『燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY』:2006、日本

東輝水産の社長である高木遼太郎は、「資本主義の頂点であるアメリカをラーメンで制す」と力強く宣言する。しかし常務の河本明は、米国子会社のサンサンインクが14億円の赤字を出していることを指摘する。彼は「アメリカ大手のリベラ・コーポレーションが接触して来ているのは絶好の撤退の機会です。彼らの気が変わらない内に、買収の話を進めるべきです」と主張するが、高木に撤退の意思は全く無かった。「株を売ってやるとは言ったが、全部寄越せというのは言語道断だろうと」と彼が語ると、河本は「しかし、このままでは本体も共倒れです」と危機感を示す。高木は部下の深井光司をサンサンインクの新社長に任命し、1年での立て直しを指示した。
20世紀終盤、カリフォルニア州オレンジ郡。川森潔は深井の指名を受け、サンサンインクに資材担当マネージャーとして赴任することになった。彼は英語のスピーチを練習しながら、サンサンインクへ赴いた。すると工場長の大村薫が来て、「無理することは無いよ。どうせここの従業員は聞いちゃいないからね。覚悟しといた方がいいよ。ここは移民だらけだからね。まるでスラムだ」と告げた。カフェテリアで従業員に挨拶した深井は、半年以内に立て直しが出来ない場合は工場が閉鎖されることを説明した。
深井は従業員に対し、コストカットのためのレイオフを通告した。一時解雇し、工場の立て直しが成功した場合は呼び戻すつもりだと彼は語る。深井は遅刻や欠勤、早退をポイントに換算し、それが多い者から次々に解雇が通告された。クビになった従業員たちが荒れ狂うので、川森は深井を社長室へ退避させた。大村は川森に、日本語の話せるキャサリンをアシスタントとして付けることを知らせた。その夜、社宅に戻った川森は、日本で暮らす妻の隆子と電話で会話を交わした。
翌朝、川森が出勤すると、前日に解雇された連中が怒鳴り散らしながら発砲し、車で逃走した。川森が怯えていると、工場から出て来た大村が「な、スラムだろ」とニヤニヤ笑いを浮かべた。商品の売れ行きが悪い理由について話し合いが行われ、深井は川森、大村、営業マネージャーの小田島武史、経理マネージャーの西村一郎、開発担当の山口展人、若手の室賀幸雄や金子陽太郎に意見を求めた。結局のところ、商品価格を下げることが必要だということになった。
川森は西村に、「決済を10日以内に済ませられれば、原料の20%引きを取引先に飲ませることが出来るんですよね」と確認する。深井から「10日以内に済んでいないのか」と問われた西村は、「アメリカでは言葉の問題で遅れることもあるんです」と釈明した。「アメリカでは、で済ませていたら進歩は無いと思います」と川森が訴えると、小田島は「ここでは日本と違って色んな問題があるんだ」と怒りを示し、大村は「時差ボケの頭で分かったようなことを言うなよ」と非難した。
深井は部下たちに、目玉商品の追求と、工場の無駄を徹底的にカットすることを指示した。さらに深井は、「袋麺の10セント、カップ麺は20セントまで圧縮する」と宣言する。今の半額以下であり、かなり厳しい数値設定だ。会議の内容を聞いていた秘書のヨシコ・クレイトンは、「韓国系の会社では75カットで作っています」と深井に報告する。75カットで作るためには、機械の性能も従業員の労働力も現状では追い付かない。しかし深井は、死に物狂いで頑張るよう部下たちに命じた。
山口に頼まれて商品を試食した川森は、油が今一つだと感じた。すると山口は、現在はハバナ・ブラザーズ・オイルを使っていることを話した上で、キャサリンから紹介されたアミーゴ・オイルの味見を持ち掛ける。川森は癖が無くて良い味だと感じるが、価格面で折り合いが付かず、担当者が社長のマルケスと交渉しても断られ続けているのだという。小田島も交渉したが、コスト面で諦めたらしい。
川森はキャサリンに案内してもらい、マルケスと会うことにした。酒場で飲んでいたマルケスは、「アメリカで商売をしていても、魂は売らない」と拒絶する態度を示した。川森はキャサリンに「ここからは日本式で行く」と言い、先に帰らせた。それから彼は、マルケスが自慢していたメキシコの強い酒を一気に飲み干した。するとマルケスは川森を気に入り、どんどん酒を勧める。川森が頑張って酒を飲むと、マルケスは価格交渉にも応じてくれた。
翌日、二日酔いの状態で出社した川森は、交渉の成功を山口に告げる。さらに川森はレモン味のラーメンを提案し、「メキシコ系の人は、よく料理にレモンを絞るでしょ」と告げた。川森はキャサリンと話し、彼女が夜も別の仕事をしていることを知る。「本当は、ここで管理職になれればいいんだけど、日本人じゃないと無理かしら」と彼女が言うので、川森は「社長も考えているはずさ。この工場の従業員が一体になるには、現地人の管理職が必要だと」と述べた。
