そして次に目覚めた瞬間、眼に入ってきたのは朝日であった。
朝の事務所。気付くといつの間にかソファの上に毛布を掛けられて寝ていた。
向こうにはテーブルで上体を突っ伏して眠る、おキヌとカオスがいる。
「ウ〜ン……。」
ゆっくり背伸びをする。
窓の向こうでは朝日が昇りかけていた。
その光はいつもと何の変哲も無い、ただの日の光ではあったが、
彼には真新しさを感じた。なにか自分が生まれ変わった気分だった。
「あ、起きてたの……。」
「美神さん。」
令子は寝ずの番をしていたのか、起きてきた横島を見ると安心したような顔していた。
「すみませんでした、なんか迷惑かけちゃったみたいで……。」
「そうね、本当にいい迷惑だったわ?
文珠を飲み込んだ後、カオスが霊体固定剤を急いで作って、それをアンタに注射して。
その後、ソファに運んで毛布かけたし。おかげで寝れなかったわよ。」
「でも、起きるの待っててくれたんですか……。すみませんでした」
相変わらず腰が低い、いつもの横島だ。
そんな事を思うと、顔を思わず緩んでしまう。
「で……、彼女には会えたの?」
「あ、えぇ。まぁ……。」
彼は言葉を濁した。
でも、昨晩の表情と比べても、屈託が無くてとてもあどけない表情。
彼女にはそれだけで充分だった。
「そう……。」
「言われましたよ、何時までも引きずってるな、
心の中に想い出として閉まっておいてくれればいいって。
だから、オレもそうする事にしました。」
「そうね、人間、振り返ってばかりじゃ、しょうがないものね……。」
「えぇ。」
二ッコリと横島は微笑んだ
その一瞬、ほんの一瞬だが、令子には横島の顔がカッコよく見えたのにドキッと来た。
あれ?とも思いながら、顔を少し赤らめる。
「……どうしたんですか?顔、赤いですよ?」
「……!ウルサイ、ほっといてよ!?
ま、まぁ、色々と整理する事があるでしょうし、
今日は休みあげるから、ゆっくりしなさい?」
「いいんですか?」
「良いのよ!雇い主のは私が言ってるんだから!文句ある?」
「いや、でも……」
「いいから……、さっさと家に帰れ!!」
すると矢継ぎ早に令子の投げるペンやら何やらが飛んできた。
横島はそこから一目散に部屋を出ると、街へと出て行く。
令子は溜息を大きく付き、椅子に座りなおし、
深々と寄りかかると、照れ隠しに頬を掻き始めていた。
「もう、男のコって、急に成長するからビックリするわ……!
ま、横島クンも少しは見れるようになったのかもね……。」
昨日、カオスの怒ったのもそのせいかな?とも思う。
しかし、まぁ、まだ私の眼鏡にかなう男では無いだろう。
少し成長したみたいだけどまだまだ……!
でも、唾でもつけといてあげるか、
令子はそんな事を考えて、テーブルに眠るおキヌを起こしに行ったのだった。
「ったく、ヒデェよなぁ、美神さんも……。」
歩きながら愚痴をこぼす。家はもうすぐだ。
ほぼ一日ぶりの帰宅。
長い一日だった。酷い一日でも、素晴らしい一日もあった。
そう思う。
彼はゆっくりアパートの階段を踏みしめながら、そう考えていた。
人は前に進まなくてはいけない、だから成長するんだと。
「あ、お早うございます。」
階段を上りきると、目の前には小鳩が居た。
「あ、オハヨウ、小鳩ちゃん。」
「朝帰りですか?」
「う、うん、まぁ、そんなトコ。」
「じゃあ、昨日の人に会えたんですね?」
「ん?昨日?」
「えぇ……。昨日、横島さんの家のドアの前にショート・ヘアの女の人が来てたんです。
横島さんを捜してたみたいなんですけど、私がまだ帰ってきていないって言ったら、
そのまま何処かに行っちゃいましたよ?」
「…………それって、昨日の何時ごろ?」
「えぇと、確か、雨がザァザァと降ってた時ですから、夕方だったような……?」
「そうか……。教えてくれてありがとう、小鳩ちゃん。」
「いえ、こちらこそ……!あ、私、朝ごはんの用意しますから、これで失礼しますね。」
「あぁ、じゃあ、またね。」
小鳩はドアを開けると、その六畳半程の部屋に入りドアを閉めた。
一方、横島は家を前にして佇んでいた。
「ルシオラ、お前、来てたんだな……。」
あぁ、お前は此処に居たんだな。
俺を捜してたんだな。
あぁ、ルシオラ……。
そう思うと、彼の目からは涙が溢れ出てきた。
「あれ…………、なんでだろ?涙が止まらねぇや……。」
止め処なく落ちてゆく大粒の涙。
どうしようもなく零れ落ちてゆく。
まるで彼女との再会を喜ぶように。
朝日が昇ってゆく。
今日もまた新しい一日が始まる。
そして未来は続いてゆくのだ。
永遠に……。
〜The END〜
とりあえず、この一ヶ月半、この新作に付きっ切りで頑張っておりました。
予想以上に長くなってしまって、書き終わった瞬間、どっと疲れてしまいました。
しかし、それだけにかなり満足しております。いかがだったでしょうか?
