『ショーガール』:1995、アメリカ

ダンサーを夢見てラスベガスにやってきたノエミ。しかし到着して早々、全てが入ったスーツケースを盗まれてしまう。落ち込んだ彼女はモリーという女性と出会った。スターダストホテルでショーのアシスタントをしているモリーの家に泊めてもらうことになったノエミ。
ノエミはトップレス・ラウンジ“チーター”で働き始めた。モリーの職場に遊びに行ったノエミは、スターダストのトップスターであるクリスタル・コナーズに会った。しかしクリスタルはヌードダンサーのノエミに侮辱的な扱いをする。
ある日、“チーター”にクリスタルがやって来た。興行重役で恋人のザックと共に来ていた彼女は、遊び道具としてノエミを指名する。500ドルと引き換えに、ノエミにザックと擬似ファックをさせ、それを見て楽しむクリスタル。
ノエミの元にスターダストのマネージャー・フィルがやって来た。ホテルで行われる「女神」というショーのダンサーに欠員が出たというのだ。オーディションを受けるノエミだが、プロデューサーのトニーから恥辱的な要求を受け、その場から立ち去ってしまう。それはクリスタルの差し金だった。
だが、トニーはノエミを合格にする。「女神」の舞台に立ち、いよいよ本格的なショーダンサーとしての一歩を踏み出したノエミ。しかし舞台裏では女同士の醜い争いが繰り広げられていた。そしてノエミも汚いやり口でライバル達を蹴落としていく…。

監督はポール・ヴァーホーヴェン、脚本はジョー・エスターハス、製作はアラン・マーシャル&チャールズ・エバンス、製作総指揮はマリオ・カサール、撮影はヨスト・バカーノ、美術はアラン・キャメロン、音楽はデイヴ・スチュワート。
主演はエリザベス・バークレー、共演はカイル・マクラクラン、ジーナ・ガーション、グレン・プラマー、ロバート・ダヴィ、アラン・レイキンズ、ジーナ・ラベラ、
リン・トゥッチ他。


ポール・ヴァーホーベン、ジョー・エスターハス、マリオ・カサールという、“逆”黄金トリオが生み出した、悪趣味全開のゲス・ムービー。
ここまで来ると、クズはクズでも凄いクズだ。

冒頭から主人公の目がイッちゃってるのが、クズ映画への第一歩。さらに、いきなりゲロを吐く主人公。自分勝手で精神的に不安定で暴力的で、主人公としての魅力ゼロ。
それを演じるエリザベス・バークレーも下品丸出しの容姿で、歩くエログロって感じなんだな、これが。

パツキンのチャンネーのカイデーのパイオツはお腹一杯になるくらい登場する。いや、パイオツどころか、スッポンポンの女がワンサカ登場。
バークレーはもちろん、ジーナ・ガーションも脱ぎまくり。ゲスい欲望にまみれた女達が、フルスロットルでゲス街道を突っ走る。

ミュージカル映画にドロドロした欲望とギスギスした女とグチョグチョのセックスを放り込み、B級熱血アクション映画のスパイスを振りかけると、あら不思議、サイテー映画の出来あがり。
話のネタにはなるから、映画マニアは絶対に見るべし。


第16回ゴールデン・ラズベリー賞

受賞:最低作品賞
受賞:最低監督賞[ポール・ヴァーホーベン]
受賞:最低脚本賞
受賞:最低主演女優賞[エリザベス・バークレー]
受賞:最低新人賞[エリザベス・バークレー]
受賞:最低オリジナル歌曲賞「Walk Into The Wind」

ノミネート:最低リメイク・続編賞(『イブの総て』&『The Lonely Lady』のリメイクとして)
ノミネート:最低主演男優賞[カイル・マクラクラン]
ノミネート:最低助演男優賞[ロバート・ダヴィ]
ノミネート:最低助演男優賞[アラン・レイキンズ]
ノミネート:最低助演女優賞[ジーナ・ガーション]
ノミネート:最低助演女優賞[リン・トゥッチ]

第20回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:1990年代最低作品賞
ノミネート:1990年代最低新人賞[エリザベス・バークレー]

第25回ゴールデン・ラズベリー賞

ノミネート:25周年最低ドラマ賞


第18回スティンカーズ最悪映画賞

受賞:【最悪の作品】部門

ノミネート:【最悪の男優】部門[カイル・マクラクラン]
ノミネート:【最悪の女優】部門[エリザベス・バークレー]

 

*ポンコツ映画愛護協会