山口はレモン&チキン味の新商品を開発し、試食会でも好評を得た。販売に向けて研究が進められる中、川森は隆子からの電話で息子が移動性盲腸炎を患ったことを知らされた。手術を受けると聞かされた川森だが、すぐに飛んで帰ることも出来ず、頑張るよう伝えてほしいと告げるしかなかった。レモン&チキン味の発売が決定し、小田島は大手スーパーへの予定卸価格を25セントに設定した。すると深井は、思い切って20セントまで下げるよう命じた。
小田島は深井に、「生産量が倍になった時のことを考えておく必要があると思います」と進言する。彼は川森に、「私が紹介したグレイト・オイル社の方が安く入るのに、なぜ供給に不安のあるアミーゴ・オイルを使ったんだ?」と責めるような態度で質問する。川森は「会社は小さいですが、供給に不安はありません」と反論し、私情で動いたのではなく品質本位に考えての結果であることを強調した。
合理的に物事を進めるよう求める小田島に対し、川森は「我々がアメリカ人のようにやることが、本当にいいことなんですか」と反発した。深井は2人の言い争いに割って入り、グレイト・オイルを5割使うよう提案する。川森が「5割も入れると、かなり品質が変わります。せいぜい2割です」と抗議すると、その配分で行くことが決まった。現地従業員をマネージャーに登用する件について西村が深井に質問したので、川森はキャサリンを推薦する。だが、深井は「今のまま、我々だけで回すんだな」と冷淡に告げた。
レモン&チキン味は好評で、大量受注が入った。深井は川森に、「もし資材が足りなくなって、ラインが停まると日に9万ドルの赤字だ」と釘を刺した。深井は西村に、レイオフした従業員を呼び戻すよう指示した。そんな中、グレイト・オイルが届かず、会社とも連絡が取れなくなった。アミーゴ・オイルから不足分を届けてもらおうと考える川森だが、そちらも連絡が取れない状況になっていた。
川森はマルケスが飲み屋にいると確信し、既に帰宅しているキャサリンに案内してもらおうと考える。キャサリンの家には電話が無いことを知らされ、川森は車を走らせる。キャサリンはトレーラーハウスに住んでおり、川森が到着した時にはギャンブル狂で金使いの荒い夫と言い争いの最中だった。川森から事情を聞かされたキャサリンは、「私も行きます」と告げた。飲み屋へ向かう車の中で、彼女は子供のためにも今の生活を抜け出そうと頑張っていることを語った。
川森は飲み屋で酔い潰れているマルケスを見つけ、水を浴びせて叩き起こした。アミーゴ・オイルが工場に届き、ライン停止の危機は回避された。川森は深井の前でキャサリンを称賛し、管理職に昇進させるよう進言した。だが、深井は「今は余裕が無い」と言い、川森が抗議しても通らなかった。後日、マルケスはキャサリンがシックスツリー投資銀行に入るのを目撃した。川森の前に現れたキャサリンは、「結局、私は信用されなかったのね」と幻滅した様子で告げた。
キャサリンは弁護士を通して川森をセクハラで訴え、証拠となる録音テープまで用意していた。もちろんセクハラの事実など無く、川森は罠に陥れられたのだ。しかしサンサンインクの顧問弁護士は「裁判になれば負けるので示談にした方がいい」と助言し、川森を日本へ帰国させるよう促す。川森はマルケスから、キャサリンがシックスツリー投資銀行に出入りしている人間と会っていたことを知らされた。西村の調べによって、背後でリベラ・コーポレーションが糸を引いていることが判明した。
深井は川森に、「俺たちはお前の潔白を信じてる。だが、被害を最小限に食い止めるためには示談しかない。そうなると、お前をここに置いておくわけにはいかない」と言う。帰国した川森は、深井に「明日、社長に辞表を出してくれ。必ず社長に渡すんだぞ」と告げられてショックを受けた。翌日、川森が辞表を提出すると、高木は「辞める必要はない。こんなことで挫けちゃダメだ。アメリカは怖い国だ。いい勉強になったな」と励ました。深井が高木に辞表を直接渡させたのは、川森をクビにしないための賭けだった。
それから3年後、川森は千葉工場の副工場長として働いていた。彼は気になる情報を入手し、深井に電話を掛けた。サンサンインクのカリフォルニア工場にユニオン結成の動きがあるという情報を、投資銀行が流しているというのだ。3年前の時と同様に、サンサンインクを経営不振に陥れて安く買収しようという企みがあることは明白だった。深井は対抗するために、何人かの応援を呼ぶことにした。彼は顧問弁護士の反対を押し切り、川森をアメリカヘ呼び寄せた…。

