『X-MEN:ダーク・フェニックス』:2019、アメリカ

1975年。8歳のジーン・グレイは父のジョン、母のエレインと共に、車でカーラジオの音楽を聴いていた。ジーンは番組を変えてほしいと頼むが、エレインは「この曲が終わったらね」と何度も言って彼女の要求を受け流した。ジーンは無意識の内に能力を使い、勝手にラジオの周波数を変更した。しかしエレインに指摘された彼女は、「私はやってない」と言う。彼女は能力をコントロールできず、頭を抱えて絶叫した。するとハンドルが左に曲がり、車は対向車に激突した。両親は命を落としたが、ジーンは傷一つ無かった。プロフェッサーXの呼び名を持つチャールズ・エグゼビアはジーンを引き取り、「恵まれし子らの学園」で育てることにした。
1992年。打ち上げられたスペースシャトルのエンデバーがトラブルに見舞われ、プロフェッサーXは大統領から乗組員の救出を要請された。ミスティーク、ビースト、サイクロップス、ストーム、クイックシルバー、ナイトクローラー、ジーンがメンバーに選ばれ、Xジェットに搭乗する。ジーンは不安を抱いていたが、ミスティークが「もしマズいことがあったら切り上げて戻る」と言うので彼女を信じることにした。宇宙に出たミスティークたちは、異常な数値の太陽フレームを目撃した。
エンデバーは姿勢制御用スラスターが機能しておらず、激しく回転していた。サイクロップスはエンデバーを停止させ、クイックシルバーとナイトクローラーが乗り込んだ。2人は乗組員をXジェットに移動させるが、船長がエアロックに残っていることが判明する。しかし温度が急上昇しており、ミスティークはXジェットが耐えられないと判断して離脱を決める。プロフェッサーXがセレブロから全員の救出を命じると、ミスティークは「これ以上はチームを危険に晒せない」と反対する。プロフェッサーXはジーンに、「君は心を集中させれば何でも出来る」と説いた。
ミスティークは30秒だけ待つことを決め、ジーンはナイトクローラーにエンデバーまで移動させてもらった。ジーンは船長を救出するが、エンデバーに取り残されて爆発に飲み込まれた。ナイトクローラーはジーンを救出し、Xジェットに連れ帰る。学園に戻ったミスティークは、「普通なら死んでる」と無謀な行動を命じたプロフェッサーXを批判する。しかしプロフェッサーXは全く気にしておらず、「幸いにも生きてる」と軽く告げた。自身の正当性を主張する彼に、ミスティークは痛烈な嫌味を浴びせた。
ジーンを診察したビーストは、異常な数値に困惑した。サイクロップスは心配するが、ジーンは「気分は最高よ。全てがパワーアップしたみたい」と晴れやかな表情を見せた。その夜、別荘で夫や友人たちと夕食を取っていたマーガレットという女性は、犬が激しく吠えるので気になって様子を見に行く。すると森から不気味なエイリアンが何体も出現し、マーガレットは固まった。エイリアンのリーダーであるヴークはマーガレットに化けて別荘へ行き、声を掛けた男を殺害した。
仲間とのパーティーに参加したジーンは異常に酒を飲み、サイクロップスは大いに戸惑った。ミスティークはビーストに、「チャールズは変わってしまった。私たちは進まないと。普通の暮らしを送らなきゃ」と言う。ビーストが「これが僕たちの望んだ生活だよ」と告げると、「こんなの私たちの暮らしじゃない」と彼女は反論した。同じ頃、プロフェッサーXは式典に出席して大統領の紹介を受け、得意げにスピーチしていた。
モニターでジーンの異常を知ったミスティークとビーストは、急いで駆け付けようとする。しかしジーンは能力を暴走させ、周りにいた仲間たちを吹き飛ばして気絶した。学園に戻ったプロフェッサーXはジーンの心に入ることが出来ず、ミスティークとビーストが同席する中でセレブロを使う。彼は2人に、「ジーンが子供の頃、トラウマから守るために壁を作って調整した。しかし宇宙で何かが起きて、心の壁が引き裂かれている」と説明した。ジョンの声が聞こえると、プロフェッサーXは「そんな」と表情を歪めた。
ジーンが目を覚ましたので、プロフェッサーXはセレブロを通して心に話し掛ける。ジーンは「父さんの声を聞いた。父さんは生きてる」と言い、彼を拒絶した。ジーンの元へ駆け付けたサイクロップスは、「事故だった」と告げる。しかしジーンは「コントロールできない。ここを出なきゃ。父さんは生きてる。父さんに会わなきゃ」と述べ、彼を眠らせて学園を去った。プロフェッサーXは「父親に会っても、いいことは無い」と言い、ミスティークたちと後を追うことにした。
ヴークはFBI捜査官に化けている部下のジョーンズたちと会い、「パワーがミュータントに取り込まれている」と報告を受ける。「そいつは事情を知らない」とジョーンズが言うと、ヴークは「利用しましょう。パワーをコントロールできれば、我々は復活できる」と述べた。故郷へ戻ったジーンが実家へ行くと、老いたジョンが今も暮らしていた。ジーンは再会に感激するが、ジョンは不安そうな様子を見せる。ジーンは自分の写真が1枚も無いことに気付き、感情的になって「なぜ私を捜してくれなかったの?」と父を非難した。するとジョンは怒りを示し、「心を読みたいか。だったら読め。自分のやったことを忘れるな」と要求した。
ジーンは自分のせいで母が死んだことを思い出し、ジョンは「俺の世界は死んだ。お前もだ」と告げた。そこへプロフェッサーXたちがXジェットで着くと、ジーンは「来たのは間違いよ」と声を荒らげる。「一緒に家へ帰ろう」とプロフェッサーXが言うと、彼女は「私に家は無い。父さんが死んだと嘘をついて、私のパワーを利用したのよ」と責める。プロフェッサーXは「違う。君を助けたいんだ」と言うが、ジーンは耳を貸さなかった。
そこへ3台のパトカーが駆け付けると、ジーンは激しく吹き飛ばす。ジーンは力を暴走させて逃亡を図り、止めようとする仲間たちを吹き飛ばした。ミスティークは説得を試みるが、ジーンに吹き飛ばされて柵が腹部に突き刺さる。ジーンは怯えて飛び去り、ミスティークはビーストに看取られて息を引き取った。ミスティークの葬儀を終えた後、ビーストはプロフェッサーXに「死んだのは君のせいだ」と非難の言葉を浴びせる。一向に過ちを認めようとしないプロフェッサーXに、彼は「レイヴンが出て行こうとしたのに、僕が止めた。彼女だけが分かってた」と告げた。
ヴークはジョーンズと共にジョンの元へ行き、ジーンについて詳しく教えるよう要求した。不審を抱いたジョンが「弁護士を呼ぶ」と言うと、ヴークは彼を始末した。ジーンは小さな孤島へ飛び、ミュータントの集落で暮らすマグニートーの元を訪ねた。「人を傷付けたでしょ。どうやってやめたの?」と彼女が訊くと、マグニートーは「ずっと復讐のために生きて来た。しかし何人殺しても心の傷は消えなかった。だから、やめた」と答えた。ジーンが「やめ方が分からない。自分がコントロールできない」と漏らすと、マグニートーは彼女の服に付着している血に気付いて「誰の血だ?」と尋ねた。
ジーンが返答を拒むと、マグニートーはわざと感情を揺さぶって彼女の能力を確かめようとする。そこに軍のヘリコプターが到着すると、マグニートーはジーンの存在を隠そうとする。しかしジーンは兵士たちの前に現れ、1機のヘリコプターを破壊する。彼女がヘリコプターを全て破壊しようとするので、マグニートーは必死で阻止する。彼は兵士たちに指示し、ヘリコプターで撤収させた。ジーンは「貴方の助けが必要よ」と言うが、マグニートーは「ここから出て行け」と追い払った。
議会はジーンの事件発生を受け、危険なミュータントを一時的に収容する施設の検討に入った。プロフェッサーXは大統領に電話して中止してもらおうとするが、既に回線は使用停止となっていた。ヴークはジーンを見つけ出し、「貴方はみんなに見捨てられる。そいつらには貴方を理解できない」と告げた。ビーストはXジェットを持ち出してマグニートーの元を訪れ、ジーンの捜索を要請した。「レイヴンのためだ。彼女はジーンに殺された」という言葉にショックを受けたマグニートーは、「もし見つけたら殺す」と口にした。
ヴークは仲間の待つ屋敷へジーンを案内し、「強力な宇宙のフォースが貴方に入った。母星を滅ぼしたフォースを追っていた。生き残った私たちはフォースをコントロールしようとしたが、出会う物を全て破壊した。貴方以外は」と語る。そして彼女は、「貴方は特別よ。私の助けで力をコントロールし、全く新たな世界を生み出すことが出来る」と告げた。ニューヨークでジーンが目撃されたという報告を受けたマグニートーは、ビーストと共に現場へ向かう。一方、プロフェッサーXも情報を入手し、サイクロップスとストームとナイトクローラーの3人を連れてジーンの救助に向かう。彼らはマグニートーの前に立ちはだかり、ジーンの殺害を阻止するために戦いを始める…。

