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道具屋筋
ええもんそろいまっせ、千日前道具屋筋商店街です。

道具といえば、大阪のことやから もちろん、商売道具のことであります。
日常、お客さんをしてる我々にとってはめずらしい、看板や のれんを売る店、 屋台用の調理器具や鉄板を売る店、喫茶店ディスプレイ用の樹脂製 料理見本を売る店などがあって、 見るだけでも楽しいです。
いい感じの湯呑みや食器も売っているので、ふつうにお買い物も楽しめます。

まじめな大阪人はここで たこ焼き器を買うと言われています。 (もっとまじめで本気の大阪人は、年末年始の福引きでたこ焼き器を当てるそうです)。

この商店街に、千日前セントラルという老舗の映画館があったのに、なくなってました。 スクリーンが1つしかない映画館で、よく行きました。 去年9月(2006年)、ご近所の老舗映画館 OSスバル座と一緒に閉めたそうです。 OSスバル座で 長年の感謝の気持ちから、最後に過去の名作を数本 特別上映したそうです。 風と共に去りぬを上映して終わりました。もしこれをみれていたら 泣けたかもしれません。

あとから なくなっていたことを知るというのは、広い大阪なのでたまにあることであった。



フェスティバルゲート
このサイトにもなんか政治的な雰囲気がほしかったから、とりあげてみます。
大阪の悩みの種の第3セクター、フェスティバルゲートです。

ジェットコースターが建物を貫通していて、かっこええです。 写真のとおり、人が全然いなくて閑古鳥が鳴いているけれど、今でも一部営業中で、ジェットコースターも動いてる。
場所は天王寺新世界南端。どかんと建てられた地上8階建ての立体型遊園地です。でした。

中に入ると、テーマパークに1人 自分だけが迷い込んだような気分になり(実際そうなんですが)、不思議な感じがします。 ライトアップが生き残っているのが、余計に不思議さを強めていて、そう、この雰囲気はアートです。

開業初年度(1997年)は約600万人もの人を集めました。この春(2007年)とうとう7階を守っていた映画館シネ・フェスタが撤退、落城します。 ジェットコースターが最後の砦、がんばってほしいです。



伊勢海老キャッチャー
まだあったのか…。

UFOキャッチャーのいきすぎ系、伊勢海老キャッチャーです。(ついてけません…。)
水槽の中の伊勢エビをUFOキャッチャーの要領でゲットするものです。 カニが入ってるのも見たことあります。
アミューズメント機器開発のSAFCO社が開発して、1999年ごろより佐世保から始まり各地でぽつぽつ設置されたものの、 動物愛護団体による圧力で抹殺されていった幻のキャッチャーです。
つまり大阪のものではないけれど、大阪のとあるところでまだ残ってるのでとり上げてみました。 えさをあげたり、水槽を掃除したり水を入れ換えたり、がんばってます。(あんなに面倒見てたら店員さんもエビに愛着わくだろな。)

金魚すくいのようなものなのでしょうか。否、おそらくこれは、獲物を捕獲させるつもりで置いてるのではござらん。 難波駅にある鑑賞魚の水槽と同じ目的か、200円でさらにそいつと たわむれられる、そんなもののようです。
だってこんなもん普通取れない。エビはUFOが近づいたら高速でバックする。



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