『プルート・ナッシュ』:2002、アメリカ&オーストラリア

2080年、月にある都市、リトル・アメリカ。寂れたバーのステージでは、オーナーのアンソニー・フランコウスキーがスコットランドの 民族衣装に身を包み、アコーディオンを弾きながら歌っている。それを見ていた親友のプルート・ナッシュは呆れ返り、「売れるために イタリアっぽい名前に変えろ」とアドバイスする。そこでアンソニーは、トニー・フランシスという名前に変えることを決めた。
プルートがトイレに行くために厨房を通ると、まるで整理されておらず、不潔な状態だった。トイレも汚れており、悪臭に覆われている。 彼がトイレに行っている間に、マフィアのジーノと甥のラリーが店へ現れた。2人がトニーを椅子に拘束していると、プルートが戻って きた。ジーノは相手がプルートだと知ると、「いつムショから出て来た?」と尋ねる。密輸でパクられていたプルートが「1週間前だ」と 答えると、ジーノは兄弟分のアンジェロが刑務所で一緒だったことを語る。
ジーノはプルートに、トニーが店を買うために250万ドルを借りており、4年前から全く返済していないことを語る。ジーノはトニーの 内臓を売って、借金を返済させようと考えていた。それを聞いたプルートは、「密輸から足を洗ってクラブを開こうと思ってる。長年の夢 だった。俺が借金を肩代わりして店を引き取る。それで手を打たないか」と提案する。ジーノは承諾し、プルートは店を得た。
7年後、プルートはパートナーのミゲルと「クラブ・プルート」を経営し、繁盛させていた。ある日、ソルトレーク・シティーから来た ディナ・レイクという女性が現れ、「歌手の仕事があると言われて片道切符で来たけど、クラブが売り払われていた。家に帰るために金が 必要なので、仕事が欲しい」と語る。プルートが「ウチで必要なのはDJで歌手じゃないんだ。他を当たってくれ」と断ると、彼女は 「ビザの期限が切れてるの。貴方が良い方法を知ってるって聞いて。私の父ニッキー・スティックスを知ってるでしょ」と語る。彼女は父 からプルートの命を救ったと聞かされていたのだ。だが、実際は逆で、プルートが彼女の父親を助けたのだった。
ディナが肩を落としていると、プルートは彼女をウェイトレスとして雇ってやることにした。閉店間近になり、ルナ・グランドの幹部で あるモーガンが手下のケルプを引き連れて店に来た。ルナ・グランドはレックス・クレーターがオーナーを務めるリゾート施設だ。施設が あるムーン・ビーチは、宇宙でカジノが合法とされている唯一の場所だ。モーガンは「店を1千万ドルで売らないか」と持ち掛けるが、 プルートは「ここはリトル・アメリカで最も成功している店だから、売る必要は無い」と断った。
生意気な態度のケルプが突っ掛かる態度を見せたので、プルートは奥の部屋にいたボディーガードのブルーノを紹介する。ブルーノは 63年型デラックスタイプの旧式ロボットだが、怪力でケルプを押さえ付けた。モーガンは「交渉の余地は無い。レックス・クレーターが アンタのクラブを欲しがっている」と強気に出るが、プルートは「断ると伝えてくれ。誰にも店を売るつもりなど無い」と言う。
モーガンたちが立ち去った後、ディナはミゲルに言われてプルートの元へ酒を運ぶ。電話が鳴ったのでプルートがモニターを付けると、 相手はモーガンだった。彼は「最後のチャンスをやろう」と言うが、プルートは「お断りだ」と電話を切る。その直後、店が爆破される。 プルートはディナの手を取って、店から外に出た。モーガンの手下ジミーが狙撃するが、失敗に終わる。プルートは逃げるジミーを追跡 した。ディナは別の場所にいる手下のオリヴァーを発見する。ブルーノが電話を傍受し、一味がバックという店で迎え撃つ準備をさせて いることが判明した。ディナはブルーノを連れて、バックへ向かう。
プルートがバックで銃撃戦を繰り広げていると、ディナとブルーノが次々に現れる。プルートたちは逃亡し、モーテル「ガーデン・オブ・ パラダイス」に赴く。プルートは経営者のロイに部屋を用意してもらい、ディナとブルーノを残して出掛ける。彼はプールバーへ行き、 旧知の仲である元FBI捜査官ローランドと会う。「レックスに会いたいから力を貸してくれ」と頼むと、彼は「奴には誰も会えない。謎 の人物だ。ルナ・グランド・ホテルのペントハウスに住んでいて、外には出ない。クローンだという噂もある」と語った。
