『フード・ラック!食運』:2020、日本

佐藤安江は夫に先立たれた後、下町の焼肉店「根岸苑」を1人で営んでいた。小学校に通う息子の良人は、母が作る手料理が大好きだった。だが、「根岸苑」は急にシャッターが下ろされ、「都合により閉店させていただきます」の貼り紙が出た。18年後。フリーライターの良人は家賃を滞納し、督促状が届いていた。彼は出版社「ネクステージ」社長の新生英二に電話で呼び出され、一緒に昼食を取らないかと誘われる。「仕事なら」と承諾した良人が出向くと、新生は新人編集者の竹中静香を伴っていた。
静香は酒臭い良人に不審を抱き、食べログで調べた人気店を次々に通過するので困惑した。良人は行列が並ぶ店に見向きもせず、神保町のさかな食堂「仁」に入った。その店は食べログでは書き込みが少なく、点数も付いていなかった。他の客は焼き魚を食べていたが、良人は釣り鯵のフライ定食を注文した。新生はグルメ情報サイトを立ち上げると明かし、第一弾として「本物の焼き肉店ここにあり」という企画を掲載すると説明した。彼は良人と静香に、覆面取材で本物の店を探すよう指示した。
静香は釣り鯵のフライ定食を食べて、その美味しさに感激した。新生は「こいつに付いて行けば間違いなく美味いモンにあり付ける」と彼女に言い、良人には食運があると告げた。静香は人気グルメ評論家の古山達也がテレビ番組で絶賛していた焼肉店「焼肉・粋」の予約を取り、その夜に行くことを良人に話す。良人はパン屋「ブーランジェリー・ニシダ」に目を向け、店主の西田貴博が客の少なさに嘆息しているのを見た。
良人は「ブーランジェリー・ニシダ」で買ったパンを食べながら、静香との待ち合わせ場所に赴いた。「焼肉・粋」で厚切りタンを食べた彼は、「美味しくない」と断言した。店長の的場涼子が正直に言ってほしいと頼むと、良人は冷凍物だと指摘する。たまたま店に来ていた古山は、「回転率を上げるには仕方がない」と涼子を擁護する。良人が「そもそも黒毛和牛じゃなくてUSビーフですよね」と言うと、彼はメニュー表に「仕入れの状況によってはUSビーフになることがあります」と書いてあることに言及した。
良人が「網が使い捨てなのは店にとって都合がいいだけ」と批判すると、古山は人件費を考えれば当然だと説明する。古山が飲食店の流行する仕組みについて得意げに語ると、良人は反論を切り上げて店を去った。追い掛けた静香は良人をたしなめ、「古山さんの言ったことも一理ありましたよ」と告げる。良人が「この企画から降りる。金は返す」と言い出したので、静香は「勝手すぎます」と腹を立てる。良人は携帯が鳴っても無視しようとするが、静香が「出たらどうですか」と迫った。
携帯に出た良人は、安江が倒れたことを知らされる。彼が静香と共に慶星病院へ急行すると、安江は意識不明の重体に陥っていた。すぐに病院を去ろうとした良人は看護師に呼び止められ、入院の手続きを済ませるよう言われて書類を渡された。実家に戻った良人は、母が店の手入れを続けていたことを知った。新生は静香から安江が倒れたことを聞き、かつて取材したことがあると話した。印鑑を探した良人は、古山が「根岸苑」をニセモノだと酷評した昔の雑誌があるのを見つけた。静香もネットを検索し、その記事を知った。
良人は安江の主治医と会い、母が転移性の癌でステージ4であること、過労で倒れて緊急入院したことを知らされた。安江は自身が癌だと分かっており、10年前から闘病を始めて入院は3回目だと医師は説明した。良人は看護師から、安江が立ち仕事をしていたこと、豊川という男性が付き添っていたことを知らされた。静香は足立区の人気店である「焼肉スタミナ亭」へ覆面取材に行くが、平日でも昼間から行列が出来ていた。仕方なく待とうとした彼女は、客として並んでいる良人を見つけて驚いた。静香は新生からの連絡で取材に来たのだと誤解するが、実際の目的は違っていた。
良人と静香が肉を食べていると、豊川が常連メニューのウーロン茶を持って来た。静香が名刺を渡してサイトへの掲載を依頼すると、豊川は「そういうのは全て断ってる」と告げる。良人は彼に声を掛けられ、「母のこと、お世話になりました」と礼を述べた。安江は仕事を続けたいと言って、焼肉スタミナ亭で働いていたのだ。お見舞いに行くよう説教された良人は、何も言えずに店を去った。豊川は静香に、本物の店なら根岸苑の右に出る店は無いと告げた。
豊川は静香から根岸苑が閉店に追い込まれた理由を訊かれ、「週刊誌の記事で客は減ったが、そんなことで潰れる店じゃない。その後に食中毒が起きたんだ」と言う。当時、豊川は「誰かが悪意でやったとしか思えない」と警察に訴えるよう促したが、安江は「責任は自分にある」の一点張りだった。ネットを検索した静香は、ぬか漬けに混入された食器洗剤が食中毒の原因だと知った。彼女は安江の見舞いに行き、良人からだと嘘をついて花を渡した。静香が閉店した理由を尋ねると、安江は「私のせいなの」と口にした。