監督は細野辰興、原作は高杉良『燃ゆるとき』『ザ・エクセレントカンパニー』(角川文庫刊)、脚本は鈴木智、製作総指揮は石畑俊三郎、エグゼクティブプロデューサーは藤尾充、プロデューサーは鍋島壽夫&安倍夏彦、企画協力は久保哲男、協力プロデューサーは貝原正行、撮影は鈴木達夫、美術は愛甲悦子、照明は熊谷秀夫、録音は鴇田満男、編集は岡安肇、音楽は川崎真弘。
主題歌:『そして今も』作詞・作曲・編曲・歌:小田和正。
出演は中井貴一、鹿賀丈史、伊武雅刀、津川雅彦、大塚寧々、長谷川初範、中村育二、木下ほうか、佐藤一平、鈴木英介、矢島健一、奈良橋陽子、小池唯我、小池得夢、チャールズ・エアーズ、パウラ・エルナンデス、本郷貴久、小川紀、村松頼親、名取力、間下優司、角田達哉、池田恵子、蒲生美紀、長沼愛、秋山香苗、芹澤瞳、シキナ・ジョニー、ムラカミ・マリア、センゴク・マリア、クニヨシ・ミゲール、ホセ・エドワルド、バハルディン・ダミル、カワゴエ・ヒロシ、ロドリゲス・エリオ、ミヤモト・イラシ、チヨダ・シルマラ他。


東洋水産をモデルにした高杉良の企業小説『燃ゆるとき』『ザ・エクセレントカンパニー』を基にした作品。
脚本は『ローレライ』『ベルナのしっぽ』の鈴木智、監督は『シャブ極道』『竜二 〜Forever〜』の細野辰興。
川森を中井貴一、深井を鹿賀丈史、大村を伊武雅刀、高木を津川雅彦、隆子を大塚寧々、小田島を長谷川初範、西村を中村育二、河本を矢島健一、クレイトンを奈良橋陽子、山口を木下ほうか、室賀を佐藤一平、金子を鈴木英介が演じている。

