『ポルノ☆スターへの道』:2011、アメリカ

アイオワ州の田舎町で生まれ育った青年バッキーは、前歯が付き出した冴えない容姿で、オツムの方もよろしくない。しかし気は優しく、 勤務しているスーパーマーケットでは常連客である老婦人のボゾボップに商品のことを優しく説明する。しかしバッキーを嫌っている店長 のクリントは彼に難癖を付け、冷たい態度でクビにした。バッキーが悲しんでいると、ボゾポップ婦人は「貴方はビッグになる。スターに なる運命よ」と言って励ました。
バッキーが帰宅すると、父のジェレマイアと母のデビーも優しい態度で息子を元気付けた。親友のローリー、ラース、デイルが元気になる 映画を見せてくれるというので、バッキーは出掛けて行く。デイルの家へ行くと、彼らは「ポルノ映画だ。オナニーのお供だよ」と言う。 だが、純朴すぎるバッキーはポルノやオナニーが何なのか、まるで知らなかった。もちろん、彼はオナニーの経験も無かった。
「ドンキーコングより楽しい」と言われたバッキーは、オナニーに強い興味を抱いて「やり方を教えて」と頼む。友人たちは映画を上映し 、バッキーのオナニーのやり方を教える。バッキーは言われるままに勃起したチンコを握り、激しく擦った。その時、フィルムに出演して いるロージーとジムという女優と男優の顔を見て、ローリーたちの表情が固まった。なんと、それはバッキーの両親だったのだ。
帰宅したバッキーは、両親にポルノ映画のことを尋ねた。すると両親は穏やかに、「お前が50歳になったら話そうと思ってた」と語った。 2人はバッキーに、箱に入れておいた今までの出演作を見せる。2人は86作ものポルノ映画に出演していた。2人はカリフォルニアの ビーチでスカウトされ、「スターになる運命だ」と言われたのだという。ジェレマイアはバッキーに、「誰かに運命だと言われたら、耳を 傾けろ」と告げた。
バッキーはボゾポップ婦人の言葉を思い出し、「だからクビになったんだ。僕はスターになる運命なんだ。カリフォルニアへ行って、 スーパースターになる」と興奮する。彼は両親に見送られ、バスでカリフォルニアへ向かう。バッキーは父がバッグに入れてくれた札束に 気付き、心から感謝した。カリフォルニアに到着した彼は、ポルノ・ショップに飛び込んだ。「映画に出たいんだ」と彼が言うと、店員は 「だったらバレーに行け」と教えてくれた。
バレーに向かったバッキーはダイナー“トニーズ”に立ち寄り、ウェイトレスのキャシーに目を奪われる。彼女は嫌な先輩ウェイトレスの マージや店長のアントニオから、仕事を押し付けられていた。バッキーは彼女と会話を交わし、すぐに親しくなった。夜、仕事を終えて店 を出たキャシーは、バッキーが植え込みの中でクッキーを食べながらゲームをしているのを見つける。バッキーは宿泊場所が無いので、 そこで寝ようとしていたのだ。
キャシーは「この辺りは物騒なの。ウチのアパートの住人が同居人を探してたわ」と言い、自分のアパートへバッキーを連れて行くことに した。キャシーが「出たい映画はコメディー系?」と訊くと、バッキーは「ポルノだよ。両親も出てたわ」と答える。「そう、すごいわ」 と、キャシーは穏やかな笑みで告げた。キャシーは同居人を探していた3号室のゲイリーに、バッキーを紹介した。ゲイリーはバッキーを 見て、露骨に不快な顔をする。バッキーが「金ならある」と札束を見せると、ゲイリーは「信用できないが、部屋を貸してやろう。俺の 目当てはキャシーのオッパイだ。浴室は廊下のを使え。俺の部屋は聖域だぞ」と高慢な態度で述べた。
