『チャーリーと18人のキッズ in ブートキャンプ』:2007、アメリカ
チャーリー・ヒントンが自宅で始めた保育園「ダディー・デイ・ケア」の経営は順調で、2007年の卒園パーティーを無事に迎えることが出来た。チャーリーの息子であるベンは、もう7歳になっている。そのベンがサマーキャンプに行きたがっていることを、チャーリーは妻のキムから聞かされる。しかしチャーリーは、「ベンはキャンプに行かせない」と告げる。彼は子供の頃、キャンプで嫌な思い出があった。オリンピアードのリレー競争でランスという嫌な性格の少年に敗れ、恥をかいたのだ。
チャーリーがオリンピアードで負けた時、父親のバックは冷たい視線を向けた。彼はキムに、「キャンプは楽しむものだ。自分の息子に酷い経験をさせたくない」と話す。しかしキムから「貴方はお父さんと違うでしょ」と言われ、渋々ながらキャンプへ行くことを了承した。チャーリーとベン、共同経営者のフィルと息子のマックスは、車でキャンプ場へ向かう。カノーラ・キャンプ場の前を通り掛かると、チャーリーとフィルは子供たちに「ここはライバルのキャンプ場だ。何も無い沼地だ」と言う。しかし中を覗くと昔とは様変わりしており、サバイバルゲーム場やスケボーのハーフパイプなど施設が充実していた。
チャーリーとフィルが少年時代に利用したドリフトウッド・キャンプ場へ行くと寂れており、客は一人もいなかった。経営者のモーティーは、「閉鎖してカノーラに売らざるを得ないだろう」と言う。「1977年のオリンピアードで敗れて以来、カノーラには悩まされっ放しだ」とモーティーは嘆いた。モーティーの言葉で、チャーリーはカノーラの経営者がランスだと知った。チャーリーはランスへの対抗心に燃え、ドリフトウッドの共同経営者になることを決めた。
キムはキャンプ場に反対するが、チャーリーは「自分とフィルは手伝うだけだ」と説明する。キャンプ場の運営をモーティーに任せるという条件で、キムは共同経営を承諾した。しかしチャーリーとフィルがキャンプ場へ行くと、モーティーは新人インストラクターのデイルを置いてバカンスに出掛けてしまう。そこへ銀行員のトムソンが来て、キャンプ場が担保物件になっていること、収入が見込めなければ処分することをチャーリーたちに説明した。チャーリーが「ダディー・デイ・ケアの名前を使えば、たくさんの子供たちが来る」と言うと、トムソンは「必ず30人以上の子供を集める」という条件付きで、上司を説得して1ヶ月だけ待つことを約束した。
ドリフトウッドの私設はオンボロで、業者に調べてもらうとトイレはメタンガスが溜まって爆発の危険がある状態だった。しかし修理費が莫大だったため、チャーリーとフィルは自分たちで施設を修理することにした。トイレの問題は、ひとまず放置した。デイルがチラシを配ると、大勢の保護者が子供をキャンプに参加させることに決めた。参加する子供たちは、心配性の母親に辟易しているベッカ、大柄で暴れん坊のビリー、虚弱少年のジャック、根暗なロバートと反抗的なカールの兄弟、生意気なマレットといった面々だ。ロバートが片思いしているジュリエットも、送迎バスに乗っていた。
デイルが運転する送迎バスはキャンプ場に到着するが、そのまま小屋に突っ込んだ。チャーリーは3つのグループに分け、それぞれ自分とフィル、デイルが指導を担当して行動を開始する。チャーリーはロビン・フッド体験を担当するが、マレットたちの放った矢が命中しそうになって体を縮こまらせる。デイルはロープの結び方を教えるが、木に縛り付けられる。フィルはハイキングを担当するが道に迷った上、ハチの大群を刺激して追い回されてしまう。
