空にはカモメが飛んでいた。潮の匂いもする。
ふと足下に目を向けると、遥か先に見えるのは、岩にあたって崩れていく波頭。それは、すぐに返す波へと変わる。
緑の芝生に覆われた高い高い崖の上に、一人の女性が立っていた。二十代も後半に入った女性である。彼女は、十年ほど前には清純派美少女と言われており、その面影を強く残したまま、大人の美人に成長していた。
今の彼女の表情には憂いもあるのだが、それすら、生来の美貌を際立たせるためのアクセントとなっている。
「何も言わずに出てきちゃったからなあ。
今頃、大騒ぎしてるかも……。
ごめんなさい……。美神さん、横島さん……」
一人、傷心旅行の真っ最中の彼女は……。
氷室キヌ、つまり、おキヌであった。
プロローグ ただいま……!!
高校を卒業して、女子大に入り、大学も卒業して……。
おキヌは、一人の女性として着実に人生を過ごしてきた。しかし、彼女と横島の微妙な関係が変わることはなかった。
周囲の親友たちは、恋人とグングン親しくなっていく。それを見て羨ましいという気持ちも、ゼロではなかった。だからといって、自分と横島をそこに重ねて考えることは出来なかった。
二人は……恋人ではないのだ。
性差を超えた、仲の良い友人。同性の親友とは違う、異性の親友。ある意味では『恋人』以上に、精神的に結びついた存在。
おキヌは、そう思っていた。そして、この関係がずっと続くと信じていた。
(でも……。そうじゃなかった……)
そんな関係は、片方が結婚することで壊れてしまうのだ。
恋人を作ることもなく過ごしてきたおキヌと、いつのまにか美神と恋愛関係になっていた横島との場合……。
その『片方』は横島の方だった。
そして、それが『壊れて』しまった瞬間。
おキヌは、自分の横島への想いが恋心だったということに、ようやく気付いたのだった。
(ルシオラさんのときは、
私の気持ち、まだ恋じゃなかったと思うけど……)
美神と横島が正式に婚約した時の、胸の痛み。それは……。
(あの時とは全然違うから……)
だから、おキヌは、横島に惚れていたことを自覚したのだ。すでに手遅れな……今頃になって。
___________
風が吹いてきた。長い髪が後ろへ舞うのも気にせず、おキヌは、ただ立っていた。
ふと、鞄の中から文珠を取り出し、それを眺める。
(美神さん……)
それは、美神がヘソクリしていた文珠の一つ。
おキヌ以上におキヌの気持ちを理解していた美神が、『ごめん……』という表情で、おキヌに渡したものだった。
美神によって、『忘』という文字がこめられている。
(でも……忘れることなんて出来ません……!!)
どうして忘れられよう!?
三人で幸せだった時間こそ、宝物なのだ。何故その宝物を自分から捨てることが出来よう!?
おキヌは、かつて美神から言われたことを思い出す。おキヌが幽霊から人間に戻る際、美神は、幽霊時代の記憶なんて夢のようだと説明しながらも、
「夢は人の心に必ず残るものよ!
それが素敵な夢だったのなら
なおさらでしょ?」
と言ってくれたのだ。
(その美神さんが、こんな文珠をくれるなんて……。
変わってしまったのね……美神さん)
そう思うと、とても悲しい。だから、おキヌは首を振って、
(違うわ……!!
思い出の大切さを知る美神さんが、
それでも忘れたほうがいいって思っちゃうほど……
それほど……私が痛ましかったんだわ……)
と考えることにした。
そして、『忘』という文珠を見るうちに、十年近く昔の別の事件も頭に浮かんできた。
それは、横島の親戚タダスケが来た時のこと。
美神と横島とタダスケの三人が特別な打ち合わせをした後、
「美神さーん。
もう、入ってもいいですか?
なんだったんです、三人でお話って……?」
「三人……? 誰の話?」
「え? あれ?」
いつのまにかタダスケが消えていただけでなく、まるで、彼が来ていたことすら二人に忘れられたようだったのだ。
(そうか……。
なんだか話が食い違う感じがしたんだけど……
あれって、文珠で記憶を消してたのね)
さらに、最近の横島を見ていて、おキヌは気がついていた。髪型を変えた横島は、タダスケそっくりなのだ。あの『タダスケ』が実は未来からきた横島であったことは、記憶を消されていないおキヌには、明白だった。
(二人はタダスケさんの正体に気づいてしまって、
未来のことも何か聞いてしまった……。
それが歴史に影響することを恐れて、忘れることにしたんだわ)
しかし、こうしてあらためてタダスケの一件を考えてみて……。
おキヌは愕然とした。
(……!!
