女は命あるものの母となりて、すなわちイブと呼ばる
(創世記 3-20)
E is for Eve
駅前の繁華街を離れ、角をひとつ、またひとつ曲がるたびに離れて行く。
ベスパとは駅前の交差点で別れたため、冷え切った夜空の下を歩いているのは横島と愛子しかいない。
愛子の帰る学校はとうに過ぎているのだが、今日はアパートに着くまで一緒に居る、と言って聞かなかった。
「―――ねえ、横島クン」
「なんだ?」
「どうするの、これから?」
何が、とは言わなかった。
わざわざ問い直すほど鈍くもない。
「どうしたらいいかなーー」
卒業後の進路でも聞かれたかのような口調で、横島は息を吐いた。
むざむざと殺されたり死ぬつもりなど欠片もないが、かと言ってベスパを殺すことにもためらいを感じていた。
もちろん、魔族とは言え、女だから殺さないとか、戦うのが嫌だとか言うのではない。
こうしている今も復讐の念に燃えているはずのメドーサのときのように、敵となれば滅ぼすこともあったし、憐憫など感じることもない。
そもそも、あの東京タワーのときの戦いにおいて、自分は間違いなくルシオラに妹のベスパを殺させるために身を挺したのだ。
今さら博愛主義に悩んでみてもしかたがない。
「ま、そのうちなんとかなるさ」
「いいかげんねぇ」
「ほっとけ」
「でも、横島クンらしいのかもね」
街路灯の冷たい光が白く曇る中、何故か嬉しそうに愛子が笑った。
大して話も弾まないうちに、いつものボロアパートに着いてしまった。
見慣れたはずの建物はどこか他人行儀で、灯りの点いていない自分の部屋は寒々しく思えた。
二階のドアを見上げ、いつものように鍵をジーンズのポケットから取り出すが、また元に戻して後ろを振り向いた。
「なあ、ちょっと寄っていかないか?」
下心も後ろめたさもなく、そんな台詞が言えた自分に横島は驚いた。
なんで俺は愛子を誘ったんだろう、そんな疑問すら感じなかった。
「うふふ。どうしよっかなーー」
意地悪げな笑みを浮かべて、愛子は横島の顔を覗き込む。
だが、そこに望むものは見て取れなかった。
「ゴメン、やっぱり今日は帰るね」
これも青春よねー、と言いかけた愛子の身体がぐらりと揺れ、前のめりに倒れて机の中に消えた。
「あ、愛子っ!?」
横島は慌てて愛子の本体に近づこうとするが、その背後に立つ者の気配に足をすくわれた。
もちろん、それはさっき別れた女の気配だった。
「大丈夫、気を失っているだけさ」
「ベスパ!」
向かいの駐車場の影から姿を現したベスパを見て、知っているはずなのに名前を呼んだ。
そして、聞かなくてもわかっているはずなのに、またわかっているはずの答えを聞く。
「帰ったんじゃなかったのかよ」
「そのつもりだったんだけどね。気が変わったのさ」
そう言いながら、だらりと下げた右手に力を込めていく。
横島にはそれが何か、次にどうするのかもわかってはいたが、心がそれを認めようとしなかった。
「ヨコシマ、悪いけど私と一緒に死んでくれ」
「お、お前、やっぱり―――――」
ベスパはそれに答えず、右手に集束した霊波を放つ。
横島は避けようと思えば避けられるのだが、愛子がいるためにそれも出来なかった。
文珠か、あるいはサイキック・ソーサーでも出せば防げるのであろうが、何かが混乱していて思いつきもしなかった。
だから、視界の外から飛び込んできた影があっても、それが何を意味するのか、とっさには理解できなかった。
見知った影が横島の前に飛び込んできて、自分の放った霊波を易々と弾き返すのを見て、ベスパは苦い思いに囚われた。
今、この場において、自分と互角の力を持って横島を庇う者など、はじめから一人しか居ない。
