『ズーランダー NO.2』:2016、アメリカ

イタリアのローマ。ミュージシャンのジャスティン・ビーバーは深夜にバイクの2人組に追われ、必死で逃走する。彼は音楽仲間であるスティングの自宅に辿り着き、助けを求めてドアをノックする。しかしスティングは不在で、ジャスティンはフェンスに追い詰められた。彼は「全員は殺せない。選ばれし者が守る」と口にした直後、2人組に発砲されて蜂の巣になった。2人組が去った後、ジャスティンはスマートフォンで自撮りしたキメ顔をインスタグラムに投稿した。
インターポールのファッション課で捜査員を務めるヴァレンティナ・ヴァレンシノは、相棒のフィリッポからジャスティンが殺されたことを知らされる。この1年でデミ・ロヴァートやマドンナ、アッシャー、レニー・クラヴィッツ、ブルース・スプリングスティーンに加えてジャスティンという6人のポップスターが死んでおり、全員が同じ表情を送信していた。そのキメ顔についてヴァレンティナは「知っているのは1人しかいない」と言うが、フィリッポは「あの男はずっと行方不明だ」と告げる。
時間を遡り、2001年のニューヨーク。デレク・ズーランダーが字の読めない子供たちのために設立したズーランダーセンターは、オープンから2日でイーストリバーに崩落した。教師と生徒は無事だったが、マチルダはズーランダーと息子のジュニアを残して命を落とした。ファッションモデルのハンセルは事故で梁の下敷きとなり、顔に傷を負う。センターには建築模型の材料が使用されており、ズーランダーはマスコミから責任を問われた。
2003年。ファッション・デザイナーのムガトゥーはマレーシア首相の暗殺未遂事件を起こし、終身刑2回分の判決を受けてファッション刑務所に収容された。共犯者である秘書のカティンカとイーヴルDJも、一緒に収監された。共犯者のモーリー・ボールスタインは警察側の証人となり、保護プログラムを受けて移住した。2006年。ズーランダーはジュニアを育てていたが、パスタの茹で方も分からず苛立っている様子を撮影した映像が流出した。児童保護局はジュニアを保護し、ニューヨーク州の施設に収容した。2009年。ズーランダーは記者会見を開き、モデルを引退して改名すると発表した。
2016年。ニュージャージー州最北部で世捨て人のような生活を送るズーランダーの元に、俳優のビリー・ゼインが郵便物を届けた。包みを開けると黒い箱が入っており、世界最大のファッション王国を率いるアレクサーニャ・エイトスがホログラムで出現した。アレクサーニャはズーランダーに、ローマで自分のコレクションを着てほしいと依頼する。デザイナーは超売れっ子のドン・アタリだと彼女は告げるが、ズーランダーは行く気など無かった。しかしビリーが「仕事を引き受けて社会の一員だと証明し、息子を取り戻せ」と説得すると、彼はローマへ行くことを決意した。
同じ頃、マリブの砂漠ではハンセルが傷の残る右目に眼帯を装着してヨガの修行を積んでいた。彼は家を建て、2年前の乱交パーティーで出会った10人&ヤギと共同生活を送っていた。同居の相手は女性だけでなく、相撲レスラーや俳優のキーファー・サザーランドなど男性も含まれている。全員から妊娠を打ち明けられた彼は受け止めきれずに困惑し、家を飛び出した。そこへビリーが現れ、アレクサーニャのをハンセルに渡した。
ハンセルはローマの空港でズーランダーと遭遇し、不快感を示す。ズーランダーは「あれは事故だった」と釈明するが、ハンセルは恨みを忘れていなかった。アタリのソーシャルメディア担当を務める11歳のビップが空港まで迎えに来て、2人はホテルへ向かう。ズーランダーが息子を取り戻すために復帰したことを話すと、ハンセルは父親がいないことを明かす。ヴァレンティナはフィリッポから、ズーランがローマに来たことを知らされた。
ズーランダーとハンセルはホテルへ案内され、2人で1つの部屋を使うようビップに告げられた。部屋で語り合った2人は、すぐに昔の友情を取り戻した。彼らはファッション界のトップに返り咲こうと誓い、アタリの元へ出向いた。ショーの会場は医療廃棄物の処理場で、アタリは2人にスーパーモデルのオールを紹介した。アレクザーニャも会場へ来て見物する中、ショーが始まる。ズーランダーとハンセルは張り切るが、過去の遺物として笑い者にされる扱いだった。しかしアレクサーニャは彼らを称賛し、大勢のデザイナーが集まるイベント「インクレディボール」にゲストとして招待すると告げた。