静香は良人の実家へ出向き、彼と会った。静香が根岸苑について教えてほしいと、良人は返答を拒んだ。ぬか漬けの壺を発見した静香が蓋を開けると、良人が幼い頃に描いた母の手料理の絵が入っていた。壷の中には、「焼肉マウンテン」の文字が刻まれたテレビも入っていた。ぬか漬けを再現する手掛かりが見つかるのではないかと考え、静香は良人を連れて取材に赴いた。同業者が味を盗みに通っているのを知った店長の山田智洋は、「盗め」と容認してタレをプレゼントした。
山田は匂いだけで焼肉マウンテンの隠し味を見抜き、肉の美味しさや繊細な気配りに感心した。静香は持参したテレビを山田に見せ、良人は根岸苑の息子だと自己紹介する。山田は焼肉屋を始めた頃に舐めていたこと、仲間に連れて行かれた根岸苑のタレが美味しかったこと、何度か通う内に盗もうとしたこと、安江に見つかって土下座したことを話す。山田が根岸苑から逃げ出した翌日、安江はタレを持って彼を訪問し、「ここから自分の味を作れ」と告げた。彼女はタレを置いて行き、担保としてテレビを持ち去ったのだった。
静香は良人に「連れて行きたいお店があるんです」と言い、馴染みのカレー店へ赴いた。静香は山田から取材の承諾を得ており、良人は原稿を書くと告げた。その店のカレーは美味しく、静香は店長の尾崎実に「なんでいつもこんなに美味しいんですか」と尋ねた。すると、尾崎は「食いしん坊だから、ただ美味しい物食べたいだけ。お客さんがまた来たいと思ってもらうために、僕たちが何をするべきか。それだけなんです。毎日、きちんと続けてやらないと見えて来ない味ってあるんですよ」と答えた。
ブーランジェリー・ニシダの前を通り掛かった良人は、閉店を知って動揺する。店から西田が出て来たので、良人は話し掛けようとする。それを遮った西田は、「謝罪とか要りませんから。でも、忘れないでください。貴方の言葉が、私と家族の人生を変えたんです」と告げた。良人は新生と会い、「俺には物を書く資格なんかありません。俺のせいで店が潰れました」と言う。ブーランジェリー・ニシダは行列が出来る人気店だったが、良人は酷評した。そこに尾ひれが付いて原材料偽装という噂が広がり、店は炎上したのだった。
新生は良人に、「お前と古山は違う。お前は事実を書いただけ。古山は知識不足のまま読者の食い付きだけを考えて、面白おかしく記事を作った」と語る。そして彼は、古山が書いた根岸苑の記事の担当編集は自分だと打ち明けて謝罪する。「だから俺なんかに仕事を振ってくれていたんですね。でも、もういいです」と良人が言うと、新生は「本当の言葉で書くことが償いだ。お前にしか書けない本物の言葉があるはず」と説く。しかし良人は受け入れず、苛立った様子で立ち去った。
翌日、良人がNEXT AGE編集部を訪ねると、新生は出張中だった。静香は一度も取材を受けたことが無い焼肉店「川崎苑」に予約を入れたことを話し、一緒に来てほしいと良人に持ち掛けた。川崎苑は紹介制で一見さんお断りの店であり、良人は「本当に予約取れたのか?」と疑った。しかし静香は安江の見舞いに訪れた時、川崎苑を営む滝沢小百合と会っていた。川崎苑の肉を食べて美味しさに感激した良人は、小百合に「佐藤安江を御存知ですか?」と質問する。小百合は調理担当している夫の二郎に、安江の息子として良人を紹介する。ハラミが母の味や切り方に似ていたと良人が言うと、二郎は彼の亡き父と同じ店で修業した仲間だと告げた。
小百合は良人と静香に、キャベツの即席浅漬けは安江と一緒に開発したと明かす。店の取材は断られ、静香は諦めて去る。良人は改めて記事を書く仕事を断り、根岸苑の閉店は自分のせいだと告白した。根岸苑は古山の記事の後、以前のように客足が戻った。しかし良人は母に構ってもらえなくなり、不満を抱いた。そこで彼は、ぬか漬けの壺に洗剤を入れたのだ。しかし安江は良人を全く責めず、優しく接した。良人は「焼肉屋になんか生まれなきゃ良かった」とぬか漬けの壺を割っても、彼女は怒らずに怪我を心配した。
良人が見舞いに行かない理由について「会わせる顔が無い」と言うと、静香は「逃げているだけです。安江さんはずっと待っています」と告げる。彼女は「壊しちゃったら、また作り直せばいい」と語り、ぬか漬けの味を再現するよう促して去った。良人は豊川を訪ね、静香が「息子さんに頼まれた」と嘘をついて安江の見舞いに通っていると知らされる。良人は豊川に、ぬか漬けを作って母に食べさせたいので、知っていることを教えてほしいと頼んだ。
良人は豊川から割烹「味 都」を紹介してもらい、静香を誘って訪問した。店主の石原雄司は、ぬか漬と白米を2人に出す。石原は根岸苑でぬか床を分けてもらったことを語り、「ぬか床に話し掛けてみてらどうでしょう」と助言した。良人がぬか床を分けてほしいと頼むと、彼は「お分けするのではなく、お返しするのです」と快諾した。良人はぬか漬け作りを開始するが、なかなか納得できる味に至らなかった。静香が病室へ見舞いに訪れると、安江はあることを彼女に頼んだ…。

