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■ 長谷川医院

- 内科診療所 -

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内科医と音楽家のための搭状住宅1 内科医と音楽家のための搭状住宅2 内科医と音楽家のための搭状住宅4 内科医と音楽家のための搭状住宅5

内科医と音楽家のための搭状住宅3 写真撮影:山田和男 無断転載を禁じます。StudioS.E.A.

所在地 大阪市天王寺区
構造規模 鉄筋コンクリートラーメン構造
地上5階建
敷地/延床 77.32㎡ / 222.24㎡
主な外部
仕上げ
外壁 マジックコートHM
屋根 アスファルト歩行断熱防水
舗装 300角せっ器タイル
主な内部
仕上げ
音楽ホール(玄関)
300角せっ器タイル
マジックコートフラット
天井 マジックコートフラット
居間・食堂
ナラフローリング
和紙クロス
天井 和紙クロス
  大阪都心の幹線道路沿の兼用住宅である。敷地が狭いため、建物は自然、搭状のものになった。
 リクエストは、駐車場と内科の診療所と客数30人程度のコンサートホールと住宅。
1階は診療所、2階はホールで住宅の玄関と兼用にした。道路から2階への屋外階段はホール・住宅の兼用、更に半階上がると勝手口へ繋がる。これは、ホール使用中も直接住宅へ入れる為だ。実際、貸しホールとしての利用を含めると毎日のように人が集まり、勝手口は不可欠なものになった。
 南側隣地は空き地だが、何時高層ビルが建つか解らないので、住宅への日照は窓に頼らず、居間の上部に設けた屋根状の大きな天窓によった。充分な勾配のため汚れも少なく、「星の見えるリビング」と好評である。

●「建築ジャーナル」  2002年6月   に掲載されました。
 

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