『がんばれ!ベンチウォーマーズ』:2006、アメリカ
造園業者のガスが車でドネリー夫人の家に着くと、新聞配達員のクラークが自転車で通り掛かる。不器用なクラークはドネリー夫人の家へ新聞を飛ばす時、いつも屋根の上に乗せてしまう。ガスが咎めると彼は「これ渡しといて」と新聞を差し出すが、それは昨日の日付だった。次の配達先へ行こうとしたクラークだが、チェーンが外れたのでガスが直してやる。近くのグラウンドでは、少年のネルソンと仲間のグレッチェン&ミッチェルが野球を楽しんでいた。
グラウンドに少年野球チームのトロイやカイルたちが現れ、「俺たちの練習時間だ」とネルソンに告げて出て行くよう要求する。隅っこでキャッチボールぐらいさせてほしいとネルソンは頼むが、トロイたちは「俺たちは明日が試合だ。とっとと失せろ」と突き飛ばして放屁攻撃を食らわせた。その様子を見たガスが「何してる」と駆け付けると、トロイたちは逃亡した。「大丈夫か」とガスが声を掛けると、ネルソンは泣きながら走り去った。
クラークが「グラウンドに立ったことが無い」と言うと、「一度はやってみないと。後で一緒に野球をやろう」とガスは誘う。クラークが「リッチーも誘っていい?彼もやったことが無い」と言うと、ガスは歓迎して4時に集まろうと告げた。ビデオ店で働くリッチーは女性客に濡れ場ばかりの映画を勧め、怒りを浴びせられるが全く気にしなかった。クラークはリッチーの元へ行き、一緒に野球をやろうと誘う。「そんなの出来るかよ」とリッチーは言うが、クラークが「ガスと約束した」と告げるので承諾して仕事を切り上げた。
ガスは帰宅し、かつて使っていたグローブを探す。妻のリズは排卵日を気にしているが、ガスは軽く受け流してグラウンドへ向かう。ガスはリッチーとクラークにバッティングやピッチングをさせるが、ド素人なので上手く出来なかった。そこへ先程の少年野球チームが来て出て行くよう要求すると、ガスは「試合で勝ったらグラウンドを明け渡してやる」と言う。トロイたちは承諾し、試合が始まる。リッチーとクラークは全くの未経験だったが、経験者のガスが特大のホームランを立て続けに飛ばした。ガスはピッチングでも剛速球を投げ込み、次々に三振を奪った。さらに彼はわざとカイルを直撃するヒットを放ち、ランニングホームランで得点を追加した。
大勝で試合を終えたガスとクラークは、リッチーの家へ立ち寄った。リッチーの弟のハウイーは、半年前から「太陽は怖い物だ」と言って引きこもり状態だ。夜、3人はピザハットへ繰り出し、リッチーはサラダを補充しているサラに惚れた。ガスたちが食事を取っていると、トロイたちがコーチのジェリーを引き連れて現れた。ジェリーはガスたちを嘲笑し、「うちのグラウンドに近付くな」と告げて去ろうとする。ガスは彼を挑発し、馬鹿にして立ち去った。
店を出たガスたちの元へメルという男が近付き、「困ったことだが、ジェリーは郡の野球チームを牛耳ってる」と告げる。メルはネルソンの父親で、ナイトライダーの車に乗っている億万長者だった。メルとネルソンはガスたちに礼を述べ、その場を後にした。翌日、リッチーとクラークはスポーツ用品店へ野球部道具を買いに行くが、調子に乗って暴れてしまう。そこへ店員のブラッドが現れ、かつて苛めていた2人に気付く。彼はリッチーたちを馬鹿にするが逆に言葉遣いを嘲笑され、腹を立てて「5時にグラウンドへ来い。ウチのチームで叩き潰してやる」と告げる。ガスは2人から話を聞き、すぐにグラウンドへ赴いた。