それは、最悪のシナリオだった。
「何やってるんでちゅか、ベスパちゃんっ!!」
その影―――パピリオは憤懣やる方ないという感じで怒鳴る。
「こんなことをするなんて、ベスパちゃんはバカでちゅ!!」
前からいつもベスパちゃんは、と楽しかった日々―――逆転号や別荘で過ごしたときのことを思い出させては、あれこれと文句を言い連ねる。
感情を排していようと努めていたベスパであったが、ついにたまりかねて大声を上げた。
「そんなことはわかってるっ! 私がバカなことをしていることぐらい、お前に言われなくてもわかってるさっ!!」
「わかってなんかいないでちゅ! ベスパちゃんはなーんにもわかってないでちゅっ!!」
「お前に私の何がわかるって言うんだ!!」
絶叫とともに、もう一度霊波をパピリオに向けて放つ。
だが、またも易々と弾き返され、虚空へと流れていった。
「何をするんでちゅかっ!?」
「お前だけは生き延びられるかもしれないと思っていたけど、こうなってはもうしかたがないさ。ヨコシマや私と一緒に死んでもらうよっ!!」
妙神山に拘束されているはずのパピリオがここにいるということは、自分と戦う刺客として送り込まれて来たのに違いなかった。
どこかで小竜姫たちを信じて、こうならないようになることを願っていたが、所詮魔族と神族は同じカードの裏表だ。互いに相容れることなどない。
かつて、この手で姉を殺し、今また妹を殺さねばならない。
同族殺しの宿命を背負った忌まわしき我が身に、ベスパは呪いの言葉を吐いた。
悲痛なベスパの台詞を聞いて、パピリオの怒りは頂点に達した。
性懲りもなく三度放たれた霊波を荒々しく握り潰し、小さな身体の肩を怒らせてつかつかと歩み寄る。
あまりにも無防備な様子に戸惑っているベスパに近づき、その頬をぱしん、とひとつ張った。
「だからベスパちゃんはバカだと言うんでちゅっ!!」
「な、何が―――――」
「ベスパちゃんは自分が一体何なのか知っているんでちゅかっ! 私が何者なのか知っていると言うんでちゅかっ!」
「知っているも何も、お前も私も魔族―――――」
そう言い澱んだベスパの頭に、ぼんやりとした何かが浮かび上がった。もやもやとした形のない、決定的な何かが。
「そうでちゅ! 魔族でちゅ! 愚かな人間を誘惑し、堕落させる一因を担う魔族でちゅ! そんなことも忘れたんでちゅか?」
「忘れてなんかない! だから、こうしてヨコシマを―――――」
「だから、ベスパちゃんがヨコシマを誘惑すればいいんでちゅっっっ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?
今、何て言いましたか、パピリオさん?
「ベスパちゃんがヨコシマを誘惑して、一緒になって、ヨコシマを狙う相手から守ればいいんでちゅ。そうすれば転生なんかしなくったって、ルシオラちゃんにだって会えまちゅ。そんなこともわからないベスパちゃんは、バカもバカ、大バカもんだと言うんでちゅ!!」
大きな声を出していくらか落ち着いたのか、パピリオは横島のほうをちらりと見て、打って変わって小さな声で呟いた。
心なしか、顔がほんのり赤くなっているように見えた。
「・・・それに、ベスパちゃんがしないと言うんだったら私がやりまちゅ。私だったらベスパちゃんだって心配はいらないでしょう?」
先程までの強気もどこへやら、姉におねだりをするような目つきでベスパを見る。
「猿のじーちゃんが言ってまちた。私もベスパちゃんも見た目は違うけど、元は同じ細胞から生まれた姉妹でちゅ。ルシオラちゃんを産むのに、特に違いはないんでちゅ」
(あの猿爺、俺はロリコンじゃないとゆーとろうがっ!!)