チャーリーはドリフトウッドの土地を調査しているランスとカノーラの子供たちに気付き、歩み寄った。ランスが「子供たちに土地を見せに来たんだ。オタクらが撤退したら、ここはウチのゴーカード場に作り変える」と言うので、チャーリーは売る気が無いことを告げる。するとランスは「でも処分されたら終わりじゃないの?」と、馬鹿にしたような態度を取った。マレットはスナック・バーを壊し、大勢の子供たちがお菓子を奪い合った。チャーリーは子供たちを送迎バスに乗せるが、マックスがスカンクを連れ込んでオナラをさせる。気分の悪くなったジャックは、チャーリーの前まで来て嘔吐した。フィルはトイレが排便するが、不用意にライターを付けたため、メタンガスに引火して大爆発が起きた。
チャーリーはキムから、アウトドアに詳しい父のバックに頼るよう促される。チャーリーは断固として拒否し、キャンプ・コンサルタントを呼んだことを告げる。しかしキャンプ・コンサルタント2人組が全く頼りになりそうもなかったので、すぐにチャーリーは帰ってもらう。2日目もキャンプに参加したのは、ベンとマックスを含めても9名だけだった。おまけに他の子供の保護者からは、代金の返還を要求される。チャーリーは仕方なく、バックと連絡を取った。退役軍人のバックは、今も軍人気質が抜けていなかった。
サバイバルゲームの格好をしたカノーラの子供たちが、いきなりドリフトウッドを襲撃した。ベンやマックスたちが逃げ回っていると、ランスが現れた。彼はチャーリーに対し、オリンピアードでの対決を要求した。チャーリーが「大会や競争はやらない」と拒否すると、ランスは「だったら攻撃が続くことを覚悟しておけよ」と言い放って立ち去った。その直後に迷彩服で現れたバックは、「キャンプでの反乱は一切認めない。みんなを鍛え上げて立派な軍人にしてやる」と子供たちに告げた。
カノーラの襲撃を知ったバックは、「反撃を仕掛けるぞ」と言う。チャーリーは慌てて、「呼んだのはアウトドアの達人としてのバック・ヒントン大佐だ。カノーラの挑発には乗らないで」と頼む。バックは子供たちを森へ連れて行き、迷走を教える。そこへランスとカノーラの子供たちがミニバギーで乱入し、挑発して走り去った。バックはドリフトウッドの子供たちに、反撃を指示した。どこかでチャーリーを見たと感じていたランスは昔の新聞記事を調べ、1977年のオリンピアードで会っていたことを知った。
カノーラ・キャンプ場に潜入したバックと子供たちは、ランスにカラーボールやパイを投げ付け、ズボンを脱がせた。ドリフトウッドに戻って来たバックの所業を知ったチャーリーは、挑発に乗ったことを責めた。そこへランスが来たので、チャーリーは父の行為を謝罪した。するとランスは1977年のオリンピアードのことを語り、チャーリーを侮辱して負け犬呼ばわりした。我慢できなくなったチャーリーは、オリンピアードでの対決を宣言した。
チャーリーはバックに助言を求め、泊まり込みの合宿をすることになった。キムから「デイ・キャンプなのよ。夕方までに子供たちを帰宅させるのがコンセプトでしょ」と言われると、チャーリーは「バックによれば、子供たちの絆を深めるには新しい環境に置くことが大切なんだ」と告げる。チャーリーは「オリンピアードに勝てばキャンプの宣伝になって、大勢の子供たちが来るようになる」と説いた。
キムが呆れているとトムソンが現れ、抵当物件の目録を作るためにヒントン家の財産を調べ始めた。するとキムはチャーリーに、「勝てば子供たちが大勢来るんでしょ。だったらランス・ワーナーを叩き潰して」と告げた。チャーリーは子供たちを連れて山奥へ行き、バックの指示に従って訓練が実施された。夜、子供たちは弱気になるが、バックが「君たちはドリフトウッド・スピリットで結ばれた立派なチームになった。カノーラのアホどもを叩きのめしてやれ」と勇ましく語ると元気になった。