脚本&監督はサイモン・キンバーグ、製作はサイモン・キンバーグ&ハッチ・パーカー&ローレン・シュラー・ドナー&トッド・ハロウェル、製作総指揮はスタン・リー&ジョシュ・マクラグレン&カート・ウィリアムズ&キャスリーン・マッギル、製作協力はジャスティン・ハウト&ダン・オークレア&サマンサ・エリソン、撮影はマウロ・フィオーレ、美術はクロード・パレ、編集はリー・スミス、衣装はダニエル・オーランディー、VFXスーパーバイザーはィリップ・ブレナン、音楽はハンス・ジマー。
出演はジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ソフィー・ターナー、ジェシカ・チャステイン、タイ・シェリダン、アレクサンドラ・シップ、エヴァン・ピーターズ、コディー・スミット=マクフィー、スコット・シェパード、アトー・エッサンドー、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ハルストン・セイジ、ラマー・ジョンソン、サマー・フォンタナ、ハンナ・アンダーソン、ジョシュ・マクラグレン、トッド・ハロウェル、ジュリアン・ジェイン、マイケル・カイヴス、カレン・アイヴァニー、リン・アダムス、アレックス・グレイヴンスタイン、ダニエル・リンドレス=ケイ、ラファエル・グロス=ハーヴェイ他。


