『エクスペンダブルズ』:2010、アメリカ

ソマリアのエデン湾。海賊がタンカーを占拠し、船員たちを拘束していた。タンカーを保有する企業は、海賊の身代金要求に3ヶ月も 応じていなかった。痺れを切らした海賊は船員を連れ出し、ビデオ撮影している前で1人を抹殺しようとする。そこへ傭兵部隊が現れた。 リーダーのバーニー・ロス以下、リー・クリスマス、イン・ヤン、ガンナー・ヤンセン、トール・ロード、ヘイル・シーザーという面々だ 。彼らはバッグを海賊に投げて、「そこに300万ドル入ってる」と告げた。
海賊は「500万ドルで出直して来い」と言い、取り引きに応じようとしない。その時、ガンナーがバーニーの制止を無視して発砲した。 撃ち合いになったため、仕方なくバーニーたちも戦った。バーニーたちが一味を倒した後、ガンナーは生き残っていた1人を吊るし首に しようとした。インが止めに入り、バーニーが銃を向けて制した。仕事を終えた傭兵部隊は、専用の飛行機で帰路に就いた。その機内で 、ヤク中のガンナーはタイラップによって両手を拘束されていた。
アメリカに帰国したバーニーは、恋人レイシーの家へ赴いた。だが、レイシーがポールという浮気相手を連れ込んでいたため、バーニーは 険しい顔で立ち去ろうとする。レイシーは「貴方は出会ってから1年半も仕事さえ教えてくれないし、本気かどうか分からなかった」と 釈明するが、バーニーは冷たい態度で去った。バーニーは元メンバーのツールが営むタトゥーショップへ赴き、途中になっているタトゥー を彫ってもらう。バーニーはツールに、ガンナーをメンバーから外したことを告げた。バーニーが「ガンナーの代わりにどうだ」と誘うと 、ツールは「死ぬなら女と一緒にいる時がいい」と軽く断った。
リーがバイクでタトゥーショップに現れ、ツールとナイフ投げのゲームで対決する。そこへ電話が掛かり、ツールは新しい仕事が入った ことをバーニーに告げた。一方、メキシコ湾の小島ヴィレーナ島では、ガルザ将軍の宮殿に兵士たちが3人の男を連行してきた。ガルザに 「なぜ盗んだ?島にある者は全て私の物だ」と詰め寄られ、男たちは「何も盗んでいません」と主張する。ガルザが銃を構えると、後ろ から現れたアメリカ人のジェームズ・モンローが男を射殺した。彼は「残りも殺せ」とガルザに指示し、手下のペインとザ・ブリットを 連れて立ち去った。
バーニーは教会へ行き、依頼人の男と会った。男はチャーチと名乗り、「別の男にも声を掛けている」と言う。そこへ、元傭兵で今は 民間軍事会社を経営しているトレンチがやって来た。バーニーとは旧知の間柄だが、仲は良くない。チャーチは2人に、「ヴィレーナ島 には必要な資源がある。島を牛耳るのはガルザ将軍を消したい」と語る。トレンチは危険な仕事と判断し、バーニーに譲ると言って教会を 去った。チャーチはバーニーに「島に案内人が待っている」と告げた。バーニーは500万ドルの報酬を請求した。
バーニーが車庫に戻って資料を見ていると、ガンナーが現れた。バーニーが「帰れ」と告げると、彼は「外さないでくれ、大丈夫だ」と 主張した。バーニーが「ヤクに溺れてる奴は信頼できない」と言うと、ガンナーは「覚えてろよ」と睨んで立ち去った。バーニーは仲間の 4人を集め、仕事を説明した。そして最終的に引き受けるかどうかを決めるため、リーと2人だけで島を調査することにした。 バーニーとリーは水上飛行機でヴィレーナ島へ行き、鳥類を調査に来た自然保護団体だと偽って入管を通過した。2人は食堂へ行き、 案内役のサンドラと合流する。彼女によると、アメリカ人が島にやって来て、ガルザは魂を売ったらしい。バーニーは「宮殿の見える場所 に行きたい」と言い、サンドラに案内させる。途中でリーは車を降り、別ルートを行くことにした。バーニーが遠くから宮殿を監察して いると、兵隊が現われる。するとサンドラは「私に任せて」とバーニーに告げた。
兵隊のリーダーはサンドラに近付き、「近寄るなと言われた場所だ。例え将軍の娘でも容赦は無いぞ」と言う。サンドラはガルザの娘で ありながら、ヴィレーナ島に平和を取り戻すため、バーニーたちの案内役を買って出たのだ。兵隊はサンドラとバーニーを連行しようと するが、リーが駆け付けて戦闘になった。バーニーとリーは兵隊を倒し、サンドラを車に乗せて港へ向かう。モンローの一味は連絡を受け 、バーニーたちを捕まえに向かった。
バーニーは港に到着すると、入管の警備員と職員を射殺した。リーが飛行機の準備をしていると、サンドラは「私は残る」と走り去って しまった。バーニーとリーは飛行機に乗り込み、港を離陸した。しかしバーニーは気持ちが収まらず、港に引き返す。リーが桟橋にいる 部隊に銃撃を浴びせ、バーニーは飛行機からガソリンを噴射した。2人は桟橋を爆破し、島を去った。
モンローはガルザに、「島に潜入し、兵士41名を殺した奴らには協力者がいる。君の娘だ。死んでもらおう。ビジネスが最優先だ」と言う 。ガンナーはモンローの元に現れ、「侵入者のことを知ってる。仲間だった」と10万ドルで雇うよう持ち掛けた。帰国したバーニーは、 リー、インと共に島の状況を分析した。ヴィレーナを支配しているのは、ガルザの背後にいるモンローだ。元CIAの彼が麻薬商売を 牛耳ったため、アメリカ政府は収入減を失った。CIAとしては、特殊部隊を送って公になることを恐れ、使い捨てに出来る傭兵に始末 させようとしたのだ。 バーニーは危険な仕事だと考えてキャンセルを決め、リーとインも同意した。
リーがレイシーの家に行くと、彼女はDVを受けていた。リーはポールと仲間たちの元に乗り込み、叩きのめした。モンローは手下を 連れてサンドラの家に行くが、彼女は不在だった。バーニーはサンドラを残してきたことを気に病み、ツールに相談した。するとツールは 、ボスニアで酒に溺れていた時期に、飛び降りようとしている女性を助けなかった過去があることを語った。サンドラはモンローたちに 捕まり、拷問を受けて「あの2人は何者だ、狙いは何だ」と詰問される。
バーニーはリーとインに会い、一人でヴィレーナ島へ戻ることを告げた。バーニーがトラックに乗り込むと、インが現れて「俺も行くよ」 と言う。バーニーがインを乗せて車を走らせていると、ガンナーがモンローの手下たちと共に襲撃して来た。両方のトラックが倉庫に 突っ込んだ後、リーとガンナーが格闘になった。リーが危機に陥ったところで、車から這い出したバーニーがガンナーを撃った。バーニー から「お前を雇ったのは誰だ」と問われたガンナーは、彼に耳打ちした。
バーニーとインが倉庫から戻ると、リー、ヘイル、トールも一緒に行くことを決めていた。5人は飛行機に乗り、ヴィレーナ島へ向かう。 ガルザは直属の精鋭部隊に戦化粧をさせ、モンローに「私の娘を連れて来い」と強気な態度で要求した。バーニーたちは島に潜入し、行動 を開始した。サンドラは見張りの兵士2人に襲われそうになるが、そこへバーニーが駆け付けて彼女を救う。しかしサンドラを連れて宮殿 を脱出しようとしたバーニーは、ペインやザ・ブリットたちに捕まってしまう…。