犬の散歩でグラウンドへ立ち寄ったネルソンは、メルに電話を掛けて来るよう促した。ガスはメルとネルソンが見学する中で次々に三振を取り、ホームランを飛ばした。快勝したガスたちに、メルは明日の昼に家へ来てくれないかと持ち掛ける。次の日に3人がメルの豪邸へ赴くと、門ではダース・ベイダーが待っていた。メルはガスたちを歓迎し、ロボットのナンバー7に食事を用意させた。メルは「そろそろベンチウォーマーの存在を世間に知らしめるべきだ。子供の傷付く姿を見るのは辛い。トーナメントで州の名立たる意地悪チームと対戦してほしい」と語り、相手チームに試合を受けさせるために商品を用意したと明かす。
優勝チームに与えられる商品は、国内最高レベルの野球場だった。ガスたちは快諾し、ここにベンチウォーマーズが結成された。ネルソンはベンチウォーマーズを宣伝するためのサイトを開設しており、ガスはカフェに寄った時、サミーという少年からトーナメントのスコア係をやらせてほしいと頼まれてOKした。ジェリーはコーチ仲間のウェイン、カール、ブラッドと集まり、トーナメントについて話し合う。ジェリーは参加する気など無かったが、カールの「1回負ければ失格なんだ。奴ら、すぐ脱落さ」と言う言葉で考えを変え、乗ったフリをして野球場を手に入れることに決めた。
トーナメントの第1試合を前にしてメルはユニフォームを用意し、ガスはネルソンをバットボーイに任命した。カールのチームと対戦したベンチウォーマーズは、攻守に渡るガスの活躍で4対0とリードする。ガスはやる気を失っているクラークにも活躍させるため、わざと相手チームに外野へのヒットを打たせる。しかしクラークは全くボールをキャッチできず、失点が重なってしまう。ガスがバックホームするが、キャッチャーのリッチーは余所見をしていてボールを見失う。結局はガスが尻拭いをして、何とか試合を終わらせた。
メルは次の試合に向けて全員の実力を上げるため、秘密の特訓をすると言い出した。彼が友人のレジー・ジャクソンをコーチとして招聘したのでガスは興奮するが、リッチーとクラークは彼を知らなかった。レジーはスピード練習としてピンポンダッシュを指示し、焼きたてのポテトで敏捷性の練習を積ませた。「最後は反射神経の訓練だ」とレジーは言い、メールボックスをバットで次々に破壊した。第2試合でビッグ・リーグ・ドリームスと対戦したベンチウォーマーズは、4対4の同点で6回を迎えた。リッチーはサラが見に来ているので、活躍を見せようと意気込む。メールボックス訓練を思い出した彼は外野へヒットを放ち、キャッチャーに飛び蹴りを食らわせてランニングホームランとなった。
ベンチウォーマーズは人気者になり、サインをせがむ子供たちも現れた。リッチーがビデオ店で働いていると、サラが弟のジャレットと共に現れたので緊張する。また試合を見に来てほしいとリッチーが言うと、サラは快諾した。ネルソンはベンチウォーマーズの野球カードを作り、ガスたちに配る。準決勝へ進むためにはカンディアと故郷のブルックデイルへ遠征しなければいけないと聞いたガスは、突如として神経質な態度を見せた。
メルは遠征のため、チーム用の豪華トレーラーを用意した。ハウイーは「近所に殺人鬼が出る」と怯え、遠征に同行した。カンディアのスタンダード・フェンスと対戦したベンチウォーマーズは、3対4とリードされて最終回を迎えた。ガスはガムテープを使い、クラークの両手をバットに固定した。クラークはタイムリーヒットを放ち、チームは同点に追い付いた。5対4で勝利したベンチウォーマーズがブルックデイルへ着くと、たくさんのグッズが販売されていた。
相手チームのコーチを務めるベロウズから「聞き覚えのある名前だな。ここの出身か」と問われたガスは、慌てて「いや、違う」と否定した。チームは3対2で勝利し、メルは自分の会社で発行している新聞の一面で取り上げた。準決勝、ベンチウォーマーズはウェインの率いるチームと対戦することになった。ジェリーはウェインのチームを勝たせるため、明らかにドミニカ出身のカルロスを助っ人に呼んだ。カルロスは子持ちの大人だったが12歳だと自称し、困惑したウェインは「ウチのチームなら大丈夫だ」と遠慮した。しかし1回で4点を先取されたウェインは、すぐにカルロスを呼んだ。彼は主審に賄賂を渡し、カルロスの出場を認めてもらった。