監督は寺門ジモン、原作は寺門ジモン、原作協力は高橋れい子、脚本は本山久美子、製作は高橋敏弘、エグゼクティブプロデューサーは吉田繁暁、Co.エグゼクティブプロデューサーは小佐野保、プロデューサーは宇高武志&林鉄洋&山邊博文、アソシエイトプロデューサーは鴨井雄一、撮影は藤本信成、照明は金子拓矢、美術は齋藤しおり、録音は深田晃、編集は青野直子、フードコーディネーターは はらゆうこ&山崎千裕、音楽はAmar、音楽プロデューサーは茂木英興&野口良、主題歌『ヨクワラエ』はケツメイシ。
出演はEXILE NAOTO、土屋太鳳、りょう、竜雷太、大和田伸也、樋口裕師、豊島雅信、石黒賢、松尾諭、寺脇康文、白竜、東ちづる、矢柴俊博、筧美和子、MEGUMI、奏羽茜、紺野ぶるま、河邑ミク、肥後克広、上島竜兵、大泉洋、斎藤汰鷹、飯田基祐、野添義弘、西村直人、山田将之、希志真ロイ、吉村冴加、志村宗一郎、大原あゆみ、大原蓮星、中上サツキ、長谷川公彦、高橋紀惠、大辻賢吾、藤牧優花、村田頼俊、望月雅行、山本栄治、黒川忠文、そうすけ、小林知之、高松信太郎、北林明日香、岩ちゃん、本日は晴天なり、笹木かおり、かがわの水割、テラシマニアック、はっちゴーゴー!!、木坂哲平、飯沼博貴、柳沢太郎、柴田賢佑、牧野太祐、落合隆治、秦野隆光、鈴木彰人、岸井拓哉ら。