ベンが姿を消したので、チャーリーたちは全員で捜索した。するとベンは、木の上に登っていた。チャーリーが心配していたことを話すと、ベンは「おじいちゃんがこうやって強くなったって言ってたから、同じことしてみたの」と話す。チャーリーは子供たちに、「強さを間違ってないか?タフでマッチョが強いわけじゃない。自然体でいれば何でも受け入れられる。それが強さだ」と説いた。彼はフィルに、「バックを呼んだのは間違いだった。ベンには彼みたいになってほしくない」と愚痴った。それを密かに聞いていたバックは、「呼び出しがあったので帰る」と置き手紙を残してキャンプを去ってしまう…。監督はフレッド・サヴェージ、キャラクター創作はジェフ・ロドキー、原案はジェフ・ロドキー&ジョエル・コーエン&アレック・ソコロウ、脚本はジェフ・ロドキー&J・デヴィッド・ステム&デヴィッド・N・ワイス、製作はウィリアム・シェラック&ジェイソン・シューマン、共同製作はリアノン・マイヤー&アダム・F・ゴールドバーグ、製作総指揮はジョン・デイヴィス&マット・ベレンソン&デレク・ドーチー&リチャード・ハル&クリス・エマーソン&ナンシー・カーホッファー&ジェファーソン・リチャード、撮影はジーノ・サルヴァトーリ、編集はミッシェル・アラー、美術はエリック・ワイラー、衣装はキャロリン・レオーネ、音楽はジム・ドゥーリー。
主演はキューバ・グッディングJr.、共演はロックリン・マンロー、リチャード・ガント、タマラ・ジョーンズ、ブライアン・ドイル=マーレイ、ポール・レイ、ジョシュア・マクレーラン、スペンサー・ブリッジス、ダリン・ボイス、テレーゼ・ガラニス、モリー・ジェプソン、タッド・ダゴスティーノ、ティガー・ローリングス、タロン・アッカーマン、ザッカリー・アレン、ショーン・パトリック・フラハーティー、リチャード・J・クリフォード、フランク・ゲリッシュ、ポール・キールナン、JJ・ニュワード、クリスティー・サマーヘイズ他。
2003年の映画『チャーリーと14人のキッズ』の続編。
監督のフレッド・サヴェージは、TVドラマ『ワンダー・イヤーズ』などに出ていた元子役スター。
前作と同じ登場人物はいるが、続投しているキャストは1人もいない。
チャーリーをキューバ・グッディングJr.、ランスをロックリン・マンロー、バックをリチャード・ガント、キムをタマラ・ジョーンズ、モーティーをブライアン・ドイル=マーレイ、フィルをポール・レイ、デイルをジョシュア・マクレーラン、ベンをスペンサー・ブリッジスが演じている。まず、続編なのにキャストが総入れ替えになっている時点で、大きなマイナスだ。
子供たちに関しては、もう4年も経てば成長するから、配役を交代しても仕方が無い。っていうか当然だ。しかし他の面々に関しては、そういう言い訳は成立しない。
だが、チャーリー役がエディー・マーフィーからキューバ・グッディングJr.、キム役がレジーナ・キングからタマラ・ジョーンズ、フィル役がジェフ・ガーリンからポール・レイへと、主要キャスト3名が交代しているのだ。
もうねえ、その3人の続投が無理になった段階で、続編企画なんて没にすればいいのに。なんで無理に続編を作るのかと。
前作がそれほど好評だったわけではなく、むしろ酷評されたのに。邦題には「チャーリーと18人のキッズ」とあるが、これは内容を完全に無視した嘘っぱちだ。2日目以降もキャンプに残るのは、ベンとマックスを含めても9名のキッズしかいない。
そりゃあ、前作が「14人のキッズ」だったのに「9人のキッズ」にしたらスケールダウンしているように思えるし、前作よりも人数を増やすことで続編っぽく見せたいという意識だったんだろう。
だけど、サバを読むにも程があるでしょ。
9人を18人にするって、倍増じゃねえか。序盤、チャーリーは「子供の頃にオリンピアードでランスに負けて恥をかいた」と台詞で軽く説明するが、それだけでは不充分だ。