そうだわ……!!
二人はタダスケさんの存在そのものを忘れていた……!!)
おキヌは、もう一度『忘』文珠を凝視する。
(ひどい……!!
これ使ったら……
横島さんたちとの思い出だけじゃなく、
横島さんの存在そのものも……忘れちゃうの!?
美神さん……
そんなつもりで、これをくれたんですか!?)
涙がポロポロこぼれた。
もちろん、おキヌの考え過ぎなのだが、それを正す者は、この場には誰もいなかった。
(全部頭の中から消えちゃったら……
もう美神さんたちのところにも戻れないじゃない!!)
おキヌの涙は止まらない。
しかし、タダスケが来た時のことを再び思い出し、フッと心が虚ろになった。
「そうか……。私、このまま
美神さんたちの前から姿消しちゃうんだ……」
その思いは、独り言の形で口から出たため、いっそう深くおキヌの中にしみ込んでいった。
おキヌは、当時のタダスケの発言……
「ここで君まで感染したら、
話がまたややこしくなる!」
という言葉を、変に解釈してしまったのである。
タダスケが何をしに来ていたか、今となっては推測も可能だった。毒蜘蛛事件にだけ参加していたのだから、あれが未来へ影響するのだ。あそこで、毒蜘蛛にやられたのは美神と横島なのだから、それが遠因で、未来で二人はトラブルに陥るのだろう。
ここまでは素直な推理であり、また、真実でもあった。
しかし、問題は、その先だ。
「タダスケさん……『未来からきた横島さん』が、
私を感染させたくなかったのは、
『未来の私』が同じトラブルに巻き込まれても
対処できないからだったのね。
『未来の私』……つまり、この時代の私は、
もう横島さんたちのところにはいない。
だから、手の施しようもなくなる。
だから、絶対に感染させるわけにはいかなかった……。
そっか……。
私が今、行方不明になっちゃうのって……
歴史の中で確定されたことだったんだ……」
心がネガティブになると、坂をコロコロ転げ落ちるように、悲観的な発想がドンドン出てきてしまう。日頃、陽気だったおキヌなだけに……暗く落ち込むことに免疫がなかっただけに、その加速度も、他の人より大きいのであった。
___________
「私……。
もう……みんなのところには戻れないんだ……」
そう言葉に出してみても、予想していたほど悲しくはなかった。
「そうだよね……。
『みんなのところ』も……もう
私が『戻りたい』ところじゃないから……」
おキヌが本当に戻りたいのは、横島と美神と三人で、楽しく幸せに暮らしていた日々。二度と帰ってこない、貴重な青春の数ページだ。
「時間を巻き戻すことなんて……
できないもんね……。
でも……忘れることも無理だわ」
おキヌは、崖の突端まで足を進めてみた。
下を覗き込むと、海面までは、目もくらむような高低差がある。
ここは、しなびた観光スポットというだけでなく、自殺の名所でもあるらしい。
「それなら……いっそ……」
物騒な言葉を口にしてしまったおキヌだが、もちろん、本心ではない。自ら命を絶つ気は全くなかった。
彼女は、三百年間の幽霊生活を経て、人間に蘇ったのだ。現在生きていること自体、いわば奇跡の賜物なのだ。そして復活後も、ネクロマンサーとして、不慮の死を遂げた多くの命と対話してきた。
おキヌは、この世界で一番、命の尊さを知っている人間なのだ。
「あっ……!!」
しかし、運命は彼女を放っておかなかった。突然、強風が彼女を襲ったのである。
大地から、足がフワッと離れてしまう……。
(そんなつもりはなかったけど……。
でも、あんなこと言いながら
端っこに立っていた私が悪いのね……。
これじゃ精一杯生きたことにならない……。
ごめんなさい……!!)