まぁ、色々と書きたいことがあって、かなり密度が高く、それでいて詰め込みすぎた感もありますし、至らぬ点もございますが、そこは私の力量不足もあり、反省点でもある所ですので、どうぞ温かい目で見てやってください。これからも精進いたしますので(^^;
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆さんに感謝ですm(_ _)m
それでは。 (ライス)
「おれ、ルシオラ」、最初見たときはなんのこっちゃ?と思いつつも読むと、おぉ!ルシオラ生きてる!?まさかハッピーエンドなんて思っちゃたりしたんでけっこうきついものがありました(カオスのジジィ…!あとで殺す…笑)。話としては凄く斬新な感じでした。新鮮なものを感じました。
結局、横島=ルシオラという悲しい悲しいシュチュエーションだったけれど、どこかほのかに暖かい話だったんですね。俺があいつで、あいつが俺で。そんな言葉が思わず出てしまいました。互いが互いを思い合い、その結果ルシオラはいなくなったけど、このことで横島はまた一つ強くなったと思います。最後に横島がアパートに戻った時に、小鳩ちゃんからルシオラが来ていたことを教えてもらい、彼女の存在を確かにした後に横島が涙した時、思わず俺も涙が落ちました。
すいません、あまりにもコメントが下手で…。なんかもどかしいな…、言葉じゃ上手く伝わらないや…。では、投稿お疲れ様でした (浪速のペガサス)
原作でも横島は彼女の死を見取っていません。その現実を受け入れる前に、娘として転生するという『生ぬるい希望』を与えられてしまいました。
以前私がGTYの「!」企画で書いた様に、妹、または娘として生きる事は、彼女にとって、そしてその母親にとっても辛い事なのかも知れません。
このお話は、言い方は悪くなりますが、ルシオラを助けようとする横島とその仲間達が図らずもかけてしまった『呪縛』から横島とその周りの者達を解き放とうとするライス氏の思いを感じました。(あくまで私個人の主観ですが。)
本当にいい話を有難うございます。投稿お疲れ様でした。 (ヨコシマン)
タイトルからオチは読めていたにもかかわらず、引き込まれるように最後まで……堪能させていただきました! (コロ介)
タイトルを見て、不思議に思いつつも見てみるとずらっとならんだお話。ああ、これがライスさんがチャットで言ってた大作なんだと思いじっくりと読ませていただきました。
横島とルシオラとの一体化。まずこの展開が斬新であったと思います。大抵は「転生」という形が主流なのでまったく考えつかない展開でした。
そして訪れたルシオラとの別れ。ルシオラの横島への想いが伝わってきました。相手を想う、だから重荷にはなりたくない。これこそ「愛」だな、と思いましたし。
話全体で泣きそうだったのですがラストに流した横島の涙が自分の目頭をより熱くしてくれました。つーかコメント下手で本当にスミマセン。本当に良い感動作でした、それだけは確かなんです。投稿お疲れ様でした。ではっ! (BOM)
Drカオスが錬金術師としての好奇心を満たす為だけに始めた実験が発端となり、はるか先にルシオラが子供として転生するかも知れないというあるか無しかの可能性に希望をもっていた横島は、その未来の可能性を放棄させられ、今現在において彼女との再会を果たす。
未来における忘れ形見を取るのか、今における亡き人との一瞬の再会を取るのか(但し、全てを承知しその決断を横島本人が納得してのことではなく、何も知らなかったうえであの状況に追い込まれ亡き人との再会という選択を強いられた感があるのには、彼に対して一片の同情を禁じえませんが)どちらが幸福でどちらが不幸なのか、そういうようなことを改めて考えさせられるようなお話でした
ともあれ、大変興味深く面白い作品であったと思いました(^^)
一ヵ月半をかけて執筆されたとのことでして、投稿おつかれさまでした。 (矢塚)
中途半端な別れの状態を清算し、良くも悪くも過去に決着をつけざるを得ないストーリーは読み応えがありました。
はたして二人は幸せであったかどうかはわかりませんが、幸いであったことは間違いないだろうと思います。
ただ、カオスが改心する過程があっさりしている気がするので、申し訳ないのですがそこのところだけややマイナスにさせてもらいました。
未来の可能性というチップを犠牲にして、極僅かな希望に賭けるよう誘惑するのが、カオスの矜持ではないかと私は思うので。
何はともあれ、おつかれさまでした。 (赤蛇)
だと思い込む様になってしまった横島」の話だと思っちゃいました・・・・(爆死)。冒頭
部分でその確信を深めてしまいました(再生不可)。・・・私は一体どーゆー頭の構造をして
いるのでせう・・・?