その後の展開は、チャーリーとランスの因縁、オリンピアードで生じたチャーリーと父の確執ってのが重要な要素になるんだから、そこは回想シーンを挿入すべきだ。そして、いかにランスが嫌なガキだったか、チャーリーがどれだけ恥ずかしさを感じたか、バックの冷たい態度にどれだけ傷付いたのかを、もっとクッキリとした形で観客に伝えておくべきだ。
「俺はキャンプで良い思い出が全く無い。だからベンにはポジティブな経験をしてほしい」と台詞で語らせるだけでは、伝わらない。
それと、出来ることならドリフトウッドの最盛期の様子も描いておきたいところだ。チャーリーがドリフトウッドの権利を購入するのは、ランスへの強い恨みがあったからだ。
それなのに、そのランスに恨みを抱いた出来事を描写せず、ランスも登場させないまま話を進めるってのは、どう考えても描写が足りない。
実はチャーリーがベンたちを連れてドリフトウッドに来た時、キャンプ場を売るよう持ち掛けてモーティーに追い払われるランスと会っている。
だけど、その時点では相手がランスだと気付いていないし、観客にも分からない状態なので、そこはカウントされないし。キャンプ初日の様子は、「チャーリーたちの運営が下手なせいで子供たちが二度と来たくないと感じる」という内容にしておくべきだろう。
ところが実際には、一斉に矢を放ってチャーリーをビビらせたり、デイルをロープで木に縛り付けたり、スナックバーを壊してお菓子を奪ったりと、子供たちが勝手な行動を取って大人を困らせる描写が盛り込まれている。
蜂の群れに襲われるとか、マックスがスカンクに放屁させるとか、ジャックがゲロを吐くといった描写はあるが、「運営のマズさ」よりも「子供たちのせいで大人が苦労する」という様子の方が強くなっている。
それはダメでしょ。完全にピントがボヤけてるわ。そりゃあ、子供たちを統率できないのも運営のマズさと言えるかもしれないけど、冒頭には保育園の子供たちが自由に暴れ回っている様子が描かれているわけで。
それでも保育園の評判はいいんだから、それを「運営がマズくて翌日から大半の子供たちが来ない」という流れに繋げるのは違うってことになるでしょ。
「手の掛かる子供たちにチャーリーが苦労する」というのを見せたいのか、「運営がマズいから子供たちがウンザリする」ってのを見せたいのか、どっちかにハッキリと絞るべきだよ。もちろん、その後の流れを考えると、後者に絞るべきだろうとは思うけど。
っていうか、ホントは「キャンプに来た子供たちが手の掛かる連中なので、チャーリーとフィルが苦労する。でもキャンプを続ける中で子供たちの態度は少しずつ改善されていき、絆が芽生えていく」というプロットで構築した方がいいんじゃないかとも思うんだけどね。カノーラの子供たちがチャーリーを嘲笑したり、ドリフトウッドを襲撃したりするのは、かなり違和感が強い。
経営者のランスが嫌な奴だからって、そこに来る子供たちまでが無法者のクソガキになるってのは変でしょ。
後半、ドリフトウッドの子供たちが弱気になるシーンで「カノーラの子供たちは金持ちだし」というコメントを発するので、どうやら「金持ちはカノーラ、そうじゃないとドリフトウッド」という色分けがあるらしいが、そのセリフまでは全く分からなかったし。
そこを序盤から強くアピールしておけば、「金持ちは悪、貧乏人は善」という色分けがどうなのかという問題はひとまず置いておけば、とりあえず分かりやすさは生じただろう。バックが現れて指示を出した途端、それまで勝手で反抗的だった子供たちが従順に従うのは違和感が強い。
森でバックが呼吸法や瞑想を教える時も素直に受け入れているけど、そういうのって子供たちにとっては退屈じゃないのか。なぜ誰も文句を言わず、軍隊式の命令を受けても素直に従うのか。
「最初は反抗的な奴もいるが、バックが怖いので従う」という形にでもすれば良かったんじゃないのか。