翌日、男優募集の張り紙を見つけたバッキーは、オーディション会場へ行く。彼は顔写真も用意せず、それがCMのオーディションだとも 知らないまま面接に臨んだ。本番スタートの声で、いきなりバッキーは下半身を出してオナニーを始め、すぐに追い出される。しかし監督 のクラウディオは、バッキーがロージー&ジムの息子だと知り、「俺はポルノからキャリアを始めたが、仲間のシャドーがパーティーを 開く。行けばコネが出来るぞ」と誘ってくれた。
その夜、バッキーはクラウディオに連れられ、ポルノスターであるディックのホーム・パーティーに赴いた。ディックはクラウディオから バッキーを紹介され、その冴えない容姿を鼻で笑った。ディックはバッキーに、ペニスを見せるよう促した。バッキーがズボンを脱ぐと、 ディックは「みんなに紹介する」と言う。彼はパーティー客を集め、バッキーにズボンを脱がせる。そしてバッキーの短小ペニスをバカに してから、プールに突き落とした。
翌日、バッキーはダイナーへ行き、昨夜の出来事をキャシーに話す。それを耳にした客の男が、バッキーに話し掛けて来た。その男は、 離婚を繰り返して薬漬けになり、すっかり落ちぶれたホルノ監督のマイルス・ディープだった。彼は前日、パーティー会場に入ろうとして ガードマンに追い払われていた。バッキーが両親のことを話すと、マイルスは「俺は2人の映画の製作助手だった」と言う。「年代物の カメラがある。今夜、撮影するか?」と彼に誘われ、バッキーは大喜びした。
その夜、バッキーはマイルスの家へ行く。マイルスの助手で甥のジミーは、バッキーを見て渋い顔をする。マイルスは「親が有名だった。 当時のファンに受けるかも」と彼に告げる。マイルスはカメラを回し、バッキーにズボンを下げるよう指示した。バッキーのペニスが あまりに小さいので、マイルスも女優のグレッチェンも目を丸くした。グレッチェンがマイルスの指示でオッパイを出すと、バッキーは 興奮した猿のように激しく吠える。
バッキーの異様な反応にマイルスたちが唖然としていると、彼は射精した。そのスペルマは、天井に張り付いた。そしてバッキーは、すぐ に2度目の発射をする。「ごめん、制御できないんだ」とバッキーは謝った。カメラテストが終わり、マイルスはバッキーから感想を 訊かれて、適当に取り繕った。バッキーが去った後、マイルズは映像をチェックするが、まるで使い物にならないので溜息をつく。ジミー が「フィルムはどうする」と尋ねると、マイルスは「好きにしろ」と答えた。
次の日、バッキーはキャシーに誘われ、ダイナーまで一緒に歩く。バッキーは「映画に出たんだ」と言い、その内容を詳しく話した。 キャシーは「ここ来て2日目で夢が叶うなんて凄いわ」と口にした。「君の夢は」とバッキーが訊くと、「ウェイトレスになること」と 彼女は答えた。バッキーが「じゃあ、もう叶ってる」と言うと、キャシーは「ううん、違うわ。食堂のウェイトレスは悪夢。でも、そこで しか働けなくて」と述べた。
バッキーが「何かあったの」と質問すると、キャシーは「事件を起こしたの」と言い、詳細を語った。かつて彼女は、5つ星レストランで 働いていた。だが、スープを運んだ時、客の老婦人にこぼしてしまった。その客が火傷で病院に運ばれ、それ以来、トレーを見ると泣いて しまうのだという。今の店にはトレイが無いのだ。バッキーは「君の夢を取り戻そう。僕が自信を付けてあげるよ」と告げた。