ズーランダーが扱いの悪さに腹を立てて会場を出ると、そこへヴァレンティナが現れる。彼女はポップスター連続殺人事件の捜査について、協力してほしいと要請する。ズーランダーは断るが、ヴァレンティナが「インターポールのデータベースで息子の捜索に協力するわ」と持ち掛けたので引き受ける。彼はハンセルと共にインターポールの秘密施設へ向かい、ジャスティンが死んだ時のキメ顔を見せられる。ヴァレンティナは、それがズーランダーの得意なキメ顔「ブルー・スティール」だと思っていた。しかしズーランダーは否定し、ボディーローションのCM用に作ったキメ顔だと告げた。ズーランダーはCMでナオミ・キャンベルと共演し、商品名と同じ「アクア・ヴィテ」のキメ顔を披露していた。
ヴァレンティナはデレク・ジュニアの居場所を検索し、ローマの保護施設にいることをズーランダーに教えた。ヴァレンティナは誰かが仕組んだ罠ではないかと疑い、アレクサーニャと関係者を信じないよう警告した。ズーランダーがハンセルと共に保護施設へ到着すると、デレク・ジュニアは肥満児になって仲間から馬鹿にされていた。ショックを受けたズーランダーは名乗らずに去ろうとするが、ハンセルに水溜まりと話すよう促される。すると水溜まりにマチルダが現れ、「あの子には貴方が必要よ。それと施設の校長には気を付けて」と忠告して消えた。そこへ校長が現れ、息子に会わせるとズーランダーに言う。
ハンセルは知らない相手からの電話で謎めいた言葉を告げられるが、彼は悪戯だと思って相手にしなかった。ズーランダーは息子と再会するが、「父さんじゃない。近くにいなかった」と拒絶される。ズーランダーは校長の許可を得てデレク・ジュニアと外出し、何とか打ち解けようとする。しかしデレク・ジュニアは「アンタみたいになりたくない。アンタは自分のことしか考えてない。僕らは違い過ぎる」と冷たく告げ、施設へ戻った。
ハンセルはスーザン・サランドンなど数名の男女に誘惑されて気持ち良くなるが、そこへキーファーたちが現れた。ハンセルは慌てて釈明するが、キーファーに「俺たち全員を愛せるか。自分のことも愛せないのに」と言われる。バルコニーに出た彼は、姿を見せたケイティー・ペリーやニール・ドグラース・タイソンに意見を求めた。そこへヴァレンティナが現れ、ズーランダーとハンセルに「ニュースがある。インターポールへ来て」と告げる。彼女はアクア・ヴィテが実在する「青春の泉」を意味する言葉だと突き止め、アレクサーニャが商品で大儲けを目論んでいると推理していた。
ハンセルは再び謎の相手からの電話を受け、「また悪戯か」とウンザリする。ヴァレンティナはスピーカーホンに切り替えるよう指示し、「真夜中にサン・ピエトロ大聖堂で会おう」というメッセージを聞く。彼女はスティングが関係していると睨み、ズーランダー&ハンセルと共に大聖堂へ赴いた。するとスティングが神父の姿で現れ、青春の泉について説明した。青春の泉は6000年前のエデンの園に存在しており、そこにはアダムとイヴだけでなくスティーヴという男も暮らしていた。スティーブはスーパーモデルの元祖で、悪の勢力がに何世紀にも渡って彼の子孫を探していた。動いている心臓を取り出して血を飲めば、永遠の若さを得られるという伝説があるからだ。
その血こそが「青春の泉」であり、スティングのようなロックスターはスティーヴの子孫を守る役目を担っていた。スティングは直系の子孫がデレク・ジュニアだと告げ、彼が危機に瀕していると警告した。スティングはハンセルに「何か聞きたいことはあるか?」と尋ねるが、くだらない質問だったので嘆息した。ズーランダーたちが保護施設へ戻ると、もぬけの殻になっていた。ズーランダーは校長が変装していたことを知り、怒りに震えた。
ヴァレンティナはフィリッポに調べさせ、校長の正体がイーヴルDJだと突き止めた。カティンカは行方不明だが、DJは3週間前に偽造書類でイタリアへ入国していた。それを知ったヴァレンティナは、背後にムガトゥーがいると確信した。ムガトゥーはズーランダーとなら面会してもいいと言っており、ヴァレンティナは彼とハンセルを連れてファッション刑務所へ赴いた。ズーランダーは1人で刑務所に足を踏み入れ、ムガトゥーと面会した。
ムガトゥーは密かに策略を練っており、ズーランダーを身代わりにして脱獄した。ムガトゥーは助手のトッドが用意した迎えのヘリに乗り込み、刑務所から飛び去った。ハンセルは気付かれないようヘリに捕まり、アレクサーニャのビルに着く。ムガトゥーはアレクサーニャと再会し、喜びのキスを交わした。そこへ来たアタリが軽薄な態度を見せると、ムガトゥーは憤慨して殺害した。ビルに潜入したハンセルはズーランダーに連絡し、「ムガトゥーがアタリを殺した。お前の息子も殺す気だ」と知らせる…。