ローランドはプルートに、ルナ・ペダンキンというクローン技術の博士について説明した。地球でクローン技術が違法とされた後、彼女は 月に移住した。8年前に死ぬまで、その道の第一人者だったという。プルートはローランドに警察ファイルをハッキングしてもらうが、 ペダンキンのファイルは全て削除されていた。ローランドによると、ペダンキンにはモナ・ジマーという助手がいたらしい。
プルートとディナは夫婦を装い、ジマーのボディー・クリニックへ赴いた。プルートは体を新しくしたいと相談し、体型改造のカタログを 見せてもらう。警察許可証の代わりとして大金を差し出し、それをジマーが受け取ったところで、プルートは過去に入手した警察バッジを 見せて「アンタを逮捕する」と言う。「一度だけチャンスをやる。俺の質問に答えろ。ルナ・ペダンキンのことを話せ」と脅すと、ジマー は「ペダンキンは死ぬ直前、危険な人物を相手にしていた。それが誰なのか教えてくれなかった。でも男が置き忘れたブリーフケースに、 WZWというイニシャルの、金色のエンブレムがあった」と述べた。
プルートがモーテルに戻ると母のフルラが来ていた。モーガン一味がモーテルに現れるが、プルートたちはフルラの手助けもあり、何とか 脱出した。プルートはローランドに連絡を入れ、「ファー・サイドに行く用事が出来た、宇宙服を2つ作ってくれ」と頼んだ。彼はファー ・サイドへ行くため、車を盗んだ。プルートたちはヴァーチャル運転手のジェームズを脅し、ファー・サイドへ向かわせた。
モーガンはレックスの側近ベルチャーから失態を責められ、「次に私がレックスと会う時は、プルートが死んだという時だ」と言われる。 「もはや死んだも同然です」とモーガンが口にすると、ベルチャーは「もし奴が死ななければ、お前が死ぬことになるぞ」と告げた。 プルートたちは、もう何年も使われていない採掘場跡に到着した。プルートは「俺とブルーノ以外は誰も知らない、安全な場所だ」と ディナに告げる。建物に入ると、メイドロボットのバベットが現れた。プルートがプログラムの消去を忘れていたのだ。
プルートはコンピュータを使い、有罪判決を受けた犯罪組織の地球人で、イニシャルがWZWの人物を検索する。しかし該当する情報は 無い。彼はジマーがイニシャルを逆さに見ていたと気付き、MZMで検索した。するとマイケル・ゾロアステン・マルッチという犯罪組織 のボスが該当した。映像を出すと、ギャンブルが地球で全面禁止になった時のマスコミ取材の様子が写し出された。ブリーフケースには、 MZMのエンブレムがあった。
プルートはマルッチがレックスではないかと考え、ローランドに電話を入れる。ローランドは「奴を敵に回すのなら、グズグズしている暇 は無いぞ。俺はFBI時代の相棒に会う」と告げた。彼は元相棒のジャックに会い、「ペダンキンは殺された。マルッチのクローンが存在 したことを証明する手掛かりが無い」と語るが、銃殺されてしまう。プルートはフルラからの連絡で、ローランドの死を知った。
モーガン一味は採掘場跡に現れ、プルートたちを襲撃した。プルートたちは車に乗り込み、崖をジャンプして敵を振り切った。だが、車が 爆発してしまったため、歩いて移動することになってしまう。しかしボンベの酸素が無くなり、ブルーノの充電も切れてしまう。そこへ フェリックス・ラランガという密輸業者が通り掛かり、プルートたちを救ってくれた。プルートは自分のファンだというラランガに頼んで 、ムーン・ビーチまで送ってもらった。
プルートたちがルナ・グランド・ホテルに行くと、人気歌手となったトニーがショーを開いていた。プルートは楽屋を訪れてトニーと再会 し、彼の妻ジーナとフィロミーナを紹介される。2人が瓜二つなので「双子と結婚したのか?」と訊くと、「最高の相手に出会ったから クローンを作ったんだ」とトニーは答える。プルートはトニーに、レックスに会う手伝いを依頼する。トニーも会ったことは無かったが、 ペントハウスへの専用エレベーターを教えた。しかしモーガン一味が現れ、プルートは捕まってしまった…。