そんな気持ちが頭に浮かんだが、それも一瞬だけだった。
重力に引かれて落下していく中……。
おキヌの『魂』は、ただ一つの願いで、いっぱいになっていた。
(戻りたい……。
幸せだった……あの頃に……)
そう願ったおキヌの手の中で、文珠に刻まれた字が変わる。『忘』から……『戻』へと。
___________
そして……。
___________
(私……。
幽霊だったから……!!)
おキヌは、自分の発言にハッとした。
(あれ……!? 崖の上にいたはずなのに!?)
正確には、先ほどの『発言』は、口に出したものではない。しかし、思ってもみなかった言葉だっただけに、心の中の独り言にしては不思議だった。
(ここは……!?)
ふと気がつくと、目の間では、たくさんの悪霊が塊を成していた。しかも、その中に横島が捕われている。そして、おキヌ自身は、ネクロマンサーの笛を吹いていた。ただし、その音色は拙いものだ。
(これは……まるで、あの時の……!?)
おキヌが人間になった後で、幽霊時代の記憶を取り戻した時。その際、今と全く同じ状況を経験していた。当時を思い出しながら、おキヌは、霊団に語りかける。
「もう……やめよう。
ね? みんなお帰り……!」
同時に、慣れ親しんだ笛を、正しく使い始める。笛の音も変わり……。
『ギャアアアアァ!!』
悪霊たちは、空へと消えていった。
ネクロマンサーとしての経験豊富なおキヌは、これくらいで疲れたりはしない。座り込むこともなかった。だが、
「大丈夫!?
おキヌちゃん!!」
と心配しながら、美神が駆け寄ってきた。
(これって……全く同じ……。
もしかして……)
おキヌは、美神に対して、頭に浮かんだとおりの返事をする。
「美神さん……!
私……おぼえてます!!
全部思い出しました……!!」
しかし、思い出した内容は、あの時とは全く違っていた。
今回おキヌの記憶として蘇ったのは、ここへ来るまでの経緯だ。
美神と横島が婚約し、いたたまれなくなった自分は一人旅に出て、崖から足を滑らせてしまった。それも、半ば身を投げたような形で……。
おキヌは、今、死の瞬間へ向かって落下中のはずだったのだ。
(これって……走馬灯!?
死ぬ前の一瞬の幻……夢なのかしら!?)
一瞬、そんなことも思ったが、
(でも……お願い!!
夢なら覚めないで!!
幻なら……出来るだけ永く続いて!!)
と、おキヌは強く祈る。
そして、足をとめた美神と、その隣に立つ横島に向かって、走り出した。
「ただいま……!!
美神さん……!!
横島さん……!!」
束の間の夢でもいい。瞬間の幻でもいい。
この時代こそ、おキヌが『戻りたい』と願った『あの頃』なのだ。三人で幸せに過ごした日々なのだ。
もしも死の間際に叶えられた最後の望みであるならば、それでもいい。今だけは『ただいま』と言いたかったのだ。
(これが……私の幸せだった……!!)
そう思いながら、おキヌは、横島の胸の中に飛び込んだ。そして、ハッと気づく。
(この感触……!!
夢じゃない!!
本物の横島さんだ……!!)
これは現実なのだと、おキヌは、ようやく……ようやく悟った。
(本物の……
幸せだったあの頃の……横島さんだ!!)
横島の背中に回した腕に、彼女は、ギュッと力をこめてしまう。
(もう……離さない……!!)
実はおキヌは、未来のあの一瞬に、無意識で『文珠』に願いをこめていた。もはやあの『文珠』のことなど失念しているおキヌだったが、しかし、奇跡が起こったことだけは理解できた。
誰の手による奇跡なのかは分からない。
それでも、おキヌは、
(ありがとう!!)
と、心の中で強く感謝した。
彼女は……幸せだった若い時代に、帰ってきたのだ!!
