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大阪で常に熱い場所を紹介します。 新世界ジャンジャン横丁にある囲碁将棋・三桂クラブです。 連日真剣勝負が繰り広げられている戦場であります。碁会所や将棋道場は大阪にはたくさんあるけれど、 ここは特に熱いです。幅のせまいアーケード通りに面して、大きな窓ガラス越しに中が見えるもんだから、 窓寄りの席で試合があると、じいちゃんたちが足を止めて腕組みしながらガラス越しに観戦してる。 今年(2007年)92歳で亡くなられた大田学さんは晩年ここでも将棋の指導をしていて、最後の真剣師と呼ばれていました。 (NHKドラマふたりっこの銀じいのモデルになった将棋指しのかたで、テレビで対局を観戦したことがあるけれど、激強です。 そのときの対局相手は天才ロボットでした)。 ここは名門です。町なかに しんとかまえた名門道場で将棋を指す しゃがれたじいちゃんには、 プロ棋士とはちょっと違う迫力を感じます。 |
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天王寺の新世界に昔から続いているスマートボール専門店があります。 スマートボールというのは、簡単に言えばビー玉パチンコみたいなもので、台の右下にある発射ばねから ボールを発射して穴に入れるゲームです。最近は縁日でも見かけなくなりました。(お客さんの回転悪いもんな。) 孤高の存在となってる老舗ニュースターでは、現在でも大繁盛。常に大にぎわいなのです。 100円でゲームできて、当たりで勝てばお菓子とかぬいぐるみをゲットする。とてもピースフル。 パチンコよりもなごやかな雰囲気にあるのは、低レート・低リスク・夢リターンの平和なシステムのおかげです。 ギャンブルではなく当てもの屋さんなのですね。 でもみんな結構真剣です。 |
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向かいのホームにらくだの絵が見えてかわいい。 地下鉄御堂筋線の動物園前駅のタイル壁にはいくつもの動物の絵が描かれています。 らくだだけではなくて、ゾウやキリン、サルなどたくさんあります。 動物園前駅じゃなくて動物園駅という感じ。なごみます。 動物の絵は細かく描かれているのに対して、木など背景的なものはモザイク調なので、 うまく主役たちが立っています。誰が描いたのか知らないけれど、よく考えられて描かれてると思います。 地下鉄御堂筋線が天王寺動物園の方まで延びたのは1938年のことで、そのころは御堂筋線ではなくて1号線と呼ばれていました。 地下鉄に乗っていて途中通りかかったら降りろとは言わないけど、ちょっと見てやってください。 |
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