カルロスの活躍を見たリッチーは、ハウイーに酒を買って来るよう指示した。ハウイーは差し入れとして、カルロスに酒を渡した。1点差まで追い付かれたベンチウォーマーズは、ガスがホームへ滑り込んで得点を追加する。しかしカルロスに右手を踏まれたため、ピッチングが出来なくなった。クラークが代役を任されるが、四球の連続からカルロスのタイムリーで同点に追い付かれた。その裏、カルロスは泥酔して投球が定まらず、満塁になる。しかしベンチウォーマーズは3人しかいないため、次の打者がいなくなった。棄権を避けるためにハウイーを出すと、死球でサヨナラ勝利となった。
ベンチウォーマーズはテレビの取材を受け、それをポーカー仲間と一緒に見たカールは苛立ちを見せる。ガスはリポーターに「貴方も苛めを受けていましたか」と質問されると、「苛め問題は人生に大きく影響した。僕は子供たちに伝えたい。苛められた人の痛みに気付いてほしい」と話す。その様子を見たポーカー仲間のスティーヴは、「あいつこそ苛めの張本人だった。コンプレックスを突いて心理的に追い込むんだ」と吐露する。さらに彼は、「俺は正気を保つことが出来たが、障害を持つ子が苛められたせいで、好きだった野球を辞めて入院した」と話す…。監督はデニス・デューガン、脚本はアレン・コヴァート&ニック・スウォードソン、製作はアダム・サンドラー&ジャック・ジャラプト、製作総指揮はバリー・ベルナルディー&アレグラ・クレッグ&ニック・スウォードソン&デレク・ドーチー、撮影はトーマス・アッカーマン、美術はペリー・アンドリン・ブレイク、編集はペック・プライアー&サンディー・ソロウィッツ、衣装はメアリー・ジェーン・フォート、音楽はワディー・ワクテル、音楽監修はマイケル・ディルベック&ブライアン・ボンウェル。
出演はロブ・シュナイダー、デヴィッド・スペード、ジョン・ヘダー、ジョン・ロヴィッツ、クレイグ・キルボーン、モリー・シムズ、ティム・メドウス、ニック・スウォードソン、エリン・バートレット、アマウリー・ノラスコ、ビル・ロマノウスキー、ショーン・サリズバリー、マット・ワインバーグ、ジョン・ファーリー、レジー・ジャクソン、ジョーイ・ノッフォ、ジャッキー・サンドラー、レイ・ニコルソン、ジャレッド・サンドラー、テリー・クルーズ、パトリック・シュワルツェネッガー、ダグ・ジョーンズ、ロックリン・マンロー他。
アダム・サンドラーのHappy Madison ProductionsがRevolution Studiosと組んで製作したコメディー映画。
監督は『俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル』『ビッグ・ダディ』でサンドラーと組んだデニス・デューガン。脚本はサンドラー組の俳優であるアレン・コヴァート&ニック・スウォードソン。
ガスをロブ・シュナイダー、リッチーをデヴィッド・スペード、クラークをジョン・ヘダー、メルをジョン・ロヴィッツ、ジェリーをクレイグ・キルボーン、リズをモリー・シムズ、ウェインをティム・メドウス、ハウイーをニック・スウォードソンが演じている。
他に、元MLB選手のレジー・ジャクソンが本人役、テリー・クルーズがスティーヴ役、ダグ・ジョーンズがナンバー7役で出演している。ガスはネルソンが苛められる様子を見た後、「子供ってどうしてあんなに残酷なんだろう」と口にする。この時、過去を気にしている様子は全く無い。純粋に「イジメ、ダメ、ゼッタイ」と思っている表情を浮かべている。