今まで壮大な姉妹ケンカに付いていけなかった横島だが、思わぬ事態に、自分にとっても師匠に当たる猿神に悪態を吐く。
このまま状況に流されてしまえば、自分の倫理観念はおろか、性癖までもが決定付けられてしまいかねない、一世一代の危機なのは確かだった。
あまりにも根本的なパピリオの指摘に、ベスパはどうしていいかわからなかった。
直情的な性格の自分には、誘惑したり甘言を囁いたりするような振る舞いが似合うはずもない。よもや自分がそれを行うなど、一考だにすらしなかったのだ。
それは自分たち以外の誰か、人間か魔族か、はたまた神族の役割だと信じて疑わなかったのだ。
「―――ど、どうしたらいいと思う?」
ベスパはついさっきまで殺そうと決意していた横島に助けを求める。
彼が何か言ってくれれば、あるいは提案を拒絶し、退けてくれれば安堵できるような気がしたからだ。
「どう、って言われてもなーー」
急に頼られても、横島にも答えようがなかった。
戦うつもりは最初からなかったのだが、ベスパのためにどうしたらいいか、と聞かれると判断に迷う。
そんな二人の様子を、予想通りとでも言うかのように頭を振ってパピリオがため息をついた。
「あー、もう、ベスパちゃんもポチもしょうがないでちゅねー」
手のかかる家族を見るかのように呆れていた。
「前のように、みんなで一緒に住むところから始めればいいんでちゅ。私だって、もう妙神山には帰れないんでちゅから、追い返したりはしないでしょう?」
そう言ってパピリオはベスパと横島の手を握り、近くに引き寄せた。
「とりあえず握手して仲直り。話はそれからでちゅよ」
別にケンカしていたわけじゃないんだけどな、互いの顔を見つめて思わず苦笑するが、やがてどちらからともなく差し出された手を握った。
「なんだか変なことになっちまったけど―――」
「まあ、なんだ、これからもよろしく」
もう一度握り直すと、何もかもが馬鹿馬鹿しくなって笑い声を上げた。
ひとしきり笑った後には、ごくごく自然に言葉が口をついてこぼれた。
「―――ただいま」
「―――おかえり」
横島が誘惑されるのがマズいんだったら、ベスパがすればいいじゃん、とゆー身も蓋もないオチでした。
この後もいろいろと敵が襲ってきたり(おキヌちゃんとか、おキヌちゃんとか、おキヌちゃんが(笑))、トラブルに巻き込まれたりするんでしょうけれど、それはもう知りません。
一連の話の中で、抽象的な意味で『誘惑』という語句を多用しましたが、それは旧約聖書でイブに禁断の実を食べさせる蛇のこと、すなわち作者である私の化身としてのことだったりなんだったりします。
さて、今回の話はこれで終りでして、続きを書くつもりはありません。
ですが、次となるタイトルは決まっているのでご紹介しておきましょう。
『カは家族のカ -F is for Family-』です。(にやり)
それでは、ご覧頂きましてありがとうございました。 (赤蛇)
パピリオの意見でオチがつきましたが殺す覚悟で死ぬ覚悟だったベスパが果たしてこれで退くのはありなんでしょうか。なにやらいろんなことがうやむやになってる気がします。
最後のただいまとおかえりも私にはよくわかりませんでした。ベスパはツンデレだったのか?というか横島のこと好きだったのか?アシュタロスはどうしたんだ?べらんめー!てんでリアルじゃねえ!(しつこい)
一話目の丁寧さが最後のほうになるにつれて荒くなっている感も。いろいろ考慮してCで。
次回作を待ちます。てやんでぇ!(しつこっ) (由里)
言われてみれば、なにも添う事かなわぬ憂き世の定めがあるでなし、べつだん思い詰めんでも良かったのですね:)。ベスパらしいですけど。
おキヌちゃんが考えていた「正解」も同じだとすると、「それも悪くない」がこの上なく意味深ですね〜。ルシオラの時で一皮剥けたか。やはりこの方面では令子より大人に見えますね。
「家族」のどたばたを想像しつつ、次回作を待たせていただきます。お疲れ様でした。 (disraff)
で、評価なんですが‥‥
最初から短編(全五編)と断っているし、区切りはついているし、パピリオの”冴えた”やり方も好きだし‥‥
でも、(勝手にこちらが思っているだけですが)多くの伏線がそのままだし、未来を想像するにしても不確定な部分(おキヌちゃんとか、おキヌちゃんとか、おキヌちゃんとか)が多いし、肩透かしされたような気分も拭えないし‥‥
それらを足して二で割るのも何かが違うし、どちらでも赤蛇様の掌の上という気がしますので、今回はこの評価(保留)とさせていただきます。 (よりみち)
ひとまずの終了お疲れ様でした。(え、?ホントに終わりなんですか?)