監督はロン・アンダーウッド、脚本はニール・カスバート、製作はマーティン・ブレグマン&マイケル・スコット・ブレグマン&ルイス・ A・ストローラー、共同製作はフランク・キャプラ三世&マイケル・クラウィッター、製作協力はカミ・ブルカン、製作総指揮はブルース・バーマン、撮影は オリヴァー・ウッド、編集はポール・ハーシュ&アラン・ヘイム、美術はビル・ブルゼスキー、衣装はハ・ニューエン、視覚効果監修は ニック・デイヴィス、音楽はジョン・パウエル。
主演はエディー・マーフィー、共演はランディー・クエイド、ロザリオ・ドーソン、ジョン・クリーズ、パム・グリア、ジョー・ パントリアーノ、ジェイ・モーア、ルイス・ガスマン、ジェームズ・レブホーン、ピーター・ボイル、バート・ヤング、ミゲル・ ヌネスJr.、ヴィクター・ヴァナード、イレーナ・ダグラス、ジャセイント・ルネ、アリッサ・クレイマー、ハイディ・クレイマー、 リロ・ブランカトー、アレックス・ソル、ダグ・スピノーザ、アンドリー・ファファード、スチュ・“ラージ”・ライリー、ロック・ ラフォーチュン、ラッセル・ユエン、ビル・コーディー他。


『シティ・スリッカーズ』『マイティ・ジョー』のロン・アンダーウッドが監督を務めた作品。
プルートをエディー・マーフィー、ブルーノをはランディー・クエイド、ディナをロザリオ・ドーソン、ジェームズをジョン・クリーズ、 フルラをパム・グリア、モーガンをジョー・パントリアーノ、トニーをジェイ・モーア、ラランガをルイス・ガスマン、ベルチャーを ジェームズ・レブホーンが演じている。
アンクレジットだが、マルッチを演じているのはアレック・ボールドウィンだ。

製作費は1億ドルという大作映画だが、全米公開された初週の興行収入は、わずか218万ドル。
トータルでも441万ドルに留まり、全世界での興行収入も710万ドルという壮絶なコケっぷりに終わった映画である。
ただし、これ以降のエディー・マーフィーの主演作を考えると(『チャーリーと14人のキッズ』や『ホーンテッドマンション』、 『デイブは宇宙船』など)、この映画だけが飛び抜けて駄作なのではない。
すっかり枯れてしまったエディー・マーフィーの主演作としては、「まあ、こんなモンじゃないの」という気はする。

とは言え、もちろんポンコツな出来栄えであることは間違いない。
まず導入部の描写が雑で、ちっともキャッチーじゃない。
プルートが店でトニーの歌を聴いているシーンから入るが、そこの意味を全く感じない。いきなり7年後から始めても、特に支障がある とは思えない。店を買い取るシーンに、何も惹き付けるような要素が見当たらない。
で、そこで描かれたことは、7年後のシーンでセリフで説明してしまえば済む。
「セリフで軽く処理するんじゃなくて、ちゃんとドラマで描くべき」とは、まるで思わない。