あるいは、「バックがカノーラへの報復作戦を指示したので、子供たちも喜んで従う」という形でもいいけど。とにかく、せっかくバックというクセの強いキャラクターを登場させておきながら、まるで活用できていないんだよな。
前述したような、「反抗的だった子供が、バックの軍隊式スパルタ教育によって変化していく」とか、「生意気だった子供が、バックに捻じ伏せられる」とか、そういうところに面白味を作るべきじゃないかと思うのよ。
だけど、最初から素直に従ってしまう。
おまけに、「バックが軍隊式の方法でキャンプの過ごし方を教える」という様子も、ほとんど描かれない。で、バックを登場させながら活用しない一方で、「ロバートがジュリエットを口説こうとするけど失敗する」とか、「オネショを心配するビリーがフィルから名案を教えてもらって仲良くなる」とか、まるでバックとは関係の無いエピソードを挟む。
泊まり込みで絆を深めることになるが、訓練の様子はほとんど描かれない。
歌が流れる背景としてのダイジェスト処理で、矢を撃つとか、火を起こすとか、バックと腕相撲をするとか、幾つかの描写はあるが、1分程度でサラッと終わる。
「いかにも軍人らしい訓練を」という特徴も無く、ごく普通の内容だし、そこで子供たちが成長する様子が描かれるわけでもない。チャーリーがランスにオリンピアードでの対決を宣言した時は大いに盛り上がっていた子供たちが、大会前夜に「カノーラに勝てるわけがない」「潰される」などと弱気になっているのは、違和感が強い。
例えば、「カノーラの練習を覗き見て弱気になった」とか、「訓練を積んだけど全く成績が良くないので弱気になった」とか、そういう事情があるならともかく、何も無いのだ。
「あの時はノリノリだったが、冷静になると勝てるわけがないと感じた」ということかもしれない。
ただ、だとしても伝わりにくいし。チャーリーは主役のはずなのに、かなり存在感が薄い。子供たちの単なる引率者になっている時間帯が多い。
ぶっちゃけ、彼はキャンプにおいて、ほとんど何もやっていないのだ。
子供たちに訓練するのはバックだし、弱気になった子供たちを元気付けるのもバックだ。
バックがいなくなると子供たちは「もう駄目だ」と弱気になり、バックが戻って来て声を掛けると元気を取り戻す。
子供たちの成長や変化、大会での頑張りという部分において、チャーリーは何の役にも立っていない。チャーリーは「強さを間違ってないか?タフでマッチョが強いわけじゃない。自然体でいれば何でも受け入れられる。それが強さだ」と説くけど、子供たちの心には全く響いていない。
バックがいれば、それで子供たちにとっては充分だし、話としても成立してしまうのだ。
一応、「チャーリーとバックの親子ドラマ」というのが用意されていて、そこでチャーリーは辛うじて主人公としての存在意義を保っていると言ってもいい。
しかし、その親子ドラマも取って付けたようなモノだ。一応、クライマックスとして用意されているのはオリンピアードなのだが、1つ1つの競技に割く時間の余裕は無いのでサクサクと処理されており、まるで盛り上がらない。
それと、カノーラが全ての競技でズルをするのに対して、ドリフトウッドは「スカンクの匂いで相手をダウンさせる」というズルで対抗することもあれば、普通に能力の高さで勝利することもあり、ズルを阻止して勝利することもある。
そこは、統一感が無いと感じる。
何もかもがバラバラのままで、最後まで行き着いたなあという印象だ。(観賞日:2015年2月4日)
第28回ゴールデン・ラズベリー賞(2007年)
受賞:最低序章&続編賞
ノミネート:最低作品賞
ノミネート:最低主演男優賞[キューバ・グッディング・Jr.]
<*『チャーリーと18人のキッズ in ブートキャンプ』『マッド・ファット・ワイフ』の2作でのミネート>
ノミネート:最低監督賞[フレッド・サヴェージ]
ノミネート:最低脚本賞