監督はベン・スティラー、キャラクター創作はドレイク・サザー&ベン・スティラー、脚本はジャスティン・セロー&ベン・スティラー&ジョン・ハンバーグ&ニコラス・ストーラー、製作はベン・スティラー&スチュアート・コーンフェルド&スコット・ルーディン&クレイトン・タウンゼント&ジェフ・マン、製作協力はサラ・レイ・デヴィッドソン&ジョン・ハドソン&マイク・ローゼンスタイン、撮影はダン・ミンデル、美術はジェフ・マン、編集はグレッグ・ヘイデン、衣装はリーサ・エヴァンス、音楽はセオドア・シャピロ、音楽監修はジョージ・ドレイコリアス。
出演はベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレル、ペネロペ・クルス、クリステン・ウィグ、フレッド・アーミセン、カイル・ムーニー、ミラ・ジョヴォヴィッチ、クリスティーン・テイラー、ジャスティン・セロー、ネイサン・リー・グレアム、サイラス・アーノルド、ビリー・ゼイン、ジョン・デイリー、スティング、ベネディクト・カンバーバッチ、ジャスティン・ビーバー、ケイティー・クーリック、ナタリー・モラールズ、ジョーダン・ダン、ハル・ヤマノウチ、ヤマ(山本山龍太)、キーファー・サザーランド、スーザン・ボイル、ジョー・ジョナス、トルーディー・スタイラー、オリヴィア・マン、スクリレックス、ナオミ・キャンベル、クリスティーナ・ヘンドリックス、アリアナ・グランデ、ウィリー・ネルソン、ケイティー・ペリー、ニール・ドグラース・タイソン、アレクサンダー・スカルスガルド、カーリー・クロス、M.C.ハマー、ジョン・マルコヴィッチ、アナ・ウィンター、アレキサンダー・ワン、マーク・ジェイコブス、トミー・ヒルフィガー 、ケイト・モス、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、アレックス・ワグナー、ダン・アブラムス、ジョニー・ウィアー、ミーカ、エイサップ・ロッキー他。


