『アルビン4 それいけ!シマリス大作戦』:2015、アメリカ

デイヴは作曲家を辞めて音楽プロデューサーに転身し、新居を購入して人気歌手のアシュレイ・グレイを担当している。シマリス3兄弟はデイヴのために、サプライズで誕生日パーティーを開くことにした。しかしシマリス3姉妹が不満を漏らしたので、人気番組『アメリカン・アイドル』に出演する彼女たちを送り出すパーティーも兼ねることになった。ささやかなパーティーのはずが、アルビンがパーティー・プランナーを雇って規模を大きくしてしまう。さらにアルビンは、裏庭にハーフパイブまで設置した。パーティー・プランナーはDJとしてレッドフーを呼び、大勢の招待客が踊って盛り上がった。
帰宅したデイヴは勝手な騒ぎを知って激怒し、招待客を帰らせた。シマリス3姉妹は早々に仕事へ行き、デイヴは「留守番ぐらいは出来ると思っていたが、まだ子供だな」とシマリス3兄弟に呆れ果てた。デイヴは「俺は人生を変えようと思ってる。今は歌ったり踊ったりはお休みだ。数年は普通の子供として暮らしてほしい」と言い、3兄弟は不満を漏らした。「明日のミニチュアゴルフは無し?」とセオドアが悲しそうに言うと、デイヴは「一緒に遊びたいけど、アシュレイのアルバムの仕事でマイアミに行くんだ」と述べた。
翌日、デイヴは3兄弟のミニチュアゴルフに付き合い、女医をしている恋人のサマンサを呼んだ。ボールを追い掛けた3兄弟はマイルズという若者に嫌がらせをされ、腹を立てた。サマンサの息子がマイルズだと知り、3兄弟は驚いた。デイヴの前では好青年を装ったマイルズだが、目を盗んでシマリスたちへの嫌がらせを繰り返した。彼がセオドアを少年に20ドルで売却したので、アルビンは40ドルで買い戻す羽目になった。
デイヴは3兄弟に、「いい知らせだ。マイルズと一日ずっといられる。サムか緊急手術になったんだ」と告げた。デイヴたちがスタジオに着くと、大勢のマスコミが待ち受けていた。3兄弟は自分たち目当てだと思い込むが、実際はアシュレイを取材するためだった。3兄弟はミュージシャンのマイルズと一緒にアシュレイのレコーディングを見学するが、すっかり退屈してしまう。デイヴは仕事を終えたサマンサとレストランで夕食を取り、一緒にマイアミへ行こうと持ち掛けた。帰宅したデイヴの荷物を勝手に見た3兄弟は指輪を見つけ、サマンサにプロポーズするつもりだと確信した。彼が再婚すればマイルズが兄弟になるため、3兄弟は何とか阻止しようと考えた。
翌朝、サマンサとマイルズが来ると、デイヴは「マイルズが数日間、ウチに泊まるから」と3兄弟に告げた。デイヴとサマンサが出掛けると、マイルズは3兄弟を家から追い出した。3兄弟は彼に、デイヴとサマンサが結婚するつもりだと教える。シマリスたちが再婚に反対だと知ったマイルズは、「こっちも同じだ。デイヴはそっちで止めろ。親父は小さい頃に死んだ親父だけでいい」と言う。彼はシマリスたちに、嫌味っぽく「再婚したら子供が出来る。お前らは捨てられるぞ」と告げる。
アルビンたちはマイルズに、みんなでマイアミへ行ってプロポーズを止めようと提案した。マイルズと3匹が荷物を用意して出掛けようとすると、デイヴから様子を見に行くよう頼まれた隣人のプライス夫人がやって来た。アルビンは身代わりのリスを用意し、空港に向かう。旅費が足りないため、セオドアは貨物室に搬送される手荷物に隠れた。アルビンとサイモンをリュックに入れたマイルズは怪しまれて身体検査されるが、何とかバレずに済んだ。