その夜、ダイナーにマイルズがやって来た。バッキーが「編集は終わった?」と期待たっぷりに問い掛けると、彼は言葉に迷いながら、 「君は被写体としてじゃなく、裏方として働いた方がいい」と告げる。バッキーは「でも僕はスターになる運命だ」と言うが、アントニオ が「お前のナニがショボイってことだよ」と指摘した。マイルスは「君はいい奴だ。時間を無駄にしてほしくない」と済まなそうに告げる 。バッキーは、泣きながらダイナーを去った。
次の朝、パソコンをチェックしたマイルズ。大量の動画が送られて来ているのを知った。確認すると、それはバッキーのカメラテストの 映像だった。ジミーはマイルスに、その映像をポルノ動画サイトに投稿したら大人気になったことを説明した。「友人も全員、あれを見て 恋人とセックスした」と彼は言う。バッキーの短小ペニスを見て、男たちは自信が付いたのだ。それを聞いたマイルスは、「バッキーは 粗チンの救世主だ」と口にした。
マイルスはカメラテストの映像を収録したDVDを持って、製作会社の社長であるジェイ・デイを訪ねた。たまたま来ていたディックも、 一緒に視聴することになった。マイルスは「ポルノに革新をもたらす」と自信たっぷりに言うが、ジェイは「からかってるのか。面白いが 、ポルノじゃない」と一蹴する。マイルスは「チャンスをくれ」と食い下がるが、「力になれない」とジェイに追い払われた。
マイルズは自費を使ってバッキーのビデオを撮ることに決め、ベトナム・マフィア銀行から融資してもらった。バッキーの役は新聞配達員 で、アイスクリーム店の女性店員に誘惑されるという筋書きだ。バッキーは女優であるブルーベリーのオッパイを見ただけで、また猿の ように吠えて射精した。映画は完成し、マイルスは試写会に配給会社の面々を集めて売り込んだ。しかし配給会社の面々は、「まるで勃起 しないぞ」とバカにして笑うだけだった。
バッキーはキャシーと一緒に、ギネス博物館へ出掛けた。バッキーは若いカップルに出っ歯を笑われて落ち込むが、キャシーが慰めた。 そこへ妻を伴った中年男性が現れ、バッキーを見て「ネットで見た。君のおかげで自分のナニに惚れ直した」と礼を述べる。その男性は、 イタリア料理店「チョップ」のオーナーだった。キャシーは、そこが超有名店であることをバッキーに教える。バッキーは男に、「彼女は ウェイトレスなんだ」と告げる。すると男は「金曜にウチの店へ。空きがあるか確認しておくよ」とキャシーに名刺を渡した。
その夫婦が去った後、キャシーは喜ぶが、すぐに「でも私には無理よ。お客さんに火傷を負わせたのよ」と不安を吐露する。バッキーは 「いいかい。それは事故だ。君なら出来る。力になるよ」と勇気付ける。バッキーがマイルスの元へ行くと、「新作をネット販売したら バカ売れしてる。借金は完済して、次回作の出資の申し出があった」と言われる。キャシーはトレイで食器を運ぶ練習を開始し、バッキー も協力した。バッキーの主演作は次々に作られ、人気は高まっていく。サイン会を開くと、大勢のファンが集まった。
バッキーはアダルト映画賞で最多の12部門にノミネートされ、授賞式を前にしてテレビに出演した。映画賞の授賞式には、キャシーや両親 を伴って出席した。最初に新人賞が発表され、バッキーが受賞した。他の部門は自分の物だと確信しているディックは、余裕の態度で拍手 を送る。だが、他の男優賞も、次々にバッキーが受賞していく。そして最も名誉ある年間最優秀ペニス賞までも、バッキーが獲得した。 これまでの最多受賞記録はディックの11部門だったが、バッキーはデビュー1年目で超えてしまったのだ…。