店を買い取るシーンから始めるのなら、プルートがムショを出たばかりってことや、店に入るシーンから描くべき。その7年前の時点で、 ブルーノやフルラといった主要キャラも登場させておくべき。
出て来るのがトニーとジーノとラリーだけというのは、キャラの出し入れとして上手くない。ブルーノたちが出て来ないのなら、7年後 から始めた方がいい。
7年後のシーンで、プルートは「ブルーノと20年の付き合いだ」と言っているんだから、トニーの店へ連れて行かないのは不可解 だし。
っていうか、やっぱり、どう考えてもプルートが店を繁盛させているシーンから始めた方がいいよなあ。7年後になると、ジーノとラリー は全く登場しないし。
そこが無いと困るのは「改名して7年後に売れっ子歌手になっているトニーと、以前から親友」という部分ぐらいだ。
で、そこに関しても、後からセリフで「過去にこういうことがあって」と処理するだけで済ませても、それで別にいいかなあと。

7年後に移っても、ブルーノやフルラより先にディナが登場するってのも上手くないよなあ。
ディナが登場するのは、プルートの周辺にいる主要キャストを一通り登場させてからにした方がいいんじゃないかと。
ブルーノの登場シーンなんて、そのタイミングは違うだろうと。
ディナより後に登場させるのであれば、それは「ディナがブルーノと対面する」とか「プルートがディナにブルーノを紹介する」という 形にしておくべきだよ。なんでディナが知らないのに、先にチンピラに紹介しているのかと。

これって、近未来の月面都市を舞台にしている意味が全く無いよな。現代の地球を舞台にしても、ほとんど支障は無い。意匠の部分で、 近未来感を強く打ち出しているわけでもない。スクリーン電話のような「未来の道具」も全く出て来ないわけではないが、そこが映画の セールスポイントになるほど充実しているわけではない。
銃から発射されるのが弾丸じゃなくて光線になっているけど、そこも別に弾丸でいいし。光線であることに、重要な意味があるわけじゃ ないからね。
異星人が登場するとか、宇宙船が登場するとか、そういうこともない。ブルーノの設定は、ロボットじゃなくても、「オツムの弱い屈強な ボディーガード」にでもしておけばいいし。
クローンの部分だけは、近未来じゃないと似たような設定にすることが難しいけど、仮に近未来にするとしても、月面都市じゃなくて地球 でいいよね。
重力が軽くて体が浮き上がる場所が出て来たり、近未来らしい道具を使うようなシーンがあったりもするんだけど、そこに魅力や面白味が 無いんだよね。
例えば重力が軽い採掘場跡でのアクションにしても、その設定を活用して笑いを取りに行くとか、そういうことは無いし。

あと、ブルーノが旧型としてバカにされているけど、じゃあ最新型のロボットはどういうものなのか、それが良く分からないんだよね。 比較対象が無いから、ブルーノがいかに品質の劣っているロボットなのかってのが分かりにくい。
それに、周囲の機械を見回した限り、ブルーノの品質レベルでも充分に思えてしまうんだよな。
街にある他の道具が、ブルーノと比べて、それほど洗練されたモノには見えない。何しろ、普通に電動自転車やリヤカーが使われているん だぜ。
ただし、その一方でホバークラフト式に空を浮かんで移動する車も登場したりするので、世界観はビミョーなことになっているが。

とにかくテンポがノロい。ユルさを狙っているんじゃなくて、ただ単にノロいだけ。もっと小気味良いテンポでやってくれないと 厳しい。
もしユルさを狙っていたとしたら、失敗している。
それと、もっとコミカルの塩梅を増やすべき。変にシリアス度数が高めなんだよな。もっとコメディー色を強めた方がいいでしょ。
例えば採掘場跡のアクションでも、重力のせいでフワフワして敵が上手く攻撃できずにマヌケな感じになってしまうとか、そんな風にした 方がいいのに、普通に緊迫感のあるアクションシーンとして演出しているんだよな。
まあバベッドの服が脱げるとか、冷凍チワワが飛んでくるという描写はあるけどさ。