飛行機が離陸した後、アルビンは食べ物を手に入れるためファースト・クラスに忍び込んだ。セオドアは檻に入れられていた猿に同情し、外に出してしまう。すると猿は他の檻を次々と開け、たくさんの動物が解放されてしまった。アルビンはファースト・クラスで食事を取るが、客室乗務員に見つかったので逃げ出した。航空警官のサッグスがアルビンを捕まえようとしていると、動物たちが乱入した。旅客機はテキサスのオースティン空港に緊急着陸し、3兄弟はサッグスに取り調べを受けた。
サイモンが「そこまで怒られるようなことをしたでしょうか?」と質問すると、サッグスは過去を思い出した。彼はクリスマスに恋人にプロポーズしようとするが、別れを告げられた。その時に流れていたのがアルビン&チップマンクスの曲で、恋人は「成長しなさいよ」と冷たく言って去った。そんな経験のせいで、彼は3兄弟に恨みを抱いていたのだ。マイルズと3兄弟は、サッグスが目を離している間にタクシーで逃亡した。
金が無くなったのでタクシーを降りたマイルズたちは、デイヴからの電話を無視した。デイヴはプライス夫人に連絡し、家の様子を見てほしいと頼んだ。プライス夫人は替え玉を見て3兄弟だと思い込み、報告を受けたデイヴは安心した。マイルズと3兄弟が酒場に入ると、店主はステージに立つ予定だった歌手が来られなくなったことを話す。3兄弟は代役としてステージに上がり、マイルズはギターを弾いた。客は大いに盛り上がるが、サッグスが来たのでマイルズと3兄弟は逃げ出した。
マイルズは3兄弟と公園で野宿し、5歳の時に両親が離婚したことを話す。「もう関係ない、1人で大丈夫だ」と彼が言うと、アルビンは「デイヴはいい人だ。もし結婚したら、絶対に出て行ったりしない」と告げる。するとデイヴは、「なぜ来たんだよ。捨てられると思ったからだろ。父親に依存し過ぎ。時が経てば、どうでも良くなる」と語った。次の日、マイルズは歩いてバス停へ行こうとするが、すぐに3兄弟が疲れてしまう。そこでマイルズは自分の肩に乗ることを許し、バス停に辿り着いた。
マイルズは3兄弟はストリートライブで金を稼ぎ、バスに乗ることが出来た。サッグスは彼らの後を追い、ニューオリンズで見つけ出す。マイルズと3兄弟は楽団とダンサーのパレードに紛れ込み、一緒に歌や踊りを楽しむ。サッグスは酒を飲まされて酔っ払い、シマリスたちを捕まえる目的を忘れて盛り上がった。バーでサマンサといたデイヴは、その様子を取り上げたテレビ番組を見て3兄弟がニューオリンズにいることを知った。
次の日、デイヴは電話を掛けて、マイルズと3兄弟を空港に呼び出した。サマンサはマイルズを怒鳴り付け、デイヴは冷静に3兄弟を叱責した。デイヴは3兄弟に、「仕事があるのでマイアミに戻らなきゃいけない。お前たちは外出禁止だ」と通告した。しかし3兄弟が搭乗禁止リストに載っていたため、デイヴはレンタカーでマイアミへ戻る羽目になった。サッグスはレンタカー会社の職員を脅して情報を聞き出し、彼らの後を追った。
マイアミのホテルに着いたデイヴは、3兄弟に外出禁止を命じてサマンサとのディナーに出掛ける。彼が指輪のケースを持って部屋を出たため、サイモンは「プロポーズする気だ」と焦る。しかしアルビンは密かに指輪を盗み出しており、「プロポーズを阻止できた」と喜ぶ。デイヴは「俺と家族になりたくないんだろ。だから喜んだんだろ」と不機嫌になり、ホテルを去ろうとする。考え直した3兄弟は、指輪を返すためにマイルズとレストランへ向かう…。