2001年の映画『ズーランダー』の続編。
監督は前作に引き続き、主演のベン・スティラーが担当。脚本は『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『アイアンマン2』のジャスティン・セロー、『ズーランダー』に続いてのベン・スティラー&ジョン・ハンバーグ、『ザ・マペッツ』『SEXテープ』のニコラス・ストーラーによる共同。
ズーランダー役のベン・スティラー、ハンセル役のオーウェン・ウィルソン、ムガトゥー役のウィル・フェレル、マチルダ役のクリスティーン・テイラー、カティンカ役のミラ・ジョヴォヴィッチ、イーヴルDJ役のジャスティン・セロー、トッド役のネイサン・リー・グレアム、モーリー役のジェリー・スティラーは、前作からの続投。前作ではアンクレジットだったビリー・ゼインが、今回は正式に出演している。
他に、ヴァレンティナをペネロペ・クルス、アレクザーニャをクリステン・ウィグ、VIPをフレッド・アーミセン、アタリをカイル・ムーニー、カティンカをミラ・ジョヴォヴィッチ、デレク・ジュニアをサイラス・アーノルド、フィリッポをジョン・デイリー、オールをベネディクト・カンバーバッチが演じている。
前作ではデヴィッド・ボウイが本人役で出演していたが、今回はスティングが本人役で登場する。前作に本人役で出演していたレニー・クラヴィッツが、今回は冒頭の写真のみで参加している(アンクレジット)。

仕切り直して再スタートを切るはずだった前作の評判が芳しくなかったことの反省なのか、「やっぱり最初の3部作の方が良かったよね」ってことなのか、レノックス役のジョシュ・デュアメル、モーシャワー役のグレン・モーシャワー、シモンズ役のジョン・タートゥーロが最初の3部作から復帰している。
声優陣では、オプティマス役のピーター・カレンだけがシリーズ全作に出演。
ハウンド役のジョン・グッドマンとドリフト役の渡辺謙は、前作からの続投。メガトロンは最初の3部作にも登場していたが、声優がフランク・ウェルカーに交代している。
他に、エドモンドをアンソニー・ホプキンス、ヴィヴィアンをローラ・ハドック、ジミーをジェロッド・カーマイケル、イザベラをイザベラ・モナー、サントスをサンティアゴ・カブレラが演じている。

前作でヒロインのマチルダ役を演じたのは、ベン・スティラー夫人のクリスティーン・テイラーだった。
今回もマチルダは登場するが、既に死んでいる設定となっており、幽霊として何度か姿を見せるだけに留まっている。
まず「妻が事故死した」という設定を持ち込んでいること自体、賛同しかねる。それは単純に「悲劇」として受け取らざるを得ない出来事であり、何の笑いにも結び付かない。
変に湿っぽい要素を持ち込んで、何のメリットがあるというのか。

マチルダを死なせた理由としては、「新しいヒロインを登場させたい」という狙いがあったのかもしれない。
しかし、そうやって「新しいヒロイン」としてヴァレンティナは残念ながら、ズーランダーとのコンビネーションで観客を引き付ける力を発揮できていない。
これはペネロペ・クルスの演技力が足りないということではなく、作品のテイストに合わないってのと、キャラ造形が悪いってのと、その2つが大きな原因だ。
ちなみに、この映画が公開された翌年にはベン・スティラーとクリスティーンが離婚しているので、ひょっとすると撮影当時から夫婦関係に亀裂が入っていて、それがマチルダの扱いに影響した部分はあったのかもしれないけどね。

前作は「多くの著名人がチョイ役で出演している」ってのが、最大にして唯一のセールスポイントと言ってもいいような作品だった。
それは今回も同じで、やはり多くの著名人が出演している。その大半は本人役だが、一部で例外もある。
先に例外から挙げておくと、ハンセルの同居メンバーにはファッションモデルのジョーダン・ダン、俳優のハル・ヤマノウチ、元力士の山本山龍太がいる。
ハンセルを誘惑するグループにはアンクレジットのスーザン・サランドンの他に、シンガーソングライターのアリアナ・グランデやウィリー・ネルソンがいる。
アダム役は俳優のアレクサンダー・スカルスガルドで、イヴ役はファッション・モデルのカーリー・クロス。囚人のチャズ・スペンサーは俳優のジョン・マルコヴィッチで、エンドロールで踊る刑務所長は元フィギュアスケート選手のジョニー・ウィアー。

