『ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ』:1990、アメリカ

ジェームズとモリーのウブリアッコ夫妻には、マイキーという子供がいる。モリーが妊娠したため、兄になると聞かされたマイキーは赤ん坊の面倒を見なければと考える。やがてモリーは女の赤ん坊を出産し、ジュリーと名付けられた。
モリーの弟スチュワートが家を訪れた。仕事を辞めたスチュワートは、家に居座ることになった。そのことが原因で、ジェームズとモリーは言い争いになる。収入の少なさを非難されたジェームズは、家を出て行ってしまう。
ジェームズのいなくなった家に、モリーの友人ローナがやって来た。泥棒に入られたというローナも家に泊まることになり、やがて彼女はスチュワートと親しくなる。ジェームズとモリーは、マイキーがトイレでオシッコを済ませたことがきっかけで仲直りする。
ジェームズは操縦士の仕事に出掛けるが、嵐が近付いていることを知ったモリーはフライトを止めようと出掛けて行く。その隙に家に強盗が侵入し、スチュワートが追い掛ける。子供達だけになった家は、火事になってしまう…。

監督はエイミー・ヘッカリング、脚本はエイミー・ヘッカリング&ニール・イズラエル、製作はジョナサン・D・クレイン、共同製作はボブ・グレイ、撮影はトーマス・デル・ルース、編集はデブラ・チート、美術はリューベン・フリード、衣装はモリー・マギニス、音楽はデヴィッド・キティー、音楽監修はモーリーン・クロウ。
出演はジョン・トラヴォルタ、カースティ・アレイ、オリンピア・デュカキス、エリアス・コーティアス、トウィンク・キャプラン、ギルバート・ゴットフリード、ローン・サスマン、ミーガン・ミルナー、ジョージア・キースリー、ニッキー・グラハム、ダニー・プリングル、ルイス・ヘッカリング、ニール・イズラエル他。


赤ん坊が大人の声で心のセリフを喋るというコメディーの第2弾。
ジェームズをジョン・トラヴォルタ、モリーをカースティ・アレイ、モリーの母ロージーをオリンピア・デュカキス、スチュワートをエリアス・コーティアスが演じている。

前作に引き続き、ブルース・ウィリスがミッキーの声を担当している。他にロザンヌ・バーがジュリー、デイモン・ウェイアンズがエディ、メル・ブルックスがトイレット・マンの声を担当している。

マイキーの空想を映像として見せるシーンが何度か登場する。
だが、そこで笑いを作ろうとする意図は感じられない。
ガキならば想像してもおかしくないだろうと思えるようなことを、そのまま単純に絵として見せているだけだ。

スチュワートやローナという珍客が家に居座ってしまう。
だが、この2人とマイキー&ジュリーの関係から、ハプニングやトラブルが発生するようなことは無い。
スチュワート&ローナの来訪は、マイキー&ジュリーの物語とは全く別に扱われている。

今回はマイキーだけでなく、ジュリーも心の声で話す。
だが、マイキーとジュリーが心の声で会話を行うシーンは、ただ単に「ガキが口を動かさずに大人の声で喋っている」というだけ。
内容にはガキとして当たり前のことしか含まれていない。

マイキーとジュリーの会話の内容がやけに大人っぽかったりとか、意外性に富んでいたりとか、そういうことは全く無い。
それほどシニカルというわけでもない。
そのため、2人の会話から笑いが生み出されるようなことは無い。
全てがヌルい。


第13回スティンカーズ最悪映画賞

ノミネート:最悪作品賞

 

*ポンコツ映画愛護協会