あの時は一緒に戦ったのに人の傷口に塩を擦り込むようなマネするじゃねーかカオス・・・!
・・良くも悪くも、それがカオスか・・?しかし、彼だって別離れの痛みは知っている・・!
再び逢って・・・きちんと別れる、永久に別れる・・・残酷な現実と、一つの決断。
これも彼が成長する、明日へと歩んでいく一つの道のり・・そんな風に思いました。
ただ、意識内でのルシオラの態度があまりにも「亡き人」然とし過ぎている様な気も・・
断言は出来ませんが・・確かに彼女、そう言う部分もあるので・・。横島に踏ん切りをつけ
させようと尻を叩くって感じの・・。
「難あり」と言うのではなく、「この状況での彼女の葛藤も見てみたかった」って感じの・・・
いわゆる、私の我侭です。
一気に、読み応えがありました。投稿お疲れ様でした。 (フル・サークル)
令子は溜息を大きく付き、椅子に座りなおし、
深々と寄りかかると、照れ隠しに頬を掻き始めていた。
令子は溜息を大きく付き、椅子に座りなおし、
深々と寄りかかると、照れ隠しに頬を掻き始めていた。
「上」がその例なんですが、日本語の意味から考えると、「下」が正しいのではないのでしょうか。でも、横書きに書くこと自体が日本語の本来ではないので、そういうルールなんてないのかもしれませんけどね。
誰かが、縦書きに書いたのを横にすればいい、と言っていたのを聞いた事はありますが。それを踏まえると……
令子は溜息を大きく付き、椅子に座りなおし、深々と寄りかかると、照れ隠しに頬を掻き始めていた。
……で、いいのでしょうけど。
と、まあ、そんなどうでもいいことは置いておきまして。
ライスさんの『完結』した作品がこうしてまとめて読める機会にめぐり会えたのは、『奇跡』に近い幸運と思い、さっそく一気に読ませていただきました。
全体を通して、ご自身も仰ってる通り、すごいがんばって書いたという努力の跡が垣間見れました。細かい描写や豊かな感情表現等、圧巻でした。ただ、本来もっと頑張らなければいけないところがあるのに、余計なところにも力が入りすぎていたのが残念でした。これだけ長い文章を書くのは大変ですから、それは止むを得ないところではあるかとは思いますが。誤字もちょっとありましたね。
ストーリーは、どこかで聞いたことのあるようなものでしたが、トリッキーでとても楽しめました。
結末は意外なものではありませんでしたが、途中の何気ない場面が有効に活用され、後味のいい読後感を残していたと思います。
投稿、おつかれさまでした。
Maria's Crisis (マリクラ)
横島の性格、というか言葉遣いが粗暴な感じがします。ちょっと雪之丞の入った横島って感じに見えます。短気だし。ただ、必死になっているということでこのくらいでも不思議ではないかなとも思います。
あとは、カオスが少々悪魔的過ぎて個人的にはちょっと嫌でした。私の中のカオス像だと、こういう騙しうちみたいなことはやらないと思うものですから。まぁ、後半でそのあたりのフォローも一応入っているので問題なしですが。
タイトルでネタバレしてるのが私的なマイナス要因ですね。
ああ、横島がルシオラなんだな、ってわかってしまいますから。
全体としては秀作と呼ぶに値する出来だと思います。 (通行人)
>浪速のペガサスさん
まずはこの長い話を読んでいただいて有り難うございます(^^;
ん〜、話は結構使い古されたテーマだと思いますけど、転生ものが多いルシオラ話の中じゃ、新鮮なのでしょうか?さほど、新鮮さ」云々は気にしてませんでしたw
まぁ、ハッピー・エンドといえばハッピー・エンドでしょう、多分
最初はダークオチ考えてましたけど、それが出来なかったので、感動路線にシフトいたしましたw というか、思いついただけなんですけど。
>ヨコシマンさん
まぁ、よくよく考えれば、夫の昔の恋人が自分の子供に転生してくるなんてのは、産む側にとっては、いい気分じゃないのは確かだと思います(^^;
