出発場所はJR加茂駅前とします。JR加茂駅は、1999年12月に、それまでの木造の駅舎から鉄筋コンクリートの建物に建て替えられ、イメージがすっかり変わっております。駅前には、北口側と南口側の両方に駐車場があります(有料)。
JR加茂駅の南側に幅の広い2車線の車道(府道奈良加茂線)が走っていますので、まず南加茂台(ながもだい)住宅地に向かって南の方に走ります。
南加茂台住宅地に差し掛かってすぐのところで、Y字路に出ます。分岐点に喫茶店の「マリモ」がありますが、そこを曲がらずにまっすぐ行きます。
南加茂台の入口に設けられた石でできた(?)大きな風ぐるまを見ながら、さらに南へ進みます。
JAのガソリンスタンドの手前で、左に曲がり、浄瑠璃寺方面に向かう道を進みます。左側に畑が広がっています。
右に大きくカーブするところに出ます。そのカーブの曲がり鼻から細い車道をまっすぐに進んで、加茂町青少年山の家方面に向かいます。この加茂町青少年山の家のすぐ近くにはプラネタリウム館があります。ちょっと珍しいでしょ?
加茂町青少年山の家の前を進むと、道は山の中の上り坂となります。しばらく走ると、途中で「大門の石仏」が遠くに見えるところに出ます。大門の石仏は正式には「仏谷(ほとけだに)阿弥陀磨崖仏」というそうです。鎌倉初期の作と見られており、巨大な花崗岩に厚肉彫りされた、約2.5mの如来坐像です。
大門の石仏を過ぎてしばらく走ると、Y字路に出ますが、左に折れて、民家の前を通り抜け、しばらくの間畑や木々の中を走ります。
やがて「穴ヤクシ(薬師石仏)」のあるT字路に出ます。穴ヤクシは、道の横の山の斜面に小さな穴を掘り、そこに薬師如来石仏を置いたものです。でもこの穴ヤクシの前の道は通らず、穴ヤクシを左手に見ながら、T字路を右折します。道は下り坂になります。
採土場のところに出ますので、そのままちょっと進むと、浄瑠璃寺と岩船寺を結ぶ車道に出ますが、車道に出る手前で左に曲がり、細い道を走り、すぐに出てくるY字路を右に進みます。再び上り坂となります。
しばらく走ると、左に折れる道が出てきますので、ちょっと行ってみましょう。山の上に畑が広がっていて、緑いっぱいの風景が楽しめますよ。
車道に出ます。これは先ほど見た、浄瑠璃寺と岩船寺を結ぶ車道です。左が岩船寺方面、右が浄瑠璃寺方面です。
ところで、この車道に出たところの左右に、地元の人が農作物を販売しているコーナーがあります。私はこの日(2000年4月30日)、掘りたての大きな竹の子を1本買いました。400円でした。後で嫁さんに料理してもらったのですが、やわらかくて大変おいしかったです。
去年の夏は、ここで大きなスイカを買い、背中に背負ったものの、重くてヒーヒー言いながら家に持ち帰りました (^^; でも、うまかったなぁ。
で、今回は右に折れて、車道を下ります。結構スピードが出ますので、車には気をつけてください。
Eで紹介した場所に出ます。もと来た道に戻り、採土場のところを右の道に入ります。ここから先は、「上梅谷・岩船寺コース」のF→G→Hでご紹介していますが、以下同じ説明を繰り返します。
再び山の中の道となります。登り道はきつくありません。木々に囲まれた気持ちの良い尾根道を走ると、「千日墓地」に出ます。ここを右に行ってください。千日墓地の左側の道は、途中で行き止まりになっています。
千日墓地からは急な下り坂になっています。簡易舗装されているとはいえ、途中で木の根が道を持ち上げていますので、スピードの出しすぎには十分ご注意ください。
坂道を下り切ると、細い車道に出ます。そこを左に曲がります。小さな橋を渡ります。小さな谷川を右に見ながら走ります。
すると、また風景がぱーっと広がり、田んぼの向こうに南加茂台住宅の家々が見えます。
今日は、T字路を右に進みます。この道は南加茂台住宅地の裏側にあたり、景色も良いので、南加茂台の人々が、散歩やジョギングを楽しんでいる道でもあります。走りにはご注意ください。
南加茂台住宅地の中には入って行かないで、そのまま坂道を下ります。小さな橋を渡ったところを左に折れ、そのまま進みます。
大きな車道に出ます。ここを左折すると、南加茂台住宅地の端に至り、往路で右折した喫茶店「マリモ」のところに出ます。ここの信号を右に曲がって坂道を下るとJR加茂駅に出ます。