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太陽の塔
大阪万博の跡地にひっそりと、じゃないか、存在感ありありのたたずまい、太陽の塔です。
言わずと知れた岡本太郎さんの作品で、高さ70mもあります。

去年(2006年)、中に入らせてもらいました。太陽の塔の内部は、蛍光の赤・青・黄など極彩色に塗られた生命の木が 上に向かってのびています。枝には様々な生物の模型がのっかっていたり、ぶらさがっていたり。 下の方にはクラゲ、上の方にはマンモス。生物は木の上にいくほど進化したものになっていて、生物の進化を表しています。
万博終了後は公開中止で閉じたままなので、生命の木の枝も生物の模型も厚くほこりをかぶっていました。30年かかってつもったほこりです。 でも、暗闇の中、生命の木をライトで照らすと極彩の蛍光塗料が今も反応して、あやしく発光するのです。 万博が終了して30年以上もたって、もうあんなに大勢の人が見に来ることもないのに 今も発光する生命の木を見て、力強い生命力を見た気がしました。

そんな内部の作品は、太陽の塔の首のうしろにある扉から出し入れしたそう。ほんとに、扉がある。 1970年4月26日〜5月3日の間、黄金の顔の右目に男がよじ登り篭城した。すごいやつだ。



かに道楽のかに看板
道頓堀と戎橋筋商店街がクロスしている一頭地にでかいカニあり。 手足がわきわき動きます。

2003年の阪神タイガース優勝騒ぎで、このかにの看板に 興奮したファンがよじ登り、目玉をもぎ取られて阪神タイガースの旗が刺される事件がありました。 うわさでは修復までにかにに包帯が巻かれていたなんてことを聞いたことがあるけれど、 これは未確認です。(巻かれていてほしい。)

実はかにぽんというかわいいキャラクターがいるらしくて、かにぽん人形が 店頭で客寄せをすることがあるらしいのですが、見かけるのはかなりまれのようです。 僕もかにぽん激写を長年ねらってるのですけれど、レアすぎて未だに遭遇できません。
かに道楽はこの道頓堀店が本店で、なんと"株式会社"かに道楽なのです。



づぼらやの巨大はりぼて
浪速の飛行船、づぼらやの巨大はりぼてです。
づぼらやのはりぼてふぐは、水の都大阪に点在して数匹泳いでいます。全部で何匹いたっけな、 そのうち紹介しながら数えようと思います。(どれが一番でかいのかも気になるし。ならないか。)写真のこいつは道頓堀の1匹です。

上からつり下げられて、風でふわふわ揺れる。台風のとき、心配。でも強風で飛んでったとか、 飛んできた何かが当たって穴が開いたとかいう事件は、今のところ聞いたことがないです。 外観も結構古いものが張られ続けてるみたいだし、張替えてないのかな、意外と丈夫なんですね〜。 つぎはぎがあってもかわいいんですけどね。
張物はなんだろう? 紙を張ってるなら雨でやぶけるだろうし、鳥がとまったら爪で穴が 開いちゃいますよね。ビニールかなんかが張られているのかな?? ちょっと光沢もあるし、そうかもしれない。
たまに目がチカッ!!と光るんですよね、こわいです。

聞くところによると、秘伝のぽんずの作り方は社長さんしか知らないそうです。 いいですね、そんな一子相伝のエピソードは大好きですよ、北斗の拳みたいで。



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