「X-MEN」シリーズの『X-MEN:アポカリプス』に続く通算7作目。
シリーズ第3作から脚本を担当してきたサイモン・キンバーグが、初めて監督も兼任している。
プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイ、マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、ミスティーク役のジェニファー・ローレンス、ビースト役のニコラス・ホルト、ジーン役のソフィー・ターナー、スコット役のタイ・シェリダン、ストーム役のアレクサンドラ・シップ、クイックシルバー役のエヴァン・ピーターズ、ナイトクローラー役のコディー・スミット=マクフィーは、『X-MEN:アポカリプス』からの続投。
他に、ヴークをジェシカ・チャステイン、ジョンをスコット・シェパード、ジョーンズをアトー・エッサンドーが演じている。

この映画は今までのシリーズと繋げようとする意識が、ものすごく薄弱だ。
そもそも「X-MEN」シリーズって最初の3部作だけは「次に繋げる」という意識がハッキリと見られたけど、新3部作は単発の作品を並べている印象が強かった。シリーズ5作目で3作目と4作目と「無かったこと」にしているしね。前作からの繋がりを無視し、整合性が取れない内容を平気で描いたりしていた。
そして今回は、ついに時系列を完全に無視している。今まで公開された、どの作品とも全く繋がらない。
「あの映画の前日譚」とか「あの映画の後日談」って解釈が成立しない。
まるで連続性が感じられず、ほぼ「パラレル・ワールドの物語」になっているのだ。

このシリーズを立ち上げたブライアン・シンガーは、「マイノリティーへの差別や迫害」という社会問題を投影してミュータントの物語を描いていた。
しかしサイモン・キンバーグは自分がマイノリティーじゃなくて当事者意識が無かったからなのか、そういうことを完全に無視している。
「外部から共通の敵が襲来したから、敵対していた連中が協力して戦う」という、プロレスの世界で昔から良くやっているアングルで話を作っている。
そうすることによって、問題の根幹からは目を背けている。

21世紀フォックスがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されたため、マーベル・スタジオが「X-MEN」シリーズを製作することになった。
マーベルは「マーベル・シネマティック・ユニバース」を展開しているので、そこに「X-MEN」シリーズも組み込まれる形になるわけだ。
つまり、これは21世紀フォックスの子会社である20世紀フォックスが製作する、最後のシリーズとなったわけだ。
で、それを考えた時、「順番が逆だったんじゃないか」と言いたくなってしまう。

具体的に何が逆なのかというと、「ラストはウルヴァリンを主役にした映画で締め括った方が綺麗だったんじゃないか」ってことだ。
このシリーズって、もちろん「X-MEN」というグループを描く映画ではあったけど、基本的にはウルヴァリンが軸だったと思うのよ。それが最後で初登場となるダーク・フェニックスを主役に据えられても、「コレジャナイ感」が強いのよ。
「結果的にラストになった」ってことだから仕方がないんだけど、『ローガン』で終わらせておいても良かったんじゃないかと。
ウルヴァリンが登場しないと、マホーニーの抜けた『ポリス・アカデミー』シリーズみたいになっちゃってんのよ(この例えが正解なのかどうかは分からんが)。

もうウルヴァリンが登場しないのなら、せめてプロフェッサーXとマグニートーの話にしちゃえばいいと思うんだよね。だけど、そこは今までの作品でもさんざん触れて来たので、「もういいだろう」ってことだったのかな。
ただ、これまでのジーンの扱いを考えた時、ラストで主役を張るには力不足じゃないかと。まだミスティークを主役に据えた方が遥かに納得できるわ。
ところが、そのミスティークは主役じゃないだけでなく、前半で使い捨てにされてしまう。他のミュータントは吹き飛ばされても無事なのに、彼女だけは「柵が腹に刺さったから」ってことで死んじゃうのだ。
しかも、彼女を殺すのは暴走したジーン。
ここでミスティークを殺し、ジーンに償い切れない重罪を背負わせるって、ダメなことを重ねてどうすんのよ。