序盤、サンサンインクへ向かうタクシーの中で川森が英語のスピーチを練習している様子が写るのだが、その時点で「うわあ、すんげえチープな映画だなあ」と感じてしまう。
なぜなら、タクシーの窓から見えている背景がハメ込み合成というのがバレバレだからだ。いつの時代の映画なのかと思ってしまう。
時代設定が20世紀終盤だからって、そんなことまで古臭くする必要は無いのよ。
そんな安っぽい合成しか用意できないのなら、走っている車内から外の様子が見えるシーンなんて無くせば良かったのに。

レイオフが通告された後、一人の従業員が「家族をメキシコに残してきた。3人の子供はどうなる?」と悲痛な様子で訴える。川森は深井に、「3人の子供を養っている従業員もレイオフの対象になりました。社員は家族だと言っておきながら突き放すのはどうかと思います」と意見する。
だけど、そもそもレイオフの対象になっているのは遅刻と欠勤、早退の多い人間だ。そういう従業員が解雇対象になるのは当然のことだ。
「勤勉に働いているのにクビになった」ということなら「それは間違っている」という描き方をするのも理解できるが、遅刻や欠勤の多い奴をクビにして何が悪いのかと思ってしまう。
『釣りバカ日誌』のハマちゃんみたいなケースは、漫画とか映画だから成立するわけで。
それに、従業員は総じてダラダラしており、やる気も無さそうだったし。

川森はマルケスに価格交渉を拒絶された時、キャサリンに「ここからは日本式で行く」と言う。どんな方法で交渉するのかと思ったら、ただ単に強い酒を飲みまくるだけ。
いや、そりゃあ酒を飲み交わすってのは、ある意味では日本的な交渉の方法だとは思うよ。
だけどさ、それまで全く相手にせずに冷たく拒絶していたマルケスが、酒を飲んだだけで「気に入った」と笑顔で川森を受け入れ、価格交渉にも簡単に応じてしまうってのは、あまりにも陳腐じゃないかと。
これがコメディー映画ならともかく、実際の企業をモデルにしたマジな企業モノとして作っているはずでしょうに。

川森の「我々がアメリカ人のようにやることが、本当にいいことなんですか」というセリフがあるが、これは本作品が訴え掛けようとしているメッセージだろう。
ただ、川森が対立する社内の人間って、かなり日本的な連中にしか見えないんだよな。
小田島を「合理的な考え方をする人間」としてアメリカンなタイプのキャラとして配置しているのかもしれないけど、合理的って言うよりも「外から来た新参者に対する拒絶姿勢」や「長くやっているプライド」に見えるのよね。大村もそうだけど。
そういうのって、アメリカ的なモノではなくて、むしろ日本的な島国根性に感じられるのよ。

むしろ大村や小田島よりも、経営のことだけを冷徹かつ事務的に考えている深井の方が、ある意味ではアメリカ的なビジネスマンに見える。
ただ、高杉良の小説が原作であることを考えると、本来は「トップに立つ人間の姿勢によって会社は変わる」というメッセージが見えて来なきゃダメなんじゃないかと思うのよ。
だから、もちろん川森が頑張る様子を描くのはいいけど、彼がピンチに立った時に深井が優れた手腕を発揮して問題を解決し、「さすが」と感じさせるような形であるべきだと思うよ。

ところが深井という人物には、トップとしてのカリスマ性や求心力があまり感じられない。卓越した能力の高さも感じない。
コストカットや売れる商品の開発など厳しいノルマを部下に命じるだけで、後は全て他人任せで自分はほとんど何もやっていないように見える。部下から信頼を受けるような仕事は、ほとんどやっていない。人身掌握術は全く見せていない。
結果としてサンサンインクの経営が見違えて改善していれば「冷徹だけど腕は確かだ」ってことになるのかもしれないが、そんな風には見えない。
3年後にはカリフォルニアだけでなくリッチモンドにも工場が作られているので、それなりに業績は上がっているんだろう。
ただ、それが深井の手腕によるものなのかとうかは分からない。映画を見ている限りは、深井の優れた手腕で業績がアップしているとは見えない。

