♪久保田麻琴「あなぽっかりまっくろけ」

曽:えー、
久保田麻琴さんで「あなぽっかりまっくろけ」を聴いていただきましたっ。・・・ねっ。
金:はい。
曽:っていうわけで(笑)、おもしろい曲ですよねー
金:そうですね(笑)
曽:素敵な曲ですが。えー、金延さん。
金:はい。
曽:えー、ま、新作を、4月21日にリリースされまして
金:はい、そうです。
曽:「Sachiko」という・・・これは、どうですか?ご自分では
金:もう、ほんとにうれしいですよねっ。
曽:ははぁ・・・。
金:もう、この、レコードというのは、もう、ほんとに、あ、自分が曲がり角に来た自分の人生と、それから、ミュージカル的な曲がり角が、同じ曲がり角、同じ時に来たっていう感じで・・・
曽:なるほど。
金:それで、96年。96年、ゴルバチョフの、あのー、平和党、文化の祭典っていうのがあって、それに、日本人のシンガーとして、あのー、参加したんですね。
曽:あー、そうなんですか、はいはいはい。
金:そのときに、やはりいろんな民族の、に、お会いして、民族音楽を、もっと、身近で知ることができたんですよね。
曽:うんうん、はぁぁ・・・。
金:そう、それー、それまでやはり、ロックとかそういうの入ってたんですけど、それからもう、ほんとに、もうガランと変わっちゃって、で、自分の日本のルーツっていうんですか、ルーツをもっと意識する・・・
曽:なるほど。
金:っていう、ほんとに曲がり角なんですね。ええ。それで、このアフリカ人のケンさんとか、それからパキスタン人のサカヴェさん、すごくやはり、リズム的なもの、音階ですよね、すごく影響うけたんですよ。こんな歌い方があるのかって感じで、あの、サカヴェさん・・・
曽:ねー。
金:なんか、あのー・・・名前がすごくっ・・・
曽:ぼくの名前ねぇ・・・(笑)
金:ねぇ(笑)
曽:サカヴェさん。
金:ソカベさんとサカヴェさんなんですけど・・・
曽:サカヴェですよね
金:うん・・・
曽:彼はパキスタン人。
金:そうです(笑)。で、彼に、ボーカルのクラスを取って、勉強してたんですよね。そしたら・・・
曽:あー、そうなんですかー。
金:はい。そしたら、なんていうの、わたしの「み空」の頃の高い声が戻って、戻ってきて。
曽:うんうん。
金:それで、「み空」を歌えるような状態になって。昔はできなかった。
曽:あー、そうなんですか。
金:ええ。もう、全然そういう声がなくなっちゃって。それが戻ってきて。で、そういう人達に逢って、そういう人達っていうの、やはりすごく自分のルーツっていうか、すごく大切にしてるんですよ。
曽:なるほど。意識して・・・
金:一度聞いたことがあるんですよねー、チトさんという人で、やはり、アフリカ人のブッシュマン、コンゴのブッシュマンの人なんですけどね、あのー、写真をとるからと、アルバムの写真をとるから民族衣装をお願いします、と言ったらね、いや、民族衣装なんていらないよ、いうんですね。
曽:うんうんうん。
金:僕のこの体の色が民族衣装だっていうんですよね。
曽:あー、なるほどね。
金:それを聞いたときすごくなんか恥ずかしくなって・・・
曽:うん・・・
金:で、だから、それぐらい、すごくね、ルーツっていうものをほんとにしっかり・・・
曽:しっかりもってる。
金:そう、大切にしてるんですよねー。だから、わたしもそういった面ですごく見習う面があったんですよ。それで、そういうルーツを、その、アフリカ人のケンさんとかチトさんとか、それからパキスタン人のサカヴェさんに・・・
曽:サカヴェさん。
金:すごく教えられてたというか。で、音楽っていうのはね、やはりね、楽しむもんだということもね、すごくね、あのー、思って。ロックの場合は、すごく、やはり、無心でこう叫んでたというか・・・
曽:そうですね。
金:やはり、そりゃ、若いエネルギーでもあるからね。そういうふうになるんでしょね。で、今回はほんとに、あのー、優しい曲もあり、いろんな曲があるんですよね。