監督はトム・ブラディー、脚本はアダム・サンドラー&アレン・コヴァート&ニック・スウォードソン、製作はアダム・サンドラー& ジャック・ジャラプト&アレン・コヴァート&ニック・スウォードソン&デヴィッド・ドーフマン、共同製作はベッツィー・ダンバリー、 撮影はマイケル・バレット、編集はジェイソン・ガーソン、美術はダイナ・リプトン、衣装はメアリー・ジェーン・フォート、音楽は ワディー・ワクテル、音楽監修はマイケル・ディルベック&ブライアン・ボンウェル。
出演はニック・スウォードソン、クリスティーナ・リッチ、ドン・ジョンソン、スティーヴン・ドーフ、エドワード・ハーマン、ケヴィン ・ニーロン、ミリアム・フリン、イードゥー・モセリ、ニック・タートゥーロ、カーティス・アームストロング、 マリオ・ジョイナー、タイラー・スピンデル、メレディス・ジャングランデ、メアリー・パット・グリーソン、ジャッキー・サンドラー、 ダナ・ミン・グッドマン、マイケル・オコンネル、ブランドン・ハーデスティー、アダム・ハーシュマン、ポーリー・ショア、ビヴァリー ・ポルシン、ジーン・ポンパ他。


アダム・サンドラーのハッピー・マディソン・プロダクションズが製作した映画。
監督は『ホット・チック』『鉄板スポーツ伝説』のトム・ブラディー。
脚本担当としてアダム・サンドラー&アレン・コヴァート&ニック・スウォードソンという仲良し3人の名前があるが、たぶんアダム・ サンドラーが主導的立場だったんじゃないかなあと予想する。
「中身がガキンチョの大人が主人公」ってのは、彼が主演と共同脚本を担当した初期の作品『アダム・サンドラーはビリー・マジソン一日 一善』や『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』や『ビッグ・ダディ』なんかと似たような設定だしね。

バッキーをニック・スウォードソン、キャシーをクリスティーナ・リッチ、マイルスをドン・ジョンソン、ディックを スティーヴン・ドーフ、ジェレマイアをエドワード・ハーマン、ゲイリーをケヴィン・ニーロンが演じている。
ドン・ジョンソンは、『ブギーナイツ』のバート・レイノルズを意識して配役したのではないかと推測する(何となく似ているん だよね)。
他に、デビーをミリアム・フリン、J.デイをイードゥー・モセリ、アントニオをニック・タートゥーロ、クリントをカーティス・ アームストロング、クラウディオをマリオ・ジョイナー、ジミーをタイラー・スピンデル、ブルーベリーをメレディス・ジャングランデ、 マージをメアリー・パット・グリーソン、グレッチェンをダナ・ミン・グッドマンが演じている。
アンクレジットだが、バッキーが出演する番組の司会者役でジミー・ファロン、ポルノ・ショップの店員役でアレン・コヴァートが出演 している。

なぜかキャシーは、最初からバッキーに優しい。
それも「誰にでも同じように優しくて親切」ということではなく、バッキーに対してだけ、特別に優しくて、すぐに親しくなっている。
「精神年齢の低い冴えないオタク男にとって、とても都合のいい妄想美女」という感じである。
これもアダム・サンドラーっぽいよなあ。彼が脚本を担当した映画じゃないけど(主演はしている)、『ウェディング・シンガー』の ドリュー・バリモアをちょっと連想させるキャラクターだ。

主人公がポルノ・スターを目指すという時点で予想できるかもしれないが、下ネタの多いコメディーである。
お笑い芸人が「下ネタで安易に笑いを取りに行くな」なんて言ったりするけど、実は下ネタって、そう簡単なものでもない。安易に思い 付くことはあっても、安易に笑いを取れるわけではない。
ただ下品なこと、エロいことを言ったりやったりするだけで、簡単に笑いが取れるわけではない。その見せ方、さじ加減ってのは、それ なりに難しいのだ。
で、そこに本作品は失敗しているようで、まるで笑えない。

この映画、冒頭から、やたらと優しくて穏やか過ぎるように感じられる。
お下品ネタの連発と、そのホンワカした穏やかな雰囲気作りが、まるでフィットしていない。
それと、バッキーが出っ歯をバカにされて落ち込むとか、そういうのを妙にマジなトーンで描いているんだよな。
しんみりしたムード、普通の恋愛劇みたいなムードに傾きがちで、コメディーとして弾けようとしない。
しかも、他のキャラが出て来てそうなるんじゃなくて、むしろマイルスが頑張ってるのに、バッキーが出て来て、しっとりモードに なったりする。