続いて、本人役で出演している主な著名人を登場順に並べていく。
粗筋にも書いたように、冒頭でジャスティン・ビーバーが殺害される。
その後にはズーランダー関連のニュースを報じた過去の映像が挿入され、ニュースキャスターのケイティー・クーリックやジム・ラーナー、クリスティアン・アマンプールやジェーン・ポーリーが登場。
さらにキャスターのジョー・スカボロー、司会者のナタリー・モラールズ、キャスターのソルダッド・オブライエン、ドン・レモン、マット・ラウアーと、ここは文化人部門が並ぶ。

ローマの空港では、パパラッチに追い回される歌手のスーザン・ボイルが激怒している。アタリのショー会場にはミュージシャンのジョー・ジョナス、スティング夫人のトルーディー・スタイラー、女優のオリヴィア・マンなどがいて、スクリレックスがDJを担当している。
ズーランダーとCMで共演しているのは、スーパーモデルのナオミ・キャンベル。ベランダに出たハンセルが助言を求めるのは、シンガーソングライターのケイティー・ペリーと天体物理学者のニール・ドグラース・タイソン。
ムガトゥーが企んだ生贄の儀式に参加しているのは、アメリカ版『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンター、ファッション・デザイナーのアレキサンダー・ワン、マーク・ジェイコブス、トミー・ヒルフィガー。
エピローグではスーパーモデルのケイト・モスやヴァレンティノ創立者のヴァレンティノ・ガラヴァーニ、ジャーナリストのアレックス・ワグナーが登場。
そしてエンドロールでは前述したジョニー・ウィアーの他に、シンガーソングライターのミーカとラッパーのエイサップ・ロッキーが登場する。

ストーリーに関しては、前作にも増してデタラメだ。
何しろ前作に引き続いてベン・スティラーが監督&脚本&製作を務めているのだから、2作目になって綺麗に整理された話に急変することなんて有り得ないだろう。だからデタラメに仕上がるのは、前作を見ていれば事前に予想できた事態だ。
それでもツッコミを入れながら笑える類のデタラメっぷりなら何とかなるが、単純に「低品質」と感じるだけ。
しかも、話のスムーズな流れを徹底的に無視してでも盛り込んで笑いを取りに行っているネタの数々が、どれも見事なぐらい外しまくっているんだよね。
だから目も当てられない結果となっている。

ただ、ある意味では「見方が分かりやすい映画」ってことになる。
何しろ演出やシナリオには何の見所も無いんだから、そっちは完全に無視を決め込んでも一向に構わないのだ。っていうか極端な言い方をしてしまうと、そういうのは邪魔な要素になっている。
だから、最初からストーリーなんて気にせず、とにかく「次から次へと登場する著名人の豪華さ」だけを満喫する意識で鑑賞すればいいのだ。
映画としてはポンコツでも、そうやってハッキリと割り切ってしまえば、ある種の満足感は得られるんじゃないかな。

(観賞日:2019年3月12日)


第37回ゴールデン・ラズベリー賞(2016年)

受賞:最低助演女優賞[クリステン・ウィグ]

ノミネート:最低作品賞
ノミネート:最低主演男優賞[ベン・スティラー]
ノミネート:最低助演男優賞[ウィル・フェレル]
ノミネート:最低助演男優賞[オーウェン・ウィルソン]
ノミネート:最低スクリーン・コンボ賞[ベン・スティラー&彼のわずかに面白い友達(Barely Funny Friend)のオーウェン・ウィルソン]
ノミネート:最低監督賞[ベン・スティラー]
ノミネート:最低序章&リメイク&盗作&続編賞

 

*ポンコツ映画愛護協会