食通として知られるダチョウ倶楽部の寺門ジモンが、原作&監督を務めた作品。
脚本の本山久美子は、これが映画デビュー作。
良人をEXILE NAOTO、静香を土屋太鳳、安江をりょう、石原を竜雷太、豊川を大和田伸也、新生を石黒賢、古山を松尾諭、山田を寺脇康文、二郎を白竜、小百合を東ちづる、西田を矢柴俊博、涼子を筧美和子が演じている。
MEGUMI、紺野ぶるま、河邑ミクが本人役で出演しており、「さかな食堂 仁」の従業員役で肥後克広&上島竜兵が友情出演、尾崎役で大泉洋が特別出演している。

良人は「焼肉 粋」に入ると、すぐに食べずに肉に顔を近付けたり、何度もロースターの温度を確かめたり、ゆっくりとトングを持って肉を置いたり、焼き上がりの時間を待ったりする。これらの行動を、全て無言のままでやっている。
だけど、黙って行動するよりも、いちいち細かいウンチクを喋らせた方がいい。そっちの方が、キャラ的にもストーリー進行の意味でも、そして喜劇としても、絶対に得策だ。
あと、喋らせないと間が持たないので、それだけでも大きなデメリットだし。
たまに静香に喋らせているけど、それでもキツいよ。

そこでは何も喋らなかった良人だが、味について正直に言ってほしいと涼子か告げると、一気に饒舌になる。
そして「このタン 冷凍物ですよね」「まだ完全に凍っている部分がある。それは仕方ないのかもしれない。解凍のやり方が中途半端だからドリップと一緒に旨味も全部溢れ出ちゃってるんです。これだと厚切りという形のインパクトがあるだけで、食べた時の旨味が一切ないっ!」などと話すと、その言葉が全てテロップとして画面に表示される。
でも費用対効果としては、文字にした意味は弱い。
もっと効果を上げたいなら、例えば2行ずつ出すんじゃなくて画面を文字で埋め尽くすようにすれば、「ウンチクが長い」というギャグとして成立したかもね。

困ったことに、良人と古山のディベートが開始されると、その台詞が全て文字として表示される。
「ここは人気店だからたまたま自然解凍が間に合ってないだけ。回転率を上げるには仕方がないことと理解してもらわないとね」「価格帯的に黒毛和牛をお客全員に出せるわけがない。一般的にみんなが美味しいと思って食べてるタンのほとんどが輸入モノなわけ。逆に言うとみんながみんな高級な黒毛和牛の味を知ってるわけじゃない」といった古山の言葉も、全て文字にされる。
それだけでも「いや要らんし」と感じるし、おまけに台詞ごとに文字の大きさや出し方を変える。
だけど、それらはウンチクでも何でも無くて、ただのディベートに過ぎないのよ。
そういうトコでテロップを出したら、余計に前述した良人のテロップの効果が薄れるでしょ。