監督はシルヴェスター・スタローン、原案はデヴィッド・キャラハム、脚本はデヴィッド・キャラハム&シルヴェスター・スタローン、 製作はアヴィ・ラーナー&ジョン・トンプソン&ケヴィン・キング・テンプルトン、共同製作はロバート・アール&マット・ オトゥール、製作総指揮はダニー・ディムボート&ボアズ・デヴィッドソン&トレヴァー・ショート&レス・ウェルドン&ジョン・ フェルトハイマー&ジェイソン・コンスタンティン&イーダ・コーワン&ベイジル・イヴァニク&ガイモン・カサディー、撮影 はジェフリー・キンボール、美編集はケン・ブラックウェル&ポール・ハーブ、術はフランコ=ジャコモ・カルボーネ、衣装はリズ・ ウォルフ、音楽はブライアン・タイラー。
出演はシルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、テリー・クルーズ、ドルフ・ ラングレン、エリック・ロバーツ、ランディー・クートゥア、スティーヴ・オースティン、デヴィッド・ザヤス、ジゼル・イティエ、 カリスマ・カーペンター、ゲイリー・ダニエルズ、 ハンク・エイモス、アミン・ジョセフ、セーニョ・アモアク、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、 サッサ・ナシメント、R.A.ロンデル他。


シルヴェスター・スタローンが監督・共同脚本・主演を務めたアクション映画。彼が『ロッキー』と『ランボー』シリーズ以外で監督を 務めるのは、1983年の『ステイン・アライブ』以来となる。
バーニーをスタローン、リーをジェイソン・ステイサム、インをジェット・リー、ツールをミッキー・ローク、ヘイルをテリー・クルーズ 、ガンナーをドルフ・ラングレンが演じている。
他に、モンローをエリック・ロバーツ、トールを総合格闘家のランディー・クートゥア、ペインをプロレスラーのストーン・コールド・ スティーヴ・オースティン、ガルザをデヴィッド・ザヤス、サンドラをジゼル・イティエ、レイシーをカリスマ・カーペンター、ザ・ ブリットをゲイリー・ダニエルズが演じている。
アンクレジットだが、チャーチ役でブルース・ウィリス、トレンチ役でアーノルド・シュワルツェネッガーが出演している。