というよりは複雑な気分に陥る事、請け合いだと思います(爆)
以前、「悪夢」で転生ネタは書いたんですけど、結局、またこういう種のSSを書いたわけです。結果的ですけど、「悪夢」とは対照的なものを書いたんだな、思いました。あと、あの原作の別れになにか不満を持っていたのかなとも思いました。
とまぁ、後から考えると、いろいろなことが考察出来るんですけど、書いているときは書き上げたいの一心でした(笑)。ともかく、どうもありがとうございました。
>コロ助さん
初めまして。元ネタをご存知でしたか。コロ助さんの言うとおり、藤子・F・不二雄さんの異色短編が元なんですけど、書き終わったあと、展開の時間進行がモロだったので、ちと凹みましたけども(笑)というわけで、ほとんどオマージュっぽいんですけども、元ネタを知っている方に面白く読んでいただけたの、一安心いたしました。こちらこそ、どうもありがとうございました(^^;
>BOMさん
というか、結果的に大作になってしまったという感じです(^^;
まぁ、書きたい事を書き散らしてたら、結果、長くなってしまったってのがオチです(爆)そのおかげで、途中の展開が間延びしてしまってるかなぁとも思ったんですけど(wまぁ、それは置いておいて。
すこし、書くのが恥ずかしいでした(^^;<横島とルシオラの再会
でも、書かなあかんと思って、書かせていただきました。というより、再会シーンは書かないつもりだったんですけど、進行上書く羽目に(笑)でも書いてよかったと思ってます。
あと、割と意識して書かせていただきましたw<感動作 終わりよければ、全て良しのことわざの通りに、ラストシーンは割りと気に入ってます。ありがとうございます。
(ライス)
とってもお久しぶりです、ひさです。
一瞬の再会、永遠の別れ。そして新たなる旅立ち。そんな話でした。
彼を想っているからこそ、愛しているからこそ、彼女は別れを告げた。
これ以上彼の枷になりたくないから。死んでしまった自分では彼を幸せにすることはできないから。彼の幸せこそ彼女の幸せだから。
悲しすぎる、それでいて美しすぎる別れ。
数々の悲しみを乗り越えて人は成長していくのだと思いました。 (ひさ)
仰る通り、ちょっと冷めた視点から書かせていただきました。
カオスの狂信的な探究心、出会えないことを知った時に自暴自棄になる横島。
まず、一番書きたいなぁと思ったところはそこでした。結末もその路線で行こうとしたら、案の定、思いかなくて悩みました。で、ふと思いついたのがルシオラと小鳩のシーンであり、それをラストに繋がるという構成にしたら、あぁいう結末に。
最初考えていた時はあんな明るいラストにするつもりじゃなかったんですけど、書いてみたら、元ネタに物語の進行が驚くほど似ていて、自分の技量の浅さを痛感いたしましたね。出来には満足しているんですけど、かなり反省点が多いのも事実です(^^;
結局、望みは絶たれたけど、未来はある、そういった感じのラストですので、どちらかといえば幸福なのかもしれませんね(^^;
どうもありがとうございました。
>赤蛇さん
モチロンそんな馬鹿な話ではありません(笑)<男になってしまったルシオラ
まぁ、カオスの改心のシーンはもうちょっと書ければよかったんですけど、書き出すと、収拾が付かなくなりそうに長くなりそうでしたので、あれで(^^;
あと、簡潔に書きたかったという点もありますけど、あれ以上の文を思い付かなかったということもありまして、反省すべき点の一つですね(^^;
読んでいただいて有り難うございました。
>フル・サークルさん
もっと凄い想像する人がここに!(笑)Σ(;゜口゜)<ルシオラの復活を望むあまり、(文殊で変装しつつ)自分を生き返ったルシオラだと思い込む様になってしまった横島」の話
どうも初めまして。まず、読んでくださって有り難うございます。