川森がキャサリンを管理職に昇進させるべきだと主張した時、深井は「今は余裕が無い」と却下する。
この際に川森が言う、「人が離れていっては、今の品質は保持できません」という訴えは正しい。
「こっちの人間は出世を次のキャリアアップぐらいにしか考えていない。ノウハウを他の所へ持って行かれたらどうするんだ」と小田島は反対するが、キャサリンがそんな人間でないことを見抜けなかったことにも問題がある。
そして深井の判断ミスが原因で川森がセクハラの罠に掛けられているわけで、その危機を招いたのは深井なのだ。

川森に「社長に辞表を渡せ」と言ったのは、他の人間ではなく高木に渡させれば引き留めてくれるだろうと考えてのことだ。
つまり川森を守るための行動ではあるのだが、かなりギャンブル性の強い賭けだし、そもそも川森が追い込まれた原因を作ったのは深井だからね。
彼が川森の進言を聞き入れ、キャサリンを管理職に昇進させておけば、そんなことは起きなかったわけで。
だけど、それに対して深井が反省したり川森に詫びたりすることは全く無いんだよな。

3年後、ユニオン結成をめぐる問題が起きた時に、深井は「彼の力が必要だ」ということで川森を呼び寄せている。
しかし、そこに何か勝算があったわけではない。
だから実際、川森が来たことで、逆に「サンサンインクはセクハラ犯を雇い続けている。背信行為だ」と指摘されてピンチが広がっている。
たまたまキャサリンが「ずっと罪悪感を抱いていた」ということで全てを暴露したから助かったものの、ラッキーに頼っているだけだからね。それは川森にしても同様だけど。
その危機を回避できたのは、深井や川森の手腕ではない。敵が証人として連れて来たキャサリンが、たまたま罪悪感から真相を話してくれたという、いわば敵失による勝利に過ぎない。

高木が「戦争でアメリカに負けたから、もう負けるわけには行かない」という旨のことを語ったり、サンサンインクの面々がアメリカ人弁護士を無視して話し合ったりと、アメリカを敵視して全否定しようという意識が強く感じられる。
前述したように「我々がアメリカ人のようにやることが、本当にいいことなんですか」ってのが本作品のメッセージなので、ある程度は理解できる。
だけど、「そこまでアメリカを否定するなら、アメリカで商売するなよ」と言いたくなってくる。

しかも、誘拐事件ってのは嘘なんだよね。この映画、そういう「あっさりとネタが割れる。そして割れたネタは脱力感を誘う」ということの連続だ。
「高野がコカインをスーツケースに入れていた」というのは、すぐにスーツケースの取り違えであることが判明する。
莉央は高野が婚約者だと優に説明するが、すぐに嘘だとバレている。そして前述したように、莉央は蛍に「高野が誘拐された」と言うが、翌朝には狂言であることを優に明かしている。
次から次へと色々なネタを撒いて、すぐに自ら潰してしまうとは、何がやりたいんだよ、この映画。
「まだ散らかしたままにせずに掃除するだけマシ」とか、そんなことは絶対に思わないからな。

「アメリカのやり方が全て正しいのではなく、日本式のやり方の優れた部分を守るべきだ」という考え方は理解できる。
ただ、日本には「郷に入れては郷に従え」ということわざもあるわけで。
アメリカ的なやり方を取り入れるってのも、日本的な考え方と言えるはずだ。
それにアメリカで商売をするのなら、そこで働いてもらう従業員の多くも、商品を買ってもらう客もアメリカ人だ。
なのに、「アメリカ人の考え方や意見は無視しろ。日本の会社だから全て日本人だけで回せ」ってのは違うんじゃないかと。

(観賞日:2014年4月23日)

 

*ポンコツ映画愛護協会