「ただいま……美神さん!!」
もう一度同じ挨拶をしながら、おキヌは、横島の胸にうずめていた顔を上げた。若返った無邪気な笑顔を二人に向ける。
「そして……横島さん!!」
おキヌの目尻には、嬉し涙が浮かんでいた。
(第一話「……大好き!」に続く)
前の長編を書いていた時期に、
「次は『連作短編』のような『長編』を」
と意思表示してしまったのですが・・・。
三話目以降の構想を練り直してみたら、方針が変わってしまいました。ごめんなさい。
今作は、プロローグやエピローグなどを含めても全八回(予定)という、いわば『中編』になります。前作とは違って、この『プロローグ』で描いたように、『戻』文珠で逆行してしまうというようなユルい世界観で書いています。
短い(?)おつきあいですが、最後まで、よろしくお願いします(もしかすると、この作品と並行して、ここには投稿できない形態の連載を他で始めるかもしれません。それでも、この作品はこの作品でキチンと完結させますので、御容赦下さい)。 (あらすじキミヒコ)
連載完了おめでとうございます&お疲れ様でした。
『復元…』が終了したと思ったら、早速新作投稿ですか〜。
小説を書くのが早くてビックリします!
おキヌちゃん、いきなり失恋状態から物語が始まりましたね。
途中でどんどんネガティブな考えに陥っていくおキヌちゃんを痛ましく思いましたが、
その後にいきなり逆行ですか!?
横島クンへの恋心を強く自覚した状態で時間を逆行したということは、
今度は美神さんやルシオラに取られないように積極的に行くのかな?
今度は、勇気を出して告白した後で『こーなったらもー、おキヌちゃんで』とか言われないように
がんばらなきゃあいけませんね。
『復元…』は一話あたりのボリュームが大きいので、現在14話までしか読んでいませんが、
こちらの更新も楽しみにして、両方読んでいきます。 (しんくす)
>おキヌちゃんを痛ましく
今回のラストまで読んだら安心してもらえたと思います。しかし、『痛ましい』場面で読むの諦めてしまう方々もおられるのではないかと、少し心配です。
>横島クンへの恋心を強く自覚
本当は、その時点ですでに『おキヌちゃん』ではない気もしますね(笑)。でも、原作よりも少しだけ大人なおキヌちゃんを描こうと頑張ってみます。
>勇気を出して告白
本文のラストにあるように、次回のタイトルがあの場面のセリフですので、ご期待下さい。
前作とは雰囲気も違うので、両方読んでいくと戸惑うかもしれませんが、逆に、その違いを楽しんでいただけるかもしれません。両作品とも、よろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)
原作アフター、いきなり傷心のおキヌちゃんで始まる出だしは新鮮と言うか斬新過ぎると言うか。
タダスケの事を考えれば美神と横島がくっつく可能性は高いと言えない事は無いのでしょうが。
自分としては意外と小鳩が漁夫の利を掠め取る未来を想像しています。
”忘”の文珠、何とも酷い話しですね。
人は辛い思い出を時間と共に忘れていく事で生きて行く何て言いもしますが。
忘却では成長は無いのでどうかと思います。
美神が何を思って渡したのかは謎のままなんでしょうが。
タダスケ、原作では横島に血清を注射した描写が有りましたが美神はどうだったのか。
あの美神が毒に犯されたままと言うのは考えられないし、「一応持って帰って」と言う台詞は注射をしたから不要と取れるんですが。
そうなるとタダスケの未来との連続性は無い事になってタダスケは本当に未来に帰れたのかどうか。
意外と時間移動した瞬間に時空から消滅とか。
まあ文珠で解毒とかしなかったのは何故とかタダスケは疑問が多い存在ですが。
怪我が治せるのに病気や毒は駄目って言うのも何ですし。
”戻”文珠で時間の巻き戻し。
流石に文珠1個と言うのは設定として無茶な気がします。
絶対に無理と言えないのが文珠の凄い所でも有りいやらしい所でも有るのですが。
1個で戻れてしまうと日付を特定する意味も有ったのかもしれませんが14個も使用したタダスケはただのお馬鹿さんに。
まあタダスケは神通棍を使えるのと文珠14個制御以外は大した事ない存在でしたが。
未来横島があの程度って言うのも納得出来る様な出来ない様な。
原作を見直したら最初に告白したのっておキヌちゃんだったんですね。
グーラーの印象が大きかったので勘違いしていました。
原作では生き返ってから原作者の陰謀なのか印象薄いんですよねおキヌちゃん。
思い切って告白したのに有耶無耶にされたりその後は何の進展も無いし。