まず配役に不満がある。
ウェズリー・スナイプス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、カート・ラッセル、スティーヴン・セガールといった面々にオファーを 出したものの、それぞれの事情で出演が叶わなかったという事情は考慮する必要がある。しかし、それにしても、やはり配役には 不満だ。例えば、ウェズリー・スナイプスを想定していたヘイル役に、なぜ元NFLのテリー・クルーズなのか。そこはウェズリーと同様 に、格闘の出来るアクション俳優を据えるべきじゃなかったか。
他にも、とにかく傭兵部隊は、全てアクション俳優で固めるべきだったと思うのよ。そもそもスライは、アクション俳優のオールスター 映画にしようと考えていたはずだ。だからこそ、ウェズリー・スナイプス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、スティーヴン・セガール、 カート・ラッセルといった面々にオファーを出したんでしょ。だったら、テリー・クルーズやランディー・クートゥアは、ちょっと違うん じゃないかと。例えばマイケル・J・ホワイトとか、マーク・ダカスコスとか、他にもアクション俳優はいるでしょ。それとストーン・ コールドを出演させるのなら、ドゥエイン・ジョンソンにも声を掛けてほしかったぞ。
あと、なぜチャック・ノリスにオファーを出していなかったのかと、そこが疑問なんだよなあ。アクション映画のオールスターってこと を考えたら、その名前はすぐに出て来そうなものなんだけど。何となくスタローン版の『デルタ・フォース』っぽいし。チャック・ノリス はパート2に出演しているけど、この1作目から出てもらうべきだったんじゃないか。あと、バート・レイノルズにもオファーを出して いないのね。
欲を言えば、アントニオ・ヴァンデラスとか、マイケル・パレとか、トム・ベレンジャーとか、他にも色々と思い浮かぶけど、まあ、 そこは別にいいや。

冒頭、海賊が占拠したタンカーに傭兵部隊が乗り込むシーンから始まる。
アクションシーンから入りたい、傭兵部隊のメンバーを最初に見せたいというのは分からんではないが、そのせいでキャラ紹介が出来なく なっている。ガンナーがイカれてるとか、その程度しか分からない。戦い方の特徴、それぞれの特技も分からない。
そりゃスライやドルフ、ジェットといった面々の顔は知っているし、ドルフやジェットに格闘技術があることは知ってるけど、あまりにも 役者の知名度に頼り過ぎじゃないかと。
最初にアクションシーンを入れるという構成にするのなら、もう少し長めに尺を取って、作戦を展開したり、敵を追い掛けたりという中で 、メンバーの性格や戦い方、名前などをアピールするようにすれば良かったのではないかと。インが金にうるさいってのも、その冒頭で 触れておくべきでしょ。それと、タンカーのシーンって、そんなに見せ場になるようなアクションシーンにもなってないのよね。

リーはレイシーの浮気を知ってショックのはずだが、ツールの店では何事も無かったかのように、ジョークに笑ったり、ナイフ投げゲーム をしたりする。
それは「本心を隠して、そう振る舞っている」ということじゃなくて、ホントに先程の出来事なんてすっかり忘れ去っているかのようだ。
一応、その後で入った仕事に「今は気乗りしない」とは言うけど、そこまでの態度が不足している。
あと、そこでバーニーたちに、女が浮気していたことを喋ればいいのに。そうすりゃ流れがスムーズだ。島の偵察に行く際、バーニーが レイシーのことに触れているってことは、そこまでにリーが喋ったという設定なんだし。

スライ、ブルース、シュワルツェネッガーが教会で会うシーンはテンションが上がったけど、やたらとカットを割って顔のアップばかり 捉えるし、3人が一緒のフレームに収まるマトモなカットが無いんだよな。
そこは少し長回しにして、3人のショットを見せようよ。
ホントに3人は共演しているのかと疑いたくなる。
3人が同じフレームに入るのは2カットだけで、それはシュワルツェネッガーかブルースの顔が写らないので、替え玉でも成立するん だよな。
もしホントに共演しているなら、それを見せないのは勿体無いでしょ。