終盤の「レックスがプルートと同じ姿でビックリ。実はプルートのクローンでした」というドンデン返しのためだけに、「クローン技術」 という要素が持ち込まれている。
そこまでに、クローン技術に触れるような場面は、ほとんど無い。
途中、ローランドが「ペダンキンが死んで、マルッチのクローンが存在したことを証明する手掛かりが無い」とか「クローンが出来るまで は捜査が簡単だった」とか言うシーンがあるけど、そこで「マルッチのクローン」について語るのも、ものすごく不自然だしね。
マルッチがクローンを作っている必要性が無いんだからさ。

っていうか、そもそも「レックスがクローンという噂がある」という時点で、実は引っ掛かりがあるんだよね。
そこには「なぜレックスはクローンなのか」という謎が生じているわけで。
にも関わらず、物語上では「レックスがクローンだという噂は本当なのか。本当だとしたら、なぜクローンなのか」というところを追及 していこうという動きが全く無い。
そこにストーリーテリングとしての不自然さというか、「無理を通しているなあ」ということを感じてしまうのだ。

「マルッチが月でギャンブル事業を始めるための影武者として、月に詳しいプルートのクローンを用意したけど、クローンは狡猾だった のでマルッチもペダンキンも抹殺した。でもプルートだけは自分に従うようになるまで生かしておいてやった」というのが真相なのだが、 まるで腑に落ちないオチだ。
プルートを生かしておく理由が「お前の良いルックスを手に入れたからだ」って、なんじゃ、そりゃ。
で、そこでは始末しようとするんだから、アホらしいとしか思えん。
しかもレックスの目的は、ホントに「クラブを手に入れる」というだけなんだぜ。しょっぱい目的だなあ。ムーン・ビーチで大儲けして いるだろうに、わざわざ一軒のクラブを手に入れるために、そこまで派手なことをやらかす必要性があるのかと。
しかもレックスは、店をカジノにリニューアルしようと企んでいるんだが、リトル・アメリカはギャンブルの許可区域じゃないのに、 どうするつもりなのかと。
それと、「姿が同じというだけでなく記憶もコピーしている」ってのは、すげえ下手な御都合主義にしか思えないぞ。

(観賞日:2012年6月4日)


第23回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:最低作品賞
ノミネート:最低監督賞[ロン・アンダーウッド]
ノミネート:最低脚本賞
ノミネート:最低主演男優賞[エディー・マーフィー]
<*『プルート・ナッシュ』『アイ・スパイ』『ショウタイム』の3作でのノミネート>
ノミネート:最低スクリーンカップル賞[エディー・マーフィー&ロバート・デ・ニーロかオーウェン・ウィルソンか彼自身のクローンのいずれか]
<*『ショウタイム』『アイ・スパイ』『プルート・ナッシュ』の3作でのノミネート>

第25回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:25周年最低コメディー賞


第29回スティンカーズ最悪映画賞

ノミネート:【最悪の作品】部門
ノミネート:【最悪の演出センス】部門[ロン・アンダーウッド]
ノミネート:【最悪の主演男優】部門[エディー・マーフィー]
<*『プルート・ナッシュ』『アイ・スパイ』『ショウタイム』の3作でのノミネート>
ノミネート:【最悪の助演男優】部門[ランディー・クエイド]
ノミネート:【最も痛々しくて笑えないコメディー】部門
ノミネート:【最悪のカップル】部門[エディー・マーフィー&彼との共演を強いられた誰でも]
<*『プルート・ナッシュ』『アイ・スパイ』『ショウタイム』の3作でのノミネート>

 

*ポンコツ映画愛護協会