目標の距離=50÷自分の50m走の記録(秒)×7 |
(C)TWO-WAY /小学校/56年生/体育/陸上/短距離走/
要旨 短距離走が苦手な児童にどこが嫌いか聞いてみるとたいてい「最後にゴールするのがいや」という。そこで7秒という時間内に走り抜けることの出来る距離をめあてに持って授業を組み立てた。
あなた達は短距離走が好きですか?
○好き(走力のある児童)
○嫌い(たいていの児童)
好きな人はなぜ好きですか?
○速く走ると気持ちいい
○ゴールするとき気持ちいい
嫌いな人に聞きます。なぜ嫌いですか?
○足が遅い
○恥ずかしい 最後にゴールする。
スタートが同じだからゴールで差が出てくるのですね。今回の授業ではゴールを同じにしてスタートの位置をそれぞれの走力にあわせます。
7秒間で走り抜けることの出来る距離を伸ばしていきましょう。
やり方を説明します。
@ゴールからメジャーを引いておきます。それぞれ10mごとに大ポスト、5mごとに小ポストをおいておきます。 A自分が7秒間でゴールできると思うところにつきます。 B先生の笛の合図でスタート準備が出来たら手を挙げて、「ようい」の姿勢になります。 C1回目のスタートの合図でスタートし、全力でゴールを目指します。 D7秒たったところで2回目の合図をします。そのときにゴールに入っていたらOKです。
自分の50mの記録から目標タイムを設定します。
自分の50m走のタイムをもとにして7秒走の目標距離を設定するとよい。
目標タイムを設定するときには自分の目標タイムでゴールしたら10点とします。
それぞれ目標タイムに1m届かなかったら9点、2m届かないと8点と言うように、1mにつき1点ずつ10点から減点していきます。
また逆に目標距離を超えてゴールした場合は1mごとに1点ずつ得点をプラスし、11点、12点とします。
4〜5人でグループを作り、グループ間で競い合うのもよい方法の一つでしょう。
グループでの競技にするとお互いにアドバイスも出てきて、集団スポーツとして取り組むことが出来ます。