タイトルを付けるセンスが皆無の私には羨ましい位きれいにそろった副題です。このカッコよさだけでも評価に値すると思いました。
正直、今後の展開について読みたい気持ちはかなりありますが、色々複雑に絡んだ問題など家族の絆でどうにでもなるんだという気持ちを次のタイトル『カは家族のカ -F is for Family-』から感じさせて貰いましたので、後は脳内補完でなんとかしたいと思います。彼女の恋愛対象としての復活を望む私としては、その後のタイトルをこう考えたのですが・・・『キは奇跡のキ -G is for Gabriel-』ガブリエルは処女マリアにキリストの降誕を予告した天使の名です・・・うーん微妙、精一杯考えてツンデレラですからね私のセンスは。ダジャレか字の汚い子供の域を脱してません(泣)
なにはともあれお疲れ様でした。次回の投稿をお待ちしています。 (UG)
ハッピーエンドはいいのですが、出てきたキャラの中で最終的に目立っていたのは横島、愛子、ベスパ、パピリオの四人だけと言うのは少しさびしいような気がしました。
他のキャラももう少し出してもよかったように思えます。特に雪之丞を!!!!(とことんこだわっています。だって本当に期待してたんだもん!!)
今回のことについてはもうこの位で置いといて、次の話のタイトルがもう決まっていると言う事は、近々新しい作品が読めると言う事なので次回も頑張ってください。早めの投稿お待ちしております。 (鷹巳)
今回の投稿では『千秋楽で猫だまし』みたいな感じになっちゃいましたが、元々狙って書いていたので失敗とは思っていません。
でも、読んで頂いた方々がフラストレーションを感じているようですので、そこのところは反省点ですね。どうもすみません。
実は副題、特に英題こそが今回の最大のメインテーマなんですが、たぶんそこのところは触れてもらえなさそうなので、コメント返しの前にちょっと未練がましく説明しておこうと思います。
AdamとEveは言わずと知れた怪しい方言使いの美人局ですが、Cainはその最初の子であり、弟Abelの兄となります。
Cainは神がえこひいきしたAbelを妬み、いきなり殺してしまいます。
人類は第二世代にしてすでに人殺し、それも兄弟殺しの罪すなわち悪(evil)に染まってしまうのですから、そりゃ、アシュタロスも幻滅して宇宙を作り変えようとしたくもなりますわな(笑)
ひょっとしたら、原作での宇宙は横島が腐らせてしまったあの宇宙のタマゴだったりして。。。
こうして並べてみると、性別や上下の順序が逆だったりもしますが、なかなかに三姉妹や横島との関係を暗示しているようで、結構面白いんじゃないかな、と思ったりしています。
特にBとDは韻をふみながら語を隠せたので、自分としてはかなりの会心作でした。 (赤蛇)
ええと、真夜中の・・・?
