironment &
A
rchitectures
■ 和のにほひ-2
- 農村の景観にとけ込む現代住宅-
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写真撮影:三宅啓介 無断転載を禁じます。StudioS.E.A.
所在地
奈良県北葛城郡
構造規模
木造在来工法地上2階建
敷地/延床
680.30㎡ / 161.27㎡
主な外部
仕上げ
外壁
亜鉛基合金板張り
屋根
亜鉛基合金板張り
舗装
300角タイル
主な内部
仕上げ
座敷
床
本畳敷き
壁
和紙貼り
天井
天然目化粧合板張り
老朽化した民家の建て替えである。
玄関に向かって右(東)側の半分には仏間や応接間があり、そこは伝統的な平屋建切り妻屋根のかたちとしている。西側は二階建で、居間・食道・寝室などの居住空間である。
仏間・応接・玄関・居間は、引き戸を開放することにより一室に繋がるように配慮されている。これは日本住宅の「田の字」平面の考え方の応用で、何かの時(法事・葬式・・・)には大空間を作り出せるという知恵である。
●「建築ジャーナル」 2002年6月に掲載されました。