しかし後半、彼が少年時代にマーカスを虐めていたことが明かされる。
その内容は、「捕まえて屁を浴びせる」というトロイたちの行為なんて可愛く思えるような、とても醜悪な物だ。
それを気にしていた様子が全く見えないので、過去が判明した時に「自分のことは棚に上げてたのかよ」と言いたくなる。ガスはトロイたちに試合を持ち掛け、三振を取りまくってホームランを打ちまくる。
たまたまネルソンが見ているから「報復してもらってスカッとする」という形になるけど、もしも見ていなかった場合、トロイたちに快勝してもガスの自己満足に過ぎないってことになる。
あと、ガスがカイルを胸部直撃ヒットで失神させた時、ネルソンが来て放屁攻撃を浴びせるけど、それはダメだわ。
そんなに早い段階でネルソンに報復させると、こいつの「不憫な虐められっ子」という印象が薄れるわ。ガスはメルから「トーナメントで意地悪チームを倒してほしい」と頼まれ、それを快諾する。
メルは「子供の傷付く姿を見るのは辛い」という理由でトーナメントでの対戦を依頼しているが、そこは考え方が間違っている。
「意地悪な子供たちをギャフンと言わせるために試合で勝つ」ってことなんだろうけど、それは何の意味も無いと断言できる。ガスがトロイたちのチームに勝った時と同じで、ただの自己満足になることは確実だ。
なぜなら、そこで勝ったとしても、意地悪な子供たちによる苛めが無くなるわけではないからだ。そもそも、対戦相手の連中が虐めっ子ばかりだとしても、そいつらと対戦するのが大人のガスたちってのは違うでしょ。
まだ「大人だけど野球の下手な冴えない連中が、子供だけど野球が上手くて意地悪な奴らと戦う」という図式なら、何とかなるかもしれない。
しかし他の2人はともかく主人公のガスは、野球が抜群に上手いのだ。なので、子供に勝っても、ただ大人げないだけだ。
「大人同士だと勝てない奴が、子供を相手に力の差を見せ付けて勝ち誇っている」という、ものすごくカッコ悪いことになっている。この話の根幹を考えた時、違和感なく成立させようとしたら、「元虐められっ子の大人たちが、元苛めっ子だった奴らと野球対決をする」という形が考えられる。
あるいは、現在の苛められっ子であるネルソンを積極的に絡ませるのなら、「ガスが苛められっ子たちを指導して野球の能力を伸ばし、トロイたちと対戦させる」という形を取るのもいいだろう。
どっちにしても、ガスを野球の能力が高い男にしてある以上、「大人が子どもと対戦する」という形は絶対に避けた方がいい。幾らコメディーであっても、そこに勝算が全く見えない。
ガスたちが試合に勝つとネルソンは喜ぶが、それは所詮、大人たちが苛めっ子に勝利するのを見ているだけだし。レジーの訓練シーンではスピード練習と称してピンポンダッシュを繰り返すが、これは「笑えないイタズラ」になっている。
とは言え、「カールの家を狙う」というシーンが含まれているので、まだマシな部類だ。
問題なのは最後の訓練で、メールボックスを次々に破壊していくのは、ただの犯罪行為でしかない。
それが全て対戦チームのコーチたちの家だったとしても問題だが、全く関係の無い家も含まれているので、もはや言い訳も出来ない。反射神経の訓練は、次の試合シーンに繋がっている。リッチーが捕手の顔をメールボックスに見立て、飛び蹴りを浴びせるのだ。そして捕手がボールを落とした間にベースにタッチして、ベンチウォーマーズは勝利する。
でも、これって悪質な暴力行為でしょ。
そりゃあ相手チームの捕手はサラに活躍を見せようとするリッチーを馬鹿にしていたけど、だからって顔面に飛び蹴りを浴びせても当然とは思わない。