タダスケが出てきて美神×横島路線を強調されたり、挙げ句の果てに後発のルシオラがさっさと恋人に。
ルシオラが出てきた頃には焼き餅とか何故か焼かなくなってしまうし。
こうして考えると読者人気は有ったのに不遇なキャラです。
そんなおキヌちゃんがどう言う風に幸せを目指すのか期待しています。 (白川正)
俺の妄想では横島と美神が結婚してもおキヌちゃんは近くにいるって感じかなw
まあ、そうなるとなぜタダスケのときにいなかったのかってことになるけどw
まあ、オカルトGメンにでも所属しててたまたま海外に行ってていなかったって
勝手に脳内解釈してるがwww
まあ、俺の妄想は置いておいて次回も期待 (ゼルエル)
レスが重なる部分が多いので、まとめて御返事させていただきます。
>原作アフター、いきなり傷心のおキヌちゃんで始まる出だしは新鮮と言うか斬新過ぎると言うか。
>ちょwwwおキヌちゃんいきなり逆行っすかwwwwww
私は読んだことないけれど、実は、既に使い古されたテーマなのではないか。そんな心配もしていたので、このコメントは嬉しいです。
タダスケたちの未来の可能性については、ここで描いたのはあくまでも一つの可能性です。特に、おキヌの『私、行方不明』は、おキヌの悲観的推測だと思って下さい。
>流石に文珠1個と言うのは設定として無茶な気がします。
>絶対に無理と言えないのが文珠の凄い所でも有りいやらしい所でも有るのですが。
確かに、この逆行は、ギリギリの設定です。『この作品では、ここまではOK』という物語の世界観を示す意味で、プロローグで、かなり無茶な使い方を実行させました。
おキヌが希望はしたものの、意図的な逆行ではない。そこを、「複数文珠を必要とするキチンとした逆行」との違いとして示しました。
>そんなおキヌちゃんがどう言う風に幸せを目指すのか期待しています。
>今回は「おキヌちゃんが日常を取り戻す物語」になるんでしょうか。
実は、このプロローグの構想が浮かんだのは、二ヶ月近く前でした。前作の中世編を推敲中、小鳩編をだいたい書き上げたという段階でした。あの時点で、おキヌを幸せにしたい気持ちが沸々と湧いてきていたのです。しかし、前作では、おキヌ一人を特別に幸せにすると、物語のテーマが崩壊します。だから、我慢しました。その分、今回は、『おキヌちゃんハッピーエンド』を予定しています。
続きもよろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)
俺なんかだとおキヌちゃんももちろん好きなんだけど
原作に捕らわれ過ぎて美神としかカップリングしないだろうからwww
そういう点で他の人の創作物を読むのは楽しい、自分じゃ考えれない視点を
楽しませてもらえるからね
そういや最初に指摘した小ネタって通常の3倍のユッキーのことかな?w (ゼルエル)
そういやおキヌちゃんだけタダスケのこと覚えてるんでしたっけ。一人違和感凄かったんだろうなw
過去に逆行したおキヌちゃん。未来の知識を利用して上手く立ち回るのか、はたまた歴史の流れ無視して横島に猛アタックか。wktkしながら次話を読ませてもらいます。 (海童)
>そういやおキヌちゃんだけ
はい、原作の描写からそのように解釈できると思ったので、そこをポイントにして、こんな話を組み上げてみました。
今後もよろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)
おキヌちゃんの逆行物語ですか。
冒頭で、彼女が投身自殺に結果的になっちゃったのは悲しいですが、魂のみの逆行なら<戻>文珠だけでも納得出来ます。
だけど、未来での横島クンと美神さんが必死でおキヌちゃんを探すのも目に浮かびます。ヒャクメまで動員する勢いでしょうか。その結果をどう受け止めるかは謎ですけど。
やり直しの時間で、未来を知っている彼女がどう行動するのか、楽しみです。 (月夜)
はい、今回は魂の逆行です。文珠も受け入れてもらえたようで、ホッとしました。
確かに、残された未来の人々を考えると、色々話もふくらむかもしれません。しかし、今回は、中編ということで、かなり話をしぼって書いています。
では、続きもよろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)
キヌだけの逆行なら仕方ないかも
とにかく、逆行キヌの横島への猛アタック→横島の変化→魔理とかおりの変化
こう言う流れになるしょうか
(隆盛)
>キヌだけの逆行なら仕方ないかも
そう言っていただけると、ホッとします。
この後の展開、色々と御想像しながら御楽しみ下さい。
では、第一話のレスに続きます。 (あらすじキミヒコ)