監督はウォルト・ベッカー、キャラクター創作はロス・バグダサリアン&ジャニス・カーマン、脚本はランディー・メイム・シンガー&アダム・シュティキエル、製作はジャニス・カルマン&ロス・バグダサリアン(ロス・バグダサリアンJr.)、製作総指揮はカレン・ローゼンフェルト&アーノン・ミルチャン&ジョン・スターク&スティーヴ・ウォーターマン、製作協力はデヴィッド・マッキミー&ジェニファー・デヴェス、撮影はピーター・ライオンズ・コリスター、美術はリチャード・ホランド、編集はライアン・フォルシー、衣装はメアリー・クレア・ハナン、アニメーション監修はマシュー・オキャラハン、音楽はマーク・マザーズボー、音楽製作総指揮はアラナ・ダ・フォンセカ、音楽監修はトム・ウルフ&マニシュ・ラヴァル。
出演はジェイソン・リー、トニー・ヘイル、キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー、ジョシュ・グリーン、ベラ・ソーン、ウゾ・アドゥバ、フルーラ・ボーグ、レッタ、エディー・スティープルズ他。
声の出演はジャスティン・ロング、マシュー・グレイ・ギュブラー、ジェシー・マッカートニー、クリスティーナ・アップルゲート、ケイリー・クオコ、アンナ・ファリス他。


アルビン&チップマンクスを主役とするシリーズ第4作。
監督は『団塊ボーイズ』『オールド・ドッグ』のウォルト・ベッカー。
脚本は『妖精ファイター』のランディー・メイム・シンガーと『近距離恋愛』のアダム・シュティキエルによる共同。
出演者ではデイヴ役のジェイソン・リーだけが1作目からのレギュラー。声優陣ではアルビン役のジャスティン・ロング、サイモン役のマシュー・グレイ・ギュブラー、セオドア役のジェシー・マッカートニーが1作目から、ジャネット役のアンナ・ファリス、ブリタニー役のクリスティーナ・アップルゲイトが2作目からのレギュラー。エレノアの声優がエイミー・ポーラーからケイリー・クオコに交代している。

冒頭のパーティーのシーンでは、DJのレッドフーが流す音楽に合わせて大勢のダンサーが踊り出す。ここはシマリスたちにも踊らせて、そのキュートさをアピールできる絶好のチャンスだ。
もちろん、これまでの3作でシマリスたちが踊るシーンなんて何度も描いて来たので、それを見ている人からすると「今さら」とは思うかもしれない。
でも、やらないよりは、やった方がいいに決まっている。
それに、この作品を単独で見た場合、そこでシマリスたちを踊らせない手は無いだろう。

ところが、シマリスたちのダンスよりも、明らかに人間たちのダンスの方に比重を置いている。しかもシマリスたちは6人で一緒に踊るわけではなく、アルビン&ブリタニー、セオドア&エレノアの組み合わせで少し踊るだけ。
最後はセオドアがメインで扱われているけど、掴みのシーンとしては大いに物足りない。
「大勢の人々がパーティーで騒いでいる」ってのをアピールすることは必要だけど、そこってオープニング・クレジットも兼ねているんだよね。
それも含めて考えた時、やっぱり「シマリスたちが楽しく踊る」という様子は、もっと見せてもいいんじゃないかと。

最初に「そんな設定にしちゃった理由は何なのか」と大いに疑問を抱くのが、シマリス3兄弟がアーティスト活動を休止している設定だ。
デイヴは「人生を安定した物に変えようとしている。毎日、違った町で歌わなくても済むように」と言うけど、3兄弟が納得しているわけではないのよね。彼らは歌うのも踊るのも好きだし、以前のように「各地を巡ってパフォーマンスする」という活動の続行を望んでいる。
なのにデイヴがお休みさせるのは、単に「自分が疲れたから」ってことにしか思えない。
でも、「3兄弟の意思を無視した身勝手だった」とデイヴが反省するような展開は無いんだよね。終盤になって3兄弟の活動再開を許可するけど、それは地元のロサンゼルス限定だし。
それはアルビン&チップマンクスを否定しちゃうように思えて、どうにも腑に落ちないんだよあ。