焼肉スタミナ亭のシーンでも、また別の形で「焼き鳥もうなぎも焼肉も本当は炭で焼くのが一番うまい。」などと良人の台詞を文字にする。
でも、疎ましいだけだわ。出すのが絶対にダメだとは言わないけど、その度に表現を変化させるのがウザいわ。
字体も同時に表示する行数も文字の大きさも、縦書きか横書きかってことさえ、その度に違うのだ。
たぶん演出として凝ったことをやろうという気持ちだったんだろうけど、完全に空回りしている。
ロースターの上の肉が写るカットを場面転換に入れる箇所が何度かあるんだけど、そのアイキャッチっぽい趣向も邪魔なだけだよ。

良人はハードボイルドを気取ったような態度や喋り方だし、前半は食べる時さえそれを崩さない。そのため、ホントに美味しいと思っているのか、ホントに味わっているのかと言いたくなる。
彼が食べている姿を見ても、ちっとも美味しそうに感じないのよね。ただ偉そうに食通を気取って、ウンチクを言いたいだけの奴に見えちゃうのよ。
古山とタイプが違うだけで、大枠では変わらないんじゃないかと。
静香に素直な反応をさせることで、フォローしているつもりかもしれない。だけど、良人がエセに見えちゃうのはマズいでしょ。
後半に入ると素直に美味しさを表現するようになるけど、そういうのを最初からやった方がいいでしょ。

静香が良人をカレー店に連れて行くシーンがあるんだけど、これは何のつもりで盛り込んだ展開なのかサッパリ分からない。
2人が行く店は、焼き肉店で統一すべきでしょ。覆面取材の対象じゃないにしても、急に一件だけカレー店に入るシーンを入れるのは、ただ統一感が無くなるというデメリットしか無いでしょ。
尾崎の語る言葉が、大きな意味を持っているとも感じないし。心に響く台詞みたいに言わせているけど、大したことは言ってないし。
尾崎は静香に惚れている様子だけど、それも全く意味が無い設定だし。

良人がブーランジェリー・ニシダを気にするシーンが挟まれるのは何のつもりかと思ったら、そこを閉店に追い込んだ過去が明かされる。
でも、そういうの要らないよ。
古山のせいで自分の母が窮地に陥ったのに、同じことを繰り返していたってのは、どういうつもりのキャラ設定なんだよ。
新生は「事実を書いただけで悪くない」と言うけど、「パンそのものはガシガシしてパサパサ、風味、香りもない、率直に言って不味いパンであった。天然酵母のパンであること以外に特徴がない」ってのは「事実」じゃなくて個人の感想でしょ。

材料に何を使っているとか、どういう方法で作っているとかってのは「事実」だけど、「パサパサしている」とか「風味が無い」ってのは、人それぞれに感じ方が違うわけで。だから、それを「事実を書いただけだから何も悪くない」と言い切っちゃうのは、ものすごく危険じゃないかと。
いや、もちろん個人の感想だからこそ、別に酷評するのも構わないとは思うのよ。
それに、たった1人の酷評だけで閉店に追い込まれるとか、そんなの非現実的だしね。だとしたら、良人は超が付くぐらい有名で、影響力の大きい評論家ってことになるでしょ。
でも、そんな奴だったら、安アパートで家賃滞納とか変だしね。

ストーリー進行としても、一度は仕事を降りると言った良人が書く気になったのに、ブーランジェリー・ニシダの閉店で再び書く意欲が無くなるとか、すんげえ面倒だわ。
もうさ、そういうことでウジウジ悩んでいる場合じゃないのよ。映画も後半戦に突入しているんだし、本筋に集中しろよ。
っていうか、焼き肉の話だったのに、途中からぬか漬けの話にシフトしているのもダメだからね。
焼き肉店の取材を通して良人と静香の関係や古山との因縁を描いていたはずなのに、なんで後半に入ってから「ぬか漬の味を探す旅」にシフトするんだよ。
いっそのこと、良人もグルメ全般に詳しいライターじゃなくて「焼肉に詳しい男」に限定してもいいぐらいなんだぞ。

(観賞日:2022年6月7日)

 

*ポンコツ映画愛護協会