冒頭のエピソードで、プロフェッサーXはチームを危険に晒す無謀な行動を指示する。
帰還したミスティークが「雑誌の表紙を飾ったり、勲章を貰ったりするのが好きなのよね」と嫌味を言うと、彼は「追われて迫害されるよりは好きだ」と開き直る。「我々の安全のためだ」と、正当性を主張する。
しかし彼の言葉には全く賛同できないし、ミスティークの批判は納得できる。
プロフェッサーXはミュータントを導くべきリーダーのはずなのに、のっけからリーダー失格としか思えない行動を取っている。

そこには何の逡巡も葛藤も見られないので、シンプルに「こいつはダメだな」と感じる。
特に、これまでシリーズを見て来た人からすると、「何も成長していない」と思ってしまうんじゃないだろうか。
ただ、そもそも他の作品とは繋がらないパラレル・ワールドの映画なので、「リーダー失格の男」として設定されているんだろう。どっちにしてもダメなモンはダメだけどね。
しかも、もっとダメなのは、それを反省し、贖罪するドラマが皆無ってことだ。
最低でも、そこは絶対に必要な要素でしょうに。

ジーンが暴走してミスティークを殺しても、プロフェッサーXは罪の意識を全く感じていない。葬儀の場で、平気な顔で堂々と弔辞を読む。ビーストから「君のせいだ」と責められても、「フェアじゃない」と反論する。そして「私を非難して気持ちが晴れたか」と、ビーストに非があるかのような言葉まで口にする。
ヴークがジーンの能力を吸い取り、自分たちが軍隊に捕縛された後、ようやく彼は反省と謝罪の言葉を口にする。
ただ、ここで彼が言うのは、「レイヴンが正しかった。嘘はいけなかった」という言葉だ。
つまり彼は、「父親は死んだというジーンへの嘘が間違っていた」ってことについて反省するのだ。

だけど、「いやいや、謝るべきは、そこじゃねえだろ」と。
それはジーンを本当に守るための嘘だから、そんなに反省しなきゃいけないようなことじゃないのよ。そうじゃなくてプロフェッサーXが謝罪すべきなのは、エンデバーの乗組員を救助する任務に関する命令でしょ。
ジーンが暴走するのも、そのせいでミュータントが危険視されて収容施設が検討されるのも、全てはプロフェッサーXが無謀な任務を強要したからだ。そのことに対する罪の意識が、彼には決定的に欠如している。
そして映画としても、彼が背負うべき重罪、償うべき重罪を、完全に無視して話を進めているのだ。

マグニートーの立ち位置がフラフラしていて定まらないという部分だけは、良くも悪くも新3部作と共通している。
っていうか、明らかに悪いけどね。そんなとこだけ引き継いでも、何の得も無いけどね。
そんなマグニートーは、また「最初はプロフェッサーXと対立するけど、最終的には手を組む」という動きを見せる。
そういうの、もうシリーズで何度目だよ。
一度なら「敵対していた両者が手を組む」という展開は燃えるかもしれないけど、繰り返していると「またかよ」としか思えないわ。

っていうかさ、そもそも「ジーンを助けようとするか殺そうとするか」ってことで争いになる手順そのものが要らないのよ。
そりゃあ以前は敵対していた時期もあった連中だけど、今回の話だと「愚かしい内輪揉め」にしか見えないのよね。
しかも、前半で軽く揉める程度でも「バカだなあ」と思っただろうけど、後半に入ってから戦うのよね。
もう観客は「ヴークたちがジーンの利用を目論んでいる」ってのをハッキリと認識しているのに、そんな中でプロフェッサーXたちが戦い始めるので「そんなことしてる場合じゃねえだろ」と呆れてしまう。こいつらは今まで色んな経験をしているのに、まるで学習能力が無いのかと言いたくなるのよ。

そんな内輪揉めを終了させたミュータントがクライマックスで対峙するのが宇宙人のヴークたちなのだが、こいつらに敵としての存在感や魅力が乏しい。
端的に言うと、悪党として薄っぺらいのよ。
急に出て来て「宇宙のスーパーパワーを手に入れる」という目的を掲げるけど、「それだけ」の存在でしかないのよね。能力を手に入れて何がしたいのかも分かりにくいし、宇宙人なりの「信念」とか「正義」も全く見えないし。
なので、「ただ駆逐されるだけに登場した悪党」でしかないのよね。その強さもサッパリ分からないし。

(観賞日:2021年1月15日)


第40回ゴールデン・ラズベリー賞(2019年)

ノミネート:最低助演女優賞[ジェシカ・チャステイン]
ノミネート:最低序章&リメイク&盗作&続編賞

 

*ポンコツ映画愛護協会