前作の反省なのかどうかは知らないが、今回は大勢の人間が住む街を舞台にして話を進めている。それは賢明な判断だが、シマリスたちと絡むメインの人間キャラをマイルズにしたのは大失敗だ。
そもそも本気で不快感を与えるようなキャラクターなんて要らないと思っているし、そいつをメインで扱うなんて愚の骨頂。
それが間違いである大きな理由は、シマリスたちが楽しく歌ったり踊ったりする様子を描くことが難しくなるからだ。
マイルズと関わる以上、どうしてもシマリスたちは彼に嫌がらせをされたり、腹を立てたりということが多くなる。そんな状態で楽しく歌ったり踊ったりなんて出来ないでしょ。

アルビンたちはマイルズに幾つもの嫌がらせを受け、ついにはセオドアが売られたりもしたのに、そのことをデイヴには話さない。だけど、話さない理由が全く分からない。
これが「マイルズが酷い奴なのを伝えたのに信じてもらえない」ってことなら分かるけど、「話さないから気付いてもらえない」ってのは当たり前なわけで。
アルビンなんかは性格を考えても、すぐに怒り心頭でデイヴに言いそうなモノだが、黙っているのよね。どういうことなのかサッパリ分からない。
そういう手順を経ずに「マイルズが嫌だから3兄弟がデイヴの再婚を阻止しようとする」という展開に至るのは、明らかに構成として欠損している。
デイヴがマイアミへ出掛ける直前になってサイモンが「あんな意地悪な奴と一緒にするなんて」と言うけど、なぜ今さらなのかと。それを初めて言うタイミングが思い切りズレてるだろ。

マイルズが3兄弟に嫌がらせを繰り返すのは、サマンサの再婚に反対しているからだ。
でも、それならデイヴに反発するのが筋だろうに、彼の前では好青年を装い、シマリスたちに嫌がらせを繰り返すんだよね。それは全く理解し難い行動だ。どういう理念で動いているのか、まるで分からんぞ。
デイヴのことが嫌いなのに、なぜ彼に好かれるような態度を偽るのか。隠れてシマリスたちに嫌がらせをしても、再婚を阻止することには繋がらないだろうに。
あと、再婚が嫌なら、サマンサにも反発しろよ。

そもそも本気で不快感を抱かせるマイルズのキャラ設定は全くの不要だが、もっと厄介なのは、それを早々と捨ててしまうってことだ。
彼はアシュレイがスタジオに入る時にドアの開け方が分からず、子供扱いされる。レコーディングに退屈しているシマリス3兄弟に「超有名ミュージシャュンなんだろ」と言うシーンがあるが、嫌味っぽさは全く無い。実際、シマリスたちも全く気にしていない。
つまり、この時点で早くも「何かに付けて3兄弟に嫌がらせを繰り返すクズ野郎」というキャラが失われているのだ。
それは一時的だけど、「一時的だからOK」ってことではない。そこは絶対に、シマリスたちへの嫌がらせが必要なポイントなのだ。

アルビンたちはデイヴがサマンサと付き合っているのを喜んでいるし、その交際には全く反対していない。
しかしマイルズと出会うことで、その再婚を阻止しようと考えるようになるのだ。
だったら「マイルズはシマリス3兄弟にとって、デイヴが望む再婚を阻止しようと思うぐらい強烈に嫌な奴」ってことじゃないとダメなはずだ。
それなのに、3兄弟が再婚阻止を決める直前のマイルズとのシーンで彼からの嫌がらせを受けていないってのは、明らかに手落ちでしょ。