まぁ、一緒に戦った中だけど、あんまり横島の周りの事情はよく分かってないんじゃないかな?と思ったのが、カオス出演の原因の一端です。
あとルシオラが亡き人然としてるのは、すでに自分が死んだ存在であると自覚しているからだと、思います。葛藤に関しては長くなりそうなので、都合によりカットさせていただきました、すみません。もっと上手く書ければいいんですけどね(^^; それにつけても10話もある長い話を一気読みしてもらって嬉しいです。
どうも、有り難うございました。
(ライス)
えぇと、まず改行の点ですけども、これはかなり主観が入っていまして、単に改行すると、頭がずれる(マリクラさんが正しいのではと指摘くださった下の例です)のが気持ち悪くて、頭を揃えるために一文字スペースを入れているんです(^^;
じゃあ、スペースなんか空けずに書けばいいじゃんと思うかもしれませんけども、
それだと今度は、文章が窮屈そうに見せてしまって…(^^;
すみません、ほとんど私の自己満足の為に我侭ながらやってる事です。実際はマリクラさんの方が正しいと思います、どうもすみません(^^;
と、それはいいんですけど、いきなり初っ端っから、先制パンチを食らった感じです_| ̄|〇<『完結』した作品がこうしてまとめて読める機会にめぐり会えたのは、『奇跡』に近い幸運 出来るだけ頑張って、他の終わらせますので気長にお待ちください(汗)
その他は正に仰るとおりで、返すお言葉もございません(^^;
これだけ長い文を、投稿もせずに、纏めて書き上げるのも初挑戦だったのでとても大変でした。誤字脱字に関してはいつも言っているですけど、投稿してから気付いたのもあり、もうちょっとよく見ればなぁと(^^;けど、自分が気付かないことが時たまあるので改善しなくちゃなぁとも思いました(汗)
マリクラさんのような意見は色々と参考になりますので、もらってとても嬉しいです。本当に有り難うございました。
>通行人さん
初めまして。そしてどうもありがとうございました。
まぁ、ここでの横島はちょっと短気かも知れませんね。しかしまぁ、「恋は盲目」ということで、見境がなくなってると納得していただけば……(^^;
カオスに関して言えば、ヨーロッパの魔王と言われるだけあって、こういうのはあることじゃないのかと私は思っております。
あとタイトルがネタバレしているという点ですけれども、これについてはバレてもいいかなぁと。演出上、驚かせようとしてますけども、話の中心はその後の話が主なので(^^; まぁ、その後半の部分が急ぎすぎたかなぁとちと惜しい気持ちです。そういう事でご了解ください。どうもありがとうございました (ライス)
こちらこそお久しぶりです(^^;
読んでいただいてありがとうございます。
喜んでいただけているようで何よりです。
えぇと、書くことが無くなってしまったのなんて言えばいいか、困ってますけど、
とても嬉しいです。どうもありがとうございました(w (ライス)
導入部はありふれた形ですが(失礼)、次々に謎がばらまかれ、
途中からだんだんパズルのピースがはまるように辻褄が合い始めます。
この伏線の張り方と回収が見事でした。
カオスがやけに黒いので、不安になったりもしましたが。
それから、ルシオラの言葉は、そのままライスさんのGS本編へのご提案でしょうか。
確かにあの決着の形には、私も少し違和感を覚えていましたから、
こういう終わらせ方もあるんじゃないかという一つの可能性として、これは「アリ」だと思います。
横島とルシオラのその後については、他にもいろいろなSSがあるでしょう。
完結した物語を「こういう展開だったらどうだろう」「こういう話も出来るかも」とアレコレ試してみるのは面白いものです。
そういう意味でこのようなSSを書くというのは、読者の特権であり、元ネタの作品の可能性をより拡げる意義のある事だと思います。
まとまりのない文章になりつつ「ふんぐあ」。 (バルタ)