確かに、パピリオの勢いに任せて多少うやむやになってしまった感があるやもしれません。
ベスパの『覚悟』というのは、誰かに指図または教唆されたわけではなく、魔界と神界の建前を間に受けて思い込んでしまった、というところでしょうか。
原作でもそう感じましたが、ベスパは多分に思い詰めるタイプなんじゃないかな、という気がします。
また、ベスパの持っている感情は恋愛ではなく、家族愛に近いものだろうと解釈しています。
>disraffさん
最後にぽかん、としてもらえればしてやったりです(笑)
いや、やっぱりベスパには思い詰める姿がよく似合います。だからこそ魅力的なのですが。
そして、おキヌちゃんは遥かに大人です。それはもう、美神なんぞ足元にもおよばぬくらいに。
『本妻』としての自分の地位が確立さえしていれば、ある程度の妥協が成立するならば「それも悪くない」というわけです。
実際、乙姫のときの「私が3号なんですか?」発言からも、そんなところが感じられます。
それに、私は『おキヌちゃん非処女説』をとっていたりしますしね。 (赤蛇)
今回は短期決戦です(笑)
伏線というつもりではないのですが、イメージとしては長編の1エピソードを切り取ったような感じで書いていますので、確かにいろいろなことが収束せずに終わっています。
このままドタバタコメディとして続けても面白くなりそうですが、なんというか、それは私の芸風じゃないかなぁ、と。
私が2日以上にわたる話を書いたのって、短編・中篇合わせても過去に一度しかないはずですし。
>UGさん
私は些細なことが気になるタイプでして(たとえば、ベスパが霊波を放つのは右手か左手か、とか)、特にタイトルはいろいろと悩みながらつけていたので、実に嬉しいです。
3人が新たに家族として歩み始めるとして、当然みんな黙っているはずもないからいろいろと押しかけてきてトラブルがあって、それでもおキヌちゃんは正妻として悠然と振舞っていたりして・・・楽しそうじゃないですか(笑)
『キは奇跡のキ』は実にいいですね。
ただ、ひとつ悩むとすればルシオラが子供として生まれ変わるのなら『Gabriel』ですが、そうでない復活の方法を取るならば『Golgotha』がいいかな、なんて悩んでしまいます。
話の流れでいくと、この『G』が大きな分水嶺になりそうですね。 (赤蛇)
いや、私の中で4人も目立っていたというのは快挙ですぞ(笑)
雪之丞はいわゆる『deus ex machina』みたいな役どころになっちゃったので、便利な反面、書き手としての怖さがあります。
次はまだ全然決まっていないです。
一応、映画ネタにはしたいとは思い、『大脱走』とか『アマデウス』もいいかな、と思っているのですが、マリア物で『機械仕掛けのピアニストのための未完成の戯曲』なんてのをちょこっと書き始めていたりします。
ホームズに出会う前の19世紀半ば、ピアノを弾くマリアと出会うフランツ・リスト、カオスを慕い、マリアを好ましく思いながらもカトリックゆえに認められないヴィットゲンシュタイン侯爵夫人、女たらしで大ほら吹きでお尋ね者のワーグナー、それを支援するホモの国王フリードリッヒ2世・・・
絶対、無理(爆) (赤蛇)
もしミスで無いのなら「ポチ」と呼ばせたのはどういう意図なのか
後はやはり全体を通してキャラの心理描写やキャラの行動に違和感を感じます (tito)
パピリオの台詞はミスではなく、完全に意図的なものです。
横島を「ポチ」と呼ばせることで、パピリオにとっては出会った最初の頃、すなわち逆天号で一緒にいた頃の関係に戻る、という意味を持たせたつもりです。
男の女の関係としてではなく擬似的な家族としての関係からやり直す、それから先はどうにでもなるだろう、ということですね。
今回は長めのラブコメみたいな話を、前も後ろも関係なく切り落としたような感じになってしまっているので、たぶんそれが違和感の一因ではないかと思います。 (赤蛇)
『ペット』として仲間だった頃の名前を使って
「元通り」の意図で「家族」を表現しようとしたから
違和感が大きくなったのかも
こりゃ価値観や概念の相違が根本原因ですね (tito)
>こりゃ価値観や概念の相違が根本原因ですね
多分にそういうことであろうかと思います。 (赤蛇)
うんん、上手い感想は思いつきません。
ですが、読後感はよかったのでコメントさせていただきました。 (falconer)