マイルズがデイヴの家に来ると、再びシマリスたちへの嫌がらせが始まる。ところが、これも早々と終わってしまう。シマリスたちと協力し、プロポーズを阻止するための行動を開始するからだ。
空港では「リュックを怪しまれて焦る」とか、「小便を漏らしたと誤解される」とか、そういう滑稽なキャラになっている。
そりゃあ不快なキャラは要らないけど、だからって早々と捨てるのも違うだろ。
だったら最初から、3兄弟に嫌がらせをする手順なんて入れるなよ。そこにメリットなんて何も無いんだから。

っていうかさ、マイルズの年齢設定って幾つなのよ。ジョシュ・グリーンの年齢だと当時は23歳だし、少なくとも成人はしている設定のはず。
もう学生じゃないんだし、「ママンの再婚が嫌だからシマリスに嫌がらせをする」って、どんだけガキなんだよ。
こいつが小学生や中学生なら分かるけど、そうじゃないわけで。社会人になっているのなら、再婚が嫌なら家を飛び出すなり何なり他の表現方法があるだろ。
見た目に対して行動が幼稚なので、それが余計に嫌悪感を高めるのよ。

シマリス3兄弟がアーティスト活動を休止しているけど、だから歌ったり踊ったりするシーンが無いのかというと、もちろんそんなことは無い。そこがシリーズの肝なので、彼らは様々な状況で歌ったり踊ったりする。
そうなると「活動休止中」という設定の意味があるのかと思ったりするのだが、その答えは「何の意味も無い」ってことになる。
そこが物語の中で上手く活用されているわけでもないしね。
一方でシマリス3姉妹の方は音楽活動を続けているけど、こちらの出番は極端に少ないんだよね。それはダメだわ。

3兄弟はデイヴがマイアミのホテルでプロポーズする気だと確信するが、アルビンが指輪を盗んで阻止する。でも、そこで3匹が喜ぶのは、どうにも解せない。
彼らがプロポーズを阻止する理由は、「マイルズと兄弟になりたくないから」ってことだったはず。でも旅の道中で彼らはマイルズと仲良くなったんだから、もうデイヴの再婚に反対する理由なんて消えているのよ。
そもそも彼らは、サマンサのことは好きだったんだし。それなのに、いつの間にか「プロホーズを阻止すること」そのものが手段ではなく目的化しているのよね。
一応は「捨てられるかもしれないと心配になった」という理由も用意されているけど、そこは弱すぎるし。

マイアミのホテルに着いたマイルズは、サイモンが「プロポーズする気だ」と焦ると「何もしなくていいんじゃない?」と言う。もう彼は3兄弟への拒絶反応も無くなっており、デイヴを受け入れる気持ちも芽生えているのだ。
しかしアルビンたちが指輪を盗んで喜ぶので、マイルズは部屋を出て行く。アルビンたちが後を追うと、彼は「俺と家族になりたくないんだろ。だから喜んだんだろ」と不機嫌になってホテルを去る。
だからさ、アンタは何歳なのよ。
もしかすると、こいつって当初のキャラ設定だと、もっと低年齢だったのか。で、当初の設定を残したまま年齢だけを上げちゃったから、子供じみたキャラになっちまったのか。

デイヴがプロポーズするってのは3兄弟の勘違いで、彼は同僚の指輪を預かっていただけだ。アルビンが指輪を盗んだせいで、その求婚は失敗に終わる。
デイヴの怒りを買った3兄弟は普通に謝罪しても許してもらえないだろうと考え、「得意技で勝負しよう」とアルビンが言い出す。彼らは歌でデイヴに謝罪しようと考え、3姉妹とマイルズとアシュレイにも協力してもらってステージに立つ。
でも彼らが披露する歌って、愛する女性に気持ちを伝えるラブソングにしか思えないのよね。なので、クライマックスとしては冴えない。
あと、その時ぐらいしか3姉妹が歌わないのは、使える武器を充分に使わないで終わっていると感じるぞ。

(観賞日:2021年9月21日)


第36回ゴールデン・ラズベリー賞(2015年)

ノミネート:最低リメイク&盗作&続編賞

 

*ポンコツ映画愛護協会