ちょっと『ウェディング・シンガー』とか、あの辺りのロマコメ路線でも狙っているのかと思うようなテイストも感じるんだが、それと シナリオの内容が合っていないんだな。
もっと弾けて、小気味よいテンポで進めていくべきではなかったか。
テンポがヌルく弾けていないのも、下ネタがスウィングしていない原因の一つだ。
ユルいからって、オフビートってわけでもないしね。
間の取り方が、スカした笑いやトボけた笑いになっているわけでもない。

ディックがバッキーのライバルのポジションに配置されており、しかも高飛車で嫌な野郎なのに、あまり有効に活用されていない。
授賞式でキャシーを口説いて相手にされないとか、その程度。
スターになったバッキーに嫌がらせを繰り返すとか、ポルノ業界から追い出そうと画策するとか、そんな感じでもっと使えるし、使うべき キャラのはずなのに。
それが無いのは簡単で、何しろバッキーはポルノ男優としてデビューすると、そこからはトントン拍子で出世していき、何のピンチも 無いのだ。

ディックに限らず、他の脇役たちも、あまり有効活用できていない。
ゲイリーはキャシーを狙っている設定だが、その設定はほとんど使えていない。
ジミーも、もう少し意味のある役割を与えてあげてもいいのに、カメラテストの映像をネットに公開したら、お役御免。
しかも「ネットに公開したら大人気なんだ」とセリフで説明するだけ。
クラウディオも、ディックを紹介したら出番が終わり。

肝心の「冴えない男が猛烈なスピードでスーパースターへ駆けあがって行く」というところが、あまりグラマラスに描けていないのも痛い 。
それと、一気にスターへ上り詰めたら、そこからは「転落する」「壁にぶつかる」など、成功とは真逆のベクトルへ物語を転がすのが セオリーだが、授賞式で12部門を制覇した時点で、残り20分ぐらいになってるんだよね。
それは尺の計算として、どうなのかと。

しかも、そこから「キャシーと初めてのセックス」というエピソードがあって、さらにハッピーが上積みされる。
そのままハッピーで最後まで到達するわけじゃなくて、キャシーが「色々な選択肢を試したい。色んな男とのセックスを楽しみたい」と 言い出してバッキーの元を去るという展開はあるんだけど、そんなに間隔を空けず、すぐにマイルスが「実は俺が彼女に、バッキーのこと を思うなら解放してやれと言った」と明かしてしまう。
なんせ、もう時間が残り少ないからね。
だから、バッキーを落ち込ませたまま、そんなに引っ張るわけにはいかないのだ。

で、「キャシーが別れを告げて連絡が取れなくなったことで、バッキーが落ち込む」というところが、起承転結における「転」になって いるのだが、バッキーがポルノ男優として転機を迎えるとか、スランプに陥るとか、壁にぶち当たるとか、そういう時間帯は全く 無い。
恋愛劇における「転」はあっていいんだけど、ポルノ男優としての「転」も用意してほしい。
そこが無いのは、ちと物足りない。
ってなわけで、冴えない映画ではあるのだが、一つだけ褒めておくと、この映画のクリスティーナ・リッチは、とてもキュートだ。
この映画に観賞価値を見出すとすれば、間違いなく、そこだね。

(観賞日:2012年12月30日)


第32回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:最低作品賞
ノミネート:最低主演男優賞[ニック・スウォードソン]
ノミネート:最低スクリーン・アンサンブル賞[『ポルノ☆スターへの道』の全キャスト]
ノミネート:最低監督賞[トム・ブラディー]
ノミネート:最低序章&リメイク&盗作&続編賞
ノミネート:最低脚本賞

 

*ポンコツ映画愛護協会