それを「スカッとする勝利」みたいに描いているけど、「大人が子供に理不尽な暴力を振るった」という行為にしか見えんよ。トーナメントが続く中でリッチーとクラークもヒットを打つようになるのだが、そのために練習を積んだ気配は全く見えない。何も努力していないのに、いつのまにか能力が上昇しているわけだ。
それだけでなく、バットで相手を威嚇するなど、卑怯な手を色々と使って勝利している。なので、ウェインが大人であるカルロスを出場させても、「卑怯なのはお互い様だよね」としか思えない。
本来なら「意地悪チームが卑怯な手で勝とうとする」という形じゃなきゃダメなのに、その前にベンチウォーマーズ側が幾つも卑怯な手を使っているのだ。
そんな連中なので、子供たちの人気者になるってのは、どうにも解せない。
そもそも、こいつらは大人のくせに少年野球チームと戦っているわけで、なのに「全国の子供たちが応援する存在になる」ってのは無理がありまくりだわ。そもそもリッチーとクラークには「かつて虐められていた」という形跡が分かりやすく見えるが、ガスにはその様子が全く無い。ジェリーやブラッドたちの前でも、自信満々で強気な態度を見せている。
そのため、大人であるコーチたちとの関係だけを見ても、「元苛めっ子に元苛められっ子が挑む」という図式は成立していない。
そして終盤に入ると、ガスが苛めっ子だったことが判明する。しかも、苛めの相手は障害者で、そのせいで野球を辞めて入院するところまで追い込まれているのだ。
この時点で、ガスは完全にアウトである。ガスはネルソンから「貴方があいつらと一緒だったなんて」と言われると、「俺は間違いを犯した。出来ることなら、やり直したい」と言う。
だが、そこまでのガスには、苛めを後悔している様子なんて全く見えなかった。その過去を隠蔽しようという様子しか見えなかった。
ガスは妻から「子供を作らないのは、そういう理由だったのね」と言われると「俺が子供を作ったら、その子が酷い苛めに遭いそうな気がして怖いんだ」と吐露する。
だけど、それで彼が罪悪感を抱いていることを示しても、何の足しにもならないよ。「自分だけ前には進めないよ。俺が苛めた子は今も立ち直ってないんだ」と話したガスは、妻から「貴方が謝れば、きっと立ち直れると思うわ」と言われ、かつて苛めたマーカスの家を訪ねる。そして彼が謝罪すると、その時点では怯えていたマーカスだが、あっさりと受け入れるのだ。
「許すことが大切だ」と彼は試合会場へ来て訴えるのだが、それでマーカスは納得しても、映画としてガスを許容することは絶対に無理だよ。
ガスのやったことを考えれば、「今になって謝罪した」というだけで贖罪が済むレベルじゃないでしょ。
それにマーカス以外にも、苛めていた相手はいるみたいだし。マーカスに許されたガスはマイクを握って「野球を楽しむ権利は誰にでもある」などと語るが、調子に乗ってるようにしか感じない。反省や後悔の念が、ちっとも足りていないようにしか感じない。
で、ベンチウォーマーズは試合に参加せず、いつの間にか用意していた子供たちを参加させるが、もちろん相手チームにボコボコにされる。ところが相手チームの子供たちは「楽しそうだから」と感化され、わざと打たせて1点を取らせてやる。
最後に来て「ヌルい友情」で上手く締め括ったつもりかもしれんが、呆れるだけだよ。
上手い着地を用意できず、間違った方向へ急旋回したような印象しか受けないわ。(観賞日:2018年9月19日)
第27回ゴールデン・ラズベリー賞(2006年)
ノミネート:最低主演男優賞[ロブ・シュナイダー]
<*『がんばれ!ベンチウォーマーズ』『最凶赤ちゃん計画』の2作でのノミネート>
第29回スティンカーズ最悪映画賞(2006年)
ノミネート:【最悪のヘアスタイル】部門[デヴィッド・スペード]