曽:なるほど、ふーん。
金:それと民族楽器、が入ってて。
曽:えー、まぁ、ナチュラルな感じに戻られた感じもありますよねー
金:はい。
曽:次はライブが。
金:はい。ライブですよねー。
曽:ですよね。
金:5月28日にクラブ・・・しん・・・ああ・・・
曽:心斎橋。
金:ああ・・・心斎橋!
曽:クラブクアトロ。
金:心斎橋、クラブクアトロにありますー。それで・・・
曽:もうすぐです。
金:すぐですねー。ほんとにうれしくって、もう、ほんとにうれしくってしょうがないんですけど。それも自分の生まれた、あのー、大阪で。
曽:あ、大阪でお生まれなったんですか??
金:はい。大阪人です。
曽:あー、そうなんですかー
金:大阪北区。
曽:はぁはぁはぁ。
金:はい。
曽:じゃあ、もう、ご近所で。
金:はい、ご近所で(笑)。
曽:はぁ・・・忙しいですね。
金:心斎橋なんてよくウロウロしてたんですよ(笑)
曽:してた(笑)
金:そう、中学のころ・・(笑)
曽:なーるほど(笑)、そこにもう一度戻ってライブやられるという。
金:はい(笑)
曽:これは、サカヴェさんでるんですか?
金:サカヴェさん、はいっ。
曽:パキスタン人の・・
金:
ゲストとしてでますっ
曽:でられる。
金:はい。で、彼は、私なんか言うんです、エネルギーがすごく発散する人、あのー、すごく、興味があると思いますよ。なんか、ええ。
曽:楽しいライブになりそうですね
金:踊る・・・踊るマハラジャみたいな感じで
曽:ああ、そうですか(笑)
金:(笑)
曽:そんな要素も、もちつつ。そりゃ楽しそうですねー。
金:はい、ええ(笑)。
曽:じゃあ、全体的に楽しい曲を。新作からも、どんどんやるし。
金:はい。
曽:古い曲はやられないんですか?
金:古い曲もやります。
曽:おっ、それは楽しみですねー。
金:というのは、あのー、「み空」から何曲か。
曽:おお!
金:それと、あのー、ミディで出したレコードから何曲。それで、去年出た「FORK IN THE ROAD」からも何曲、っていう感じです。
曽:それは、みなさん、ほんとうに、行ったほうがいいですよね。これは。ほんと、ぼくも行きたいとこなんですけど、これ、たぶん、ぼくも行きたいと思いますんで。ええ(笑)。
金:(爆笑)。
曽:これは、時間あけて行きたいところですねー。
金:(笑)
曽:いや、ほんと、みなさん、あのー、行って頂きたいなと思います。
金:はい・・・
曽:っていうわけで、えー、まぁ、そんな、ニューアルバム「Sachiko」、からですね
金:はい。
曽:ここで一曲聴いて、もうお別れなんですよー。短い間でしたが、また是非・・・
金:はい。
曽:どこかで。
金:また是非お逢い・・・
曽:ご一緒させてくださーい。
金:できたらと思います
曽:今日はどうもありがとうございます
金:ありがとうございます。
曽:はい。じゃあ、最後に、一曲紹介してください。
金:はい、わかりましたー。最後の曲、わたしの新しいアルバムからですけど
曽:はい
金:私のジャン、っていうんですけど・・・、ジャンっていう意味は私の最愛の人っていう意味なんです。
曽:何語なんですか?
金:あ、インド語の、ウードゥ語なんです。
曽:はぁはぁはぁ。
金:で、それで「私のジャンと呼ばせて」・・・っていう歌です。
曽:はい。今日はどうもありがとうございましたー。
金:はい。どうもありがとうございましたー

♪金延幸子「私のジャンと呼ばせて」



金延さんの英語アクセント&大阪弁まじりの話し方がとてもかわいらしかったです。
でも聞き取りにくかったりして、聞こえたままに文字にしたり、省略したりしてます。
それと、曽我部さんのあいづちがとても多かったのでかなーり(笑)、
内容がおかしくならない程度に省略させていただきました。
あと、音楽専門用語とか聞き間違ってるかもしれません、あしからず。

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