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Re[5]: 塩浴・薬浴について |
□投稿者/ ノシ 大和郡山の伝説の金魚屋(322回)-(2005/11/16(Wed) 18:28:32)
塩浴するときも薬浴するときも、 金魚を飼育水の一部とともに薬浴水槽に移し、それをエアレーションしながら 温度を合わせたきれいな水で徐々に薄めるような感じにして、 飼育水を元手にしつつ治療に適した安全な水を作ることが効果的な治療の第一歩です。
塩浴の安心なやり方は、1時間につき0.1%ずつ濃度を上げていくことです。 10gの薬浴水槽で最終的に0.5%で塩浴させたい場合は、 まず水槽から水をカップなどで掬って10gの塩を溶かし込み、 少しずつ水槽に注ぎます。これで0.1%の食塩水になっているはずですので、 それを1時間ごとに5回繰り返せば金魚が驚くことなく0.5%の塩浴ができますね。 逆に塩浴をやめるときも、水替え時に真水で換水しながら徐々に薄めます。 使う塩は、どこでも売っている「食塩」が安いし一番安全です。 塩化ナトリウム以外のものがなるべく入ってないほうが水質(PH)に影響を与えません。 ミネラル等に関しては諸説あると思いますが、人間にとって有益でも金魚にとって 有益かどうかはわかりませんので・・・。
薬浴の場合も、同じような感じで、徐々に足していった方が安心です。 薬の説明書きには、書いてないですけどね・・・。 薬を入れることで水質は変わりますので、金魚の弱り具合によっては、 そのショックで逝ってしまう場合もありますのでTT 金魚の様子を見ながらにしましょう。 薬によっては、PHが高いとダメなものや水温が高いとダメなものも ありますのでよぉく確認してから使いましょう。塩との併用も、 有効な場合もありますが闇雲に入れるのは危険ですので、 初心者はせいぜいメチレン+塩くらいにしておきましょう。
以上、私が最も安全だと考えている塩浴・薬浴方法です。
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