バーニーとリーだけで島の偵察に行く手順は、完全に無駄。そんなことをした意味が全く無い。そこで何か情報を得たのかというと、何も 無いし。モンローが背後にいることなんて、島に行かなくても、調べれば分かりそうなことだし。
それに、一度騒ぎを起こしているから、次の入国は難しくなっちゃうでしょうに。
あと、バーニーとリーだけで島へ行くと、他の3人は、しばらく出て来られなくなるし。
そんなことで尺を使うぐらいなら、現地へ行く前の情報収集とか、準備とか、そういうことに時間を掛けて、そこをキャラクター紹介に 利用すればいい。
っていうか、それも要らないかな。すぐに全員で島へ行って、そこで複数グループに分かれて調査したりという形にすれば、それぞれの ドラマや見せ場を設けることが出来るはず。

バーニーが島を脱出した直後、気持ちが収まらないという理由で引き返して、攻撃を仕掛けるというのは、アクションをやりたいのは 分かるけど、ただのボンクラな行動にしか見えない。
っていうか、あれだけの大爆発で、モンローとペインとザ・ブリットだけは助かっているというのは、御都合主義がハンパない。
その場にいなかったことにすりゃいいのに。
そこは、わざわざモンローたちが出張って来た意味も無いんだし。

バーニーは仕事のキャンセルを決めるが、その後でツールの店に行き、サンドラのを置いて来たことへの後悔を口にする。そしてツールの 話を聞いて、やっぱり助けに行こうと決める。
それなら、「危険だからキャンセル」とキッパリと言うのは、繋がりがおかしくなる。
キャンセルを言い出すにしても、その時点でサンドラを置いて来たことへの心残りを表現すべきでしょ。
そこでは全くサンドラのことなど忘れていて、後になって思い出したという設定だったりするのか。

バーニーが仲間と相談する際、リーとインしか集めないことが多いんだけど、それはダメでしょ。ちゃんと5人を揃えろよ。
正直、他の2人って完全な数合わせでしかないんだよな。まるで存在意義が無い。序盤と終盤の集団戦闘にしか参加せず、それぞれが個人 で戦う見せ場は用意されていないし。
あと戦いと言えば、わざわざガルザの警護役で総合格闘家のノゲイラ兄弟を使っているけど、その意味が全く無いような扱いだ。
そもそも警備兵って銃を持っているから、格闘技術は要らないし。

サンドラはモンローたちが家に乗り込んだ時には不在だったが、あっさり捕まっている。
だったら、その不在のシーンを挟んだ意味って何なのかと。すぐに捕まることにしておきゃいい。
一つ挟んでモンローの「捜索しろ」という命令が入るのなら、捜索の過程を見せようよ。その捜索過程で、モンローの手下たちの格闘能力 を見せて「スゴい奴ら」ってのをアピールしておいてもいいし。
っていうかガンナーが出て来た時点で、ザ・ブリットが簡単にあしらわれて「弱いキャラ」ってのを見せちゃってるけど、それも失敗 でしょ。彼も強さをアピールしておくべきよ。モンローのナンバー2なんだから。

モンローがサンドラを捕まえて「あいつらは誰だ、目的は何だ」とか拷問しているけど、それって全く必要性が無い。
だって、その前にガンナーが来て「あいつらは元仲間だ。俺を雇え」と売り込んでるじゃねえか。
だったらモンローは、ガンナーから情報を得れば済むことでしょ。
ガンナーは車でバーニーとインを襲撃しているけど、彼らの居場所を突き止めたのも、本人が持っていた情報でしょ。

肝心のアクションシーンの撮り方が下手ってのは、この映画にとって大きなダメージだ。
やたらと細かくカットを割っているんだけど、それってヌー・イメージ(ミレニアム・フィルムズ)の作風にスライが合わせたということ なんだろうか。
そりゃスライとストーン・コールドの対決なんかは、それでも別に構わないかもしれん。だけど、せっかくジェットとドルフのマーシャル アーツ対決を用意しておきながら、そこを細切れ演出にしちゃったら、すっかり台無しでしょうに。
あと、その対決を「インの危機にバーニーが這い出して発砲する」という形で終わらせるのは、すげえ卑怯に見えちゃうぞ。そこは 飛び道具を使わずに解決してくれよ。

傭兵部隊が5人で島へ行くと決めて飛行機に乗り込んだ後、他のシーンを挟むと、もう彼らは島に侵入している。
いやいや、どうやって侵入したんだよ。
そんなに簡単に警備の目を逃れて侵入できるのなら、前半でバーニーとリーが素性を偽って島に入ったのは何だったのか。
で、クライマックスのバトルに入るわけだが、またカメラワークがイマイチなせいもあってゴチャゴチャしているし。
オールスター映画の枠組みだから、ある程度は大雑把なシナリオであっても許容しようと思っていたけど、これは厳しい。
そもそもスターの見せ場という部分で物足りなさがあるし。
っていうか、シナリオの粗さより、そっちの方が大きなマイナス査定だよ。

(観賞日:2012年3月6日)


第31回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:最低監督賞[シルヴェスター・スタローン